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一年中楽しい、旅のアイデア

旅行の計画が3月でも11月でも大丈夫、おまかせください。

Noah Cortez
著者:Noah Cortez2024年11月25日 12分で読める
水辺のベンチのそばで遠くの山脈を眺める2人。
公園で春の花を楽しむ人々。
ロンドンの夜の広場を歩く人々のぼやけた写真。
左から時計回りに、ノルウェーのボードー、ミュンヘンのオリンピック公園、ロンドンのレスター・スクエア
画像提供: From left: Rowie/Tripadvisor; Management/Tripadvisor; Sandra Alkado/Getty Images

太陽が降り注ぐビーチ、雪に覆われたリゾート、文化的ランドマークなど、様々な楽しみ方ができるので、一年中毎日が旅日和です。春にはアルゼンチンのワインフェスティバルや色鮮やかな花々、秋には紅葉狩りや野生動物との触れ合いなど、季節ごとにユニークな体験を楽しめます。人気の観光地から穴場スポットまで、12か月間の旅のアイデアをご紹介します。

1月

この月の特徴:スキータウンはにぎやかですが、人混みはそれほどでもありません。熱帯地方は過ごしやすい気温の日が多く、米国とヨーロッパの大都市では航空券やホテルが割引になります。

クリスマスイルミネーションで彩られた冬のロンドン。
古代の寺院と手前にあるセメント構造の遺跡。
左から:冬の夕暮れ時のロンドン。バッタンバンのワット・エク・プノン。
画像提供: Karl Hendon/Getty Images; Niki R/Tripadvisor

定番:ロンドン

月の3分の1以上は雨の可能性がありますが、ロンドンで人気のアクティビティの多くは屋内型です。特に1月は、演劇鑑賞に最適な季節。人気の舞台でも、ブロードウェイよりはるかに安くチケットが販売される傾向があります。レスター・スクエアにはTKTSのブースがあり、当日チケットを大幅割引で購入できます。

穴場:カンボジア、バッタンバン

食の冒険で1年をスタートしたいなら、クロラン(竹筒に詰めて炊いたおこわ)、プラホック(発酵させた魚のすり身)、ネム(スパイスで味付けした生の魚をバナナの葉で包んだもの)など、地元の名物料理を味わえるバッタンバンへ。

メモ:カンボジアは一年中高温多湿です。屋台グルメを食べたり、地元の市場を訪れたりするなら、少し涼しい1月がおすすめです。

2月

この月の特徴:ロマンチックなバレンタインデーの旅行や暖かい気候を楽しめるリゾートが人気。米国各地では、黒人歴史月間を祝うフェスティバルが開催されます。

ワシントンD.C.のジェファーソン記念館を訪れるアフリカ系アメリカ人の熟年カップル。
オーストラリア、フィリップ島の海岸線沿いに続く草原と断崖。
左から:ワシントンD.C.のジェファーソン記念館。オーストラリアのフィリップ島。
画像提供: Fly View Productions/Getty Images; 29Horas/Tripadvisor

定番:ワシントンD.C.

アメリカ初の黒人女性億万長者が経営するスタイリッシュなサラマンダー・ワシントンD.C.は、黒人歴史月間をお祝いするための拠点にぴったり。国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑などの有名スポットを訪れた後は、ブラック・ブロードウェイとして有名なUストリート・コリドーがあるショーフレデリック・ダグラス国定史跡があるアナコスティアといった、喧騒から離れた地区を散策するのもおすすめです。

穴場:オーストラリア・フィリップ島

メルボルンから約90分の場所にあるフィリップ島。背丈約30cmの小さなペンギンが世界最大のコロニーを作っています。毎晩夕暮れ時には、ペンギン・パレードといって、たいていは何千羽ものペンギンが砂浜をよちよち歩きで巣穴に戻っていく様子を見ることができます。地下の展望エリアを予約すると、目の高さでペンギンが駆け回るのを眺められます。

