嬉野の繁華街、嬉野温泉のメインストリートである嬉野温泉商店街のほぼ中央に位置する創業1959年の老舗の宿「ことぶき屋」。嬉野温泉でも歴史の古い温泉宿で、嬉野河畔に佇むロケーションの良さと、源泉ならではの極上の泉質がセールスポイントである。実際の「ことぶき屋」は開業よりおよそ半世紀の月日が流れ、誰が見てもその老朽化は免れないが、神経質な人で無ければ、元気な80代のおかみが切り盛りする、昭和な雰囲気のある民宿としての良さを楽しめるはずだ。JR嬉野駅やバスセンターから徒歩圏ながらも程よく離れ、旧長崎街道付近や、最近新しく生まれ変わったシーボルトの湯や嬉野の銘酒「東一」を売る酒店へは湯冷めしないほど隣接している。付近には居酒屋やスナック、バーが乱立していて、かつては芸子800人をかかえた往年の嬉野の面影を見る。むしろ、これほど便利な場所で、わずか数千円で泊まれるリーズナブルなところは他にはないだろう。
素泊まりも出来るカジュアルな宿であるが、折角なら、朝食の湯豆腐は食べてほしい。家族でも使える檜風呂もある。全国に温泉は数あれど、ここの泉質は一回の入浴で効果を実感できるほどの美人の湯である。
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