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絶景・奇景がいっぱい!関西のハイキングスポット5選

People walking through a hiking trail
画像提供: Angelo Pantazis / Unsplash
著者:Tripadvisor2022年10月10日 6分で読める

ハイキングシーズン到来。関西には、個性的なハイキングが楽しめる山がたくさんあります。ココでしか見られない絶景広がるビュースポットをご紹介します。

本記事で紹介されているスポットは、下記の「旅リスト」にまとめられており、地図や一覧で簡単に確認できます。

大台ヶ原山(奈良県上北山村・川上村、三重県大台町)

個性的な景観広がる「正木峠」は必見。オブジェのような立ち枯れのトウヒが林立しています。この景色、1959年に直撃した伊勢湾台風の影響で、大規模な立ち枯れが発生してしまったがゆえに生まれたもの。幻想的な風景の中に、自然の儚さを感じさせるハイキングスポットです。

Dried trees on a walking trail
画像提供: hikosanさんの投稿写真
朽ちてしまった木々の正木峠は圧巻です。独特の景観というのはこちらのことをいうのでしょう。食物連鎖の崩壊などが原因でこのような景観になってしまったらしいのですが、それを改善しようと活動されている様子も見てとれます。
— popomaru.giftさんの口コミ
Close up of a dead tree
画像提供: にのしょうさんの投稿写真
正木峠や正木ヶ原の荒廃感はなかなか良かったです。写真を撮るのが好きなので、そういう「地の果て」みたいなイメージをもって写真を撮ると面白い写真がとれると思います。
— にのしょうさんの口コミ

約800mの断崖絶壁の上にある「大蛇ぐら」は、ぽこっと突き出た形が印象的です。大蛇の背中に乗ったようなスリルが味わえます。秋の紅葉シーズンは、混雑必至。

Large rock cliff
画像提供: 啓子 江さんの投稿写真
大蛇嵓は絶壁で岩の周囲をチェーンで囲っているだけです。見晴らしの良い絶景なのに高所恐怖症の人は立って進むのも辛く試練の時間です。晴れた日なら岩は滑りませんので奥の方まで行けば更に視界が広がります。
— くらさん55さんの口コミ
Hikers atop a mountain enjoying the view
画像提供: 町田の熊さんの投稿写真
晴れていれば熊野の海も望めますし、多種類の樹木や草花も楽しめます。圧巻は断崖絶壁の「大蛇窟」。きっと足がすくむ事でしょう。一番いい時期は紅葉の季節。
— mtmiyanoura1934shakuさんの口コミ

「正木峠」と「大蛇ぐら」の他にも、大台ヶ原の最高峰「日出ヶ岳」や「牛石ヶ原」も巡れるAコース(初級)がオススメ。約9kmを約4時間かけて進みます。登山道が整備されているので、歩きやすいコースです。

View of 大台ケ原山
画像提供: dhweu4t34さんの投稿写真

武庫川渓谷(兵庫県西宮市)

鉄道好き垂涎(!?)の廃線ハイキングが楽しめるのが、こちら。旧国鉄福知山線の廃線跡をたどる約6kmを歩きます。福知山線の生瀬駅と武田尾駅を南北につなぐ武庫川渓谷に沿って約2時間。ちなみに、どちらからスタートしてもOKです。廃線沿いの渓谷には、迫力ある奇岩が続きます。

Exit of a tunnel leading to a red bridge
画像提供: TAK1963
JR福知山線の旧線路跡を行くと、武庫川渓谷が見え、せせらぎを聞きながらの散歩は変化に富んでおり、ユニークな体験となりえます。特に電灯のないトンネルを行くときは、暗闇を歩くことになるため探検気分を味わえます。鉄橋も昔かけたままで、あまり手入れされているようには思えませんでした。
— たびたろうさんの口コミ

線路は撤去されていますが、一部、枕木は残されています。

Pathway in the mountains
画像提供: kaku2007さんの投稿写真

真っ暗なトンネルが8つあり、暗闇を懐中電灯の明かりを頼りに進むのは、冒険気分満載。生瀬駅から進んで5つ目のトンネルを抜けたところには、赤い鉄橋が!

Entrance of a tunnel in the mountains
画像提供: kaku2007さんの投稿写真
自然豊かな渓谷沿いのルートで、枕木が残るJR廃線跡を歩くことができます。途中、数箇所真っ暗なトンネルも歩くのでライトが必要です。武田尾駅か、塩瀬の木ノ元バス停から出発となり、普通に歩いて約1時間30分で着くことができます。
— トレインバスさんの口コミ

御在所岳(三重県菰野町、滋賀県東近江市)

岩をよじ登ったり、鎖を伝ったり、ハシゴを渡ったり。アスレチックよろしく、様々な難所をクリアしながら、山頂を目指します。いくつかコースがありますが、約4kmの登山道を3時間弱かけて登る「中登山道」コースがイチオシです。

People crossing a bridge with a river below it
画像提供: yoitoko137さんの投稿写真

道すがら、数々の奇岩や巨岩も目を楽しませてくれます。「大黒岩」が見えてきたら、頂上までもう少し。

Rock formations
画像提供: marineblue2016さんの投稿写真
三重県と滋賀県の境に在る断層山脈で、春夏はハイキング、秋は景色、冬は登山やスキーと四季を通じて楽しめる山です、急峻な岩壁でロッククライミングを楽しむ人達もいるそうです、いろいろな形の巨岩・奇岩が見られ、ハイキングやロープウェイからの景色が楽しめます
— Taira湘南さんの口コミ

12月下旬〜3月中旬の間、気象条件が揃うと樹氷ができることがあります。最も美しい状態で出現するのは、1〜2月。また、人の手で作られる高さ10m、横幅20mの氷瀑(ひょうばく)も見事です。

Snowy trees in a mountain
画像提供: morirenaさんの投稿写真
氷瀑というものを初めて見ました。ロープウェイでは霧がかかっていましたが、山頂に着いたら雲の切れ間から、その幻想的な姿が目に飛び込んで来ました。青空の下、美しい氷瀑と樹氷を見ました。
— フライフィッシャーさんの口コミ

曽爾(そに)高原(奈良県曽爾村)

9月下旬~10月中旬、倶留尊(くろそ)山と亀山の山肌に広がる「曽爾高原」が、一面ススキに覆われます。夕日に照らされ、ススキが金色に輝く光景は、ジブリ映画「風の谷のナウシカ」のラストシーンのようです。いくつかハイキングコースが設定されていますが、「曽爾高原」をメインに楽しむなら、約2時間半の「曽爾高原大好きコース」がベター。

Sun setting over a hiking trail
画像提供: Oga-Washingtonさんの投稿写真
11月中旬~下旬には開いたすすきの穂が垂れ、昼は銀色に、夕方は夕陽で金色に染まります。夕陽に照らされ風になびく様は、まるで金色の絨毯のよう!!例えるならジブリ映画「風の谷のナウシカ」のラストのような情景です。『その者、蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし』