細川ミラーが公開され、訪れました。国宝を十数件所有していますが、頻繁に展示されてはいないので貴重な機会です。建物自体も歴史が感じられ、ショーケースの下には大きな重箱が並べられていたり、本棚には書物の解... 続きを読む
細川ミラーが公開され、訪れました。国宝を十数件所有していますが、頻繁に展示されてはいないので貴重な機会です。建物自体も歴史が感じられ、ショーケースの下には大きな重箱が並べられていたり、本棚には書物の解... 続きを読む
都電荒川線・早稲田駅の北東方向に歩いて7,8分、肥後細川庭園の奥 (北東側) のかなり上がったところにある肥後熊本藩細川家に伝わるお宝を観れる美術館です。 訪ねた折は、「夏季展 大名美術入門... 続きを読む
文庫と言うので細川コレクションの中の“歴史的な文書類・文献”が保存展示されているのかと思いましたが、それだけではなく、屏風など美術品もあり、見応え充分でした。
このときは冬季展『忠臣蔵と細川家』というあの有名な大石内蔵助と細川家の関わりに関する資料が、わかりやすく解説されて展示されていました。この歴史的事実は小説や映画でおなじみであり、その世界が目の前に展開されたようで非常に面白かったです。建物の外見は趣のある古い民家のようです。元々は細川家の使用人達の住居だったとか、横にある別邸は更にこじんまりとしていますが暖かい日差しが入る大きな窓からは緑濃い庭が見え、コーヒーをいただくくことができます。
この時はふらっと寄ったのですが、たまたま、細川家と関わりのある方らしい紳士がいらしていて、コーヒーをいただきながら様々なお話をしてくださいました。これもまた面白かったです。雑誌“文藝春秋”に様々な細川家の財宝が紹介されていますが、ここにあるのはほんの一部なのでしょう。でも実物を見ることができて良かったです。季節ごとにコレクションの展示内容が変更するらしいので、機会があれば又寄ってみたいです。
国宝とか重要文化財とかって書かれた陶器やがたくさん並んでいて、見応えありました。
駅から遠いのが難点です。
古代中国の名宝展だったので、国宝2点、重文8点、重要美術品8点他と、充実の内容でした。
ものすごく繊細な細工が施してあるB.C.4世紀ごろの国宝の鏡、
これだけで人が呼べます。
細川家伝来の甲冑、書画も充実。
沈南蘋、鈴木其一、白隠、等、お宝の数々。
4階展示物の下には立派な長持ちが並んでいます。
暗いからちょっと目につきにくいけれど、
細川家の九曜紋・桜紋、近衛家の牡丹紋、鍋島家の杏葉紋に、
ここへ嫁いできたお姫様たちの御家柄が忍ばれて見事。
比較しちゃうわあ。
お嫁入り道具に手が抜けないわけね。
入場料800円で大満足です。
でもね、建物がしょぼい、古くて狭くて小さい。
たった一つの最大の難点。
これだけで総合評価を星3つにしたくなる、内容はいいのに。
でも、トイレは、ビックリの最新式。
広くて天井が高くて、清潔で、最新の美術館にも無いほど。
離れでは100円で自販機風の飲み物がいただけます。
広いけど、普通の休憩所。
窓が大きくて、落ち着いた雰囲気です。
交通の便はいいし、標識は完備されているし、なにより駐車場がある。
目白通りの永青文庫の標識のある細い路地を入って下り坂の急階段がある、
その右側の砂利道の奥の質素なお宅です。
近くには椿山荘、カテドラル、講談社の野間記念館。
バス停の近くにはオシャレなoto-no-ha cafeがある、良いところ。
細川家のコレクション という点に 興味をもって 訪問
私の 知識が足りなく、結構 地味な(失礼)展示と感じました。
ただ、名家 ゆえに 保存していかねばならないのかな、、、と 思われるものを感じ、その維持費の一部になるなら、、、とは思います。
建物、庭の手入れにお金をかければ もう少し人気がでるかもしれませんが、 本当にひっそりとした 空間でした。
2012年12月に訪れました。アクセスは【江戸川橋駅】からバスで【椿山荘前】へ、そこから徒歩約8分ほどです。閑静な住宅街の中でもさらに静まった道の奥に、古い建物があります。【永青文庫】という表札があるだけなので、一見では美術館と気付かないでしょう。入場料金800円。広くはありませんが、貴重な展示物が多く、じっくり見れば1時間、2時間とかかるでしょう。
細川コレクションと聞くと一般的ではないかもしれませんが、例えばあの千利休が愛用した碁盤や、宮本武蔵の五輪書なら興味が湧くと思います。絵巻物、屏風、鎧、直筆ノートなど、貴重な宝物が多数展示されてます。年配の方が隣で「これは凄いなぁ~」と唸っていました。私の場合はなんとなくの興味で来ただけだったんですが、分かる人には分かるコレクションなんですね。
熊本に【永青文庫展示室】があり連携して運営してるそうで、定期的に展示物を東京と入れ替えているそうです。二度目に来たら新しいコレクションを見られるかもしれません。iPhoneを持っている方は【永青文庫】で検索すると、作品を鑑賞できる優れたアプリ、【細川家の名宝】をダウンロードできますよ。
古い建物を見ていると、"あの外観に少し手を加えれば鑑賞者がもっともっと増えるのに"とついつい思ってしまいます。が、あの独特な景色が魅力的でもありますね。鑑賞したいという方、表札を頼りに勇気を持って中に入っていって下さい。