3月

この月の特徴:春休みを満喫する旅行者が多くなります。各地のビーチリゾートではショルダーシーズンを迎え、ヨーロッパでは雪解けが始まります。

ミュンヘンのイングリッシュ・ガーデンで春の気候を楽しむ若者たち。
山奥の湖までハイキング。
左から:ミュンヘンのイングリッシュ・ガーデン。アルゼンチン、メンドーサ近郊でハイキング。
画像提供: From left: Wirestock/Getty Images; Alexandre B./Tripadvisor

定番:ミュンヘン

バイエルン州の州都オクトーバーフェストで有名ですが、3月にはシュタルクビアツァイト(「強いビールの季節」)が開催されます。レーベンブロイケラーアウグスティナー・ケラーといった昔ながらのビアホールでシュタルクビアを味わったら、洗練されたユーゲント・ウント・ファミリエンホテル・オーガスティンに滞在して、エールがテーマの休暇を満喫。スタイリッシュな二段ベッドの部屋は、アウグスティナー・ブロイのボトルがインテリアにさりげなく溶け込んでいます。

穴場:アルゼンチン・メンドーサ

濃厚な味わいのマルベックで有名なこのワイン産地では、3月にフィエスタ・ナシオナル・デ・ラ・ベンディミアが開催されます。大規模な収穫祭は、女王の戴冠式、ガウチョの衣装で埋め尽くされたパレード、ギリシャ様式の円形劇場、テアトロ・グリエゴ・フランク・ロメロ・デイで行われるショーと、盛りだくさんです。

メンドーサが誇るミシュランの星付きレストラン、アザフラン・レストブリンディージャス・レストランカーサ・ヴィジルゾンダ・コシーナ・デ・パイサヘの1つにもぜひ立ち寄りたいところ。事前に電話で予約することをお勧めします。

4月

この月の特徴:北半球では、気候が暖かく日差しが気持ちよい季節。ショルダーシーズンのお値打ちプランや春のお得なプランがあります。春休みシーズンはとても混雑するので、よく考えて予約することをお勧めします。

イスタンブールを見下ろす眺めのよい屋上で過ごす2人。
日没時に、ラオスのルアンパバーンを流れるメコン川の景色を楽しむ2人のハイカー。
左から:イスタンブールの屋上。ルアンパバーンとメコン川の眺め。
画像提供: From left: Salt in Our Hair/Tripadvisor; Oleh_Slobodeniuk/Getty Images

定番:イスタンブール

近年、イスタンブールには3,000万本ものチューリップが植えられており、毎年4月には、スルタンアフメット広場にある世界最大のチューリップの絨毯が見頃を迎えます。エミルギャン公園のほうは、何百万本もの春の花がトルコ国旗や流れる川などの模様に植えられています。見事な景色を眺めるには、園内にある19世紀に建てられたオスマン帝国のパビリオンがおすすめ。現在はカフェやレストランが入っています。

穴場:ラオス・ルアンパバーン

ピー・マイまたはソンクラーンとも呼ばれるラオスの新年は、4月中旬の週末に祝われますが、フランス植民地時代の建築と黄金色に輝く屋根の寺院が混在することで知られるルアンパバーンでは、賑わいは最大10日間続きます。モンスーンの季節の始まりに開催されるこのフェスティバルは、浄化を象徴しています。寺院から仏像を運び出し、花で香りづけした水を掛けるのも習わしの1つです。

5月

この月の特徴:夏の観光客が押し寄せる前に、手頃な価格で主要都市を満喫するチャンスです。

花が満開の庭園の中央に女性が写っている。
砂丘をハイキングする少人数のグループ。
左から:東京の藤が咲き乱れる庭園。バザルト諸島の島にある砂丘。
画像提供: From left: twomeows/Getty Images; Mélani/Tripadvisor

定番:東京

春先の桜シーズンの混雑を避けて、5月の東京で藤の花を愛でるのはいかが?薄紫の花房が垂れ下がる見事な藤棚やおとぎ話のようなトンネルが、街中のたくさんの庭園や公園を彩ります。中でも名所と言われるのは、小白石川後楽園や、江戸時代に藤が植えられたという亀戸天神社など。藤の花がライトアップされる夜に訪れるのがおすすめです。

穴場:モザンビーク・バザルト諸島

白い砂丘と透き通った海で知られるモザンビーク沖の6つの島々は、セーシェルモルディブのようなインド洋の人気観光地に似ていますが、もう少しのんびりした雰囲気。雨季が終わりを迎える5月は、水中の透明度が最高になり、陸上も比較的過ごしやすい気温です。

6月

この月の特徴:ニューヨークシティイエローストーン国立公園など、おなじみの人気スポットを人混みに揉まれながら訪れるか、それとも夏のシーズンに向けて人里離れた場所を冒険するか。どちらを選んでも、楽しいこと請け合いです。

LGBTQ+ゲイ・プライド・ウィークを祝ってレインボーカラーにライトアップされた、エンパイア・ステート・ビルディングとワン・ベンダービルトの超高層ビル。マンハッタン・ミッドタウン
アイスランドで、人をいっぱい乗せたラフティングボートが水上を進んでいる。
左から:ニューヨークシティの高層ビル街。アイスランドでラフティング。
画像提供: From left: Francois Roux/Getty Images; Tripadvisor

定番:ニューヨークシティ

6月になると、プライド・ウィークを祝ってレインボーカラーに輝きます。毎年恒例のプライド・パレードを見に5番街へ向かうなら、徒歩か地下鉄が最適な移動手段。人混みや通行規制のため、車で街を横断するのは困難です。

穴場:アイスランド・レイキャビク

6月になると、アイスランドの首都では急速に日照時間が24時間に近づき、眠れない白夜が夏至にはピークに達します。日が長いので、ゴールデンサークルのドライブからアイスランド国立博物館の見学まで、市内を散策する時間はたっぷり。夜食をとるなら、トリッグヴァガータ通りにある創業87年のホットドッグスタンド、バイヤリン・ベスタ・ピルスルがおすすめです。金曜日と土曜日は午前6時まで営業しています。

7月

この月の特徴:夏休み中は子供連れのファミリーで賑わいます。人混みが多く、日差しと暑さを満喫できる観光地が人気ですが、これらを避けて旅を計画することもできます。

ノース・アベニュー・ビーチで、シカゴの高層ビル群を背景に、ミシガン湖畔をサイクリングする2人を横から写した写真。
ノルウェーのボードーで泳ぐ準備をする3人の女性。
左から:ミシガン湖とシカゴを象徴する高層ビル群。ボードー近郊でスイミング。
画像提供: From left: Conchi Martínez/Getty Images; Management/Tripadvisor

定番:シカゴ

シカゴにビーチのイメージはあまりないかもしれませんが、市の公園局が管理するミシガン湖沿いの約42kmにわたる湖岸線は、日光浴や水遊びに最適です。リラックスした時間を過ごせるのは外洋船の形をしたビーチハウスが目印の有名なノース・アベニュー・ビーチ。このビーチハウスには、キャスタウェイズというウォーターフロントのレストランがあります。31stストリート・ハーバーシカゴ・ウォータースポーツ・レンタルで、ジェットスキー、ボート、カヤック、パドルボードをレンタルすることもできます。

穴場:ノルウェー・ボード―

ボードーは、北極圏内の街として初めて欧州文化首都に指定されました。スタジオEBNでは、デザイナーのエリザベス・ベノニセンが、鮭の皮から驚くほど美しいバッグやブレスレット、ベルトを作っています。夜型の方なら、太陽が地平線に沈むか沈まないかという7月に訪れるのがおすすめです。

8月

この月の特徴:新学期が始まる前、最後の旅行のチャンス。自然は目まぐるしく様子を変え、フェスティバルを目当てに世界中から大勢の人が訪れます。

グランド・キャニオン国立公園のノース・リムを見下ろす人。
夏の海とビーチを眺める海水パンツの若者たち。
左から:ノース・リムから望むグランド・キャニオン。ラバトにあるベルベル王朝時代の王家の砦。
画像提供: From left: The Yellow Suitcase/Tripadvisor; Dongggeon Kang/Tripadvisor

定番:アリゾナ州・グランド・キャニオン国立公園

グランド・キャニオンサウス・リムは、夏にはうだるように暑く、観光客がひしめき合っていますが、ノース・リム(5月15日~11月30日まで営業)を訪れるのは、公園利用者の10分の1程度です。標高が2,400mを超えるため、年間を通して気候も爽やかで快適。最大限に楽しみたいなら、1時間または3時間のラバの旅、キャニオン・トレイル・ライドを予約するのがおすすめです。

穴場:モロッコ・ラバト

内陸部では気温が急上昇しますが、ラバトは大西洋岸に位置するため、8月は涼しく潮風が爽やか。人混みもなく快適に過ごせます。モロッコの首都であるこの都市には、赤い砂岩でできたハッサン塔や感性を刺激するムハンマド6世近現代美術館など、見ごたえのある博物館や美術館があります。日没前に訪れたいのは、プラージュ・デ・ラバト。黄昏時の海辺を散歩し、海のパノラマビューを背景に素敵な写真を撮ることができます。

9月

この月の特徴:ブドウは収穫を迎え、動物は移動する季節。色鮮やかな紅葉のシーズンも始まります。さらに重要なことですが、再びショルダーシーズンが始まり、人出は少なくなり、最も過ごしやすい気温になります。

歴史的建造物の前を人々が歩く、活気ある広場。
クルーガー国立公園の舗装道路を歩くキリン。
左から:チリ、サンティアゴの賑やかな市内の様子。クルーガー国立公園のキリン。
画像提供: From left: DOF/Getty Images; Linflas/Tripadvisor

定番:チリ・サンティアゴ

サンティアゴでは9月が春の始まり。この時期はリーズナブルな価格のホテルが増え、人混みも減り、野花が咲き乱れます。9月中旬にはチリの独立を記念して、2日間にわたるフィエスタ・パトリアが開催されます。お祝いに欠かせないエンパナーダ・デ・ピノ(牛挽き肉、ゆで卵、玉ねぎ、オリーブ、レーズンを使った料理)などのメニューは、エンポリオ・ズニーノトマス・モロエル・ラピードなどのお店で味わえます。

穴場:南アフリカ・クルーガー国立公園

ヨハネスブルグの北約400kmに位置するクルーガー国立公園では、「ビッグ・ファイブ」(ゾウ、ヒョウ、ライオン、サイ、アフリカ水牛)と「リトル・ファイブ」(ウシハタオリ、ヒョウモンガメ、アリジゴク、カブトムシ、ゾウトガリネズミ)の両方を見る機会があります。サファリアが提供するプライベート1日サファリビバ・サファリの5日間のトレッキングなどのガイド付きツアーがおすすめです。

10月

この月の特徴:気候は心地よく、北半球では紅葉が見頃を迎え、アドベンチャーに最適なシーズン。季節がら幽霊スポットが人気を集めるほか、フェスティバルも目白押しです。

ニューオーリンズの墓地に立つ像の上で羽を休めるカラス。
南怡島の鮮やかに紅葉した木々を眺める女性のグループ。
左から:ニューオーリンズの墓地。秋の南怡島。
画像提供: From left: Jonathan Martin Pisfil/Unsplash; Mirko Kuzmanovic/Getty Images

定番:ニューオーリンズ

米国内で最も幽霊の多い場所の1つとされるニューオーリンズでは、ハロウィーンのずっと前からお化けの季節を楽しめます。10月中旬のクルー・オブ・ブー!に合わせて訪れるのがおすすめ。不気味な衣装を身に着けたパレードがフレンチ・クォーターの通りを練り歩きます。人気のニューオーリンズ・ゴースト、ブードゥー、ヴァンパイア・ウォーキング・ツアーでは、ニューオーリンズ薬局博物館ラローリー・マンションなどの歴史的なスポットを見学できます。

穴場:韓国・南怡島

おとぎ話に出てきそうな景色が広がる南怡島。セコイア、イチョウ、マツが長い並木道を彩ります。10月になると、多くの木々の葉が黄金色に色づき、息をのむような風景により一層の輝きを添えます。KtourstorySAツアーなどのアウトドア専門店によるガイド付きツアーなら、気軽にソウルからの日帰り旅行を楽しめます。ただし、10月の南怡島はとても人気があるため、かなりの混雑が予想されます。

11月

この月の特徴:気候は涼しく、人出は少なめ。ホリデーシーズンのフェスティバルを一足早く味わえます。ハラハラする感謝祭のディナー代わりに旅に出かけるのも一案です。

秋の川下り。
カリフォルニア州、ピズモ・ステート・ビーチのモナーク・バタフライ・グローブにある、オオカバマダラが群がる木々。
左から:京都の鴨川を下るボート。ピズモ・ビーチのモナーク・バタフライ・グローブにある、オオカバマダラが群がる木々。
画像提供: From left: YTCHENG/Tripadvisor; S_Gibson/Getty Images

定番:日本・京都

京都の紅葉のピークシーズンは11月中旬。人気の高い金閣寺は必見です。金箔で覆われた建物と紅葉のコントラストはとりわけドラマチックです。一方、祇王寺は、境内が柔らかな緑色の苔で覆われ、そこに深紅の楓の葉が降り注ぎます。街の有名スポットの多くがライトアップされるため、夜の紅葉も見事です。

穴場:カリフォルニア州・ピズモ・ビーチ

10月下旬から2月にかけて、カリフォルニアの海岸林には何万羽ものオオカバマダラが集まります。11月に観察するなら、ピズモ・ビーチが最適です。オオカバマダラが群がるのは、そびえ立つユーカリの木立。ここには、冬を生き抜くのに必要なものがすべて揃っています。

ヒント:車での移動時間を最短にしたいなら、サンタバーバラ空港を利用するといいでしょう。または、サンフランシスコ国際空港(SFO)やロサンゼルス国際空港(LAX)からは約4時間のドライブです。

12月

この月の特徴:ベルリンやニューヨークなどがクリスマス定番の旅行先です。スキーができる観光地も豊富。残念ながら、航空券とホテルの料金は高くなる時期です。

遠くに山を望む場所で、冬に屋外アイスホッケーをする2人。
クリスマスイルミネーションが灯る狭い通り。
左から:カナダ、ウィスラーの屋外でアイスホッケー。ドイツ、パッサウのクリスマスイルミネーション。
画像提供: From left: Whistler Tourism Board/Tripadvisor; Westend61/Getty Images

定番:カナダ・ウィスラー

冬のウィスラーには、いろいろな楽しみ方があります。北米最大級のスキーリゾート、ウィスラー・ブラッコムでは、3,200ヘクタールを超える広大なスキー場でパウダースノーを堪能できます。スキーをしない人は、犬ぞりスノーモービルスノーシューに挑戦したり、森の中のウォーキングコースで、幻想的な光が美しいバレア・ルミナのイルミネーションを鑑賞したりできます。

穴場:ドイツ・パッサウ

ヨーロッパではブダペストプラハなどの大都市がホリデーシーズンに最も注目を集めますが、パッサウのような小さな街では、混雑を避けて、クリスマスの華やかな雰囲気を堪能できます。ホリデーシーズンには、イルミネーションで彩られ、聖シュテファン大聖堂ではクリスマスパフォーマンスが行われ、街は一段と賑やかに。人気のクリストキンドルマルクトも開催されます。粉砂糖をまぶしたショートブレッドのお菓子をほおばりながら、羊のミルクから作られた石けんやミニチュアの陶磁器の家を選んでみては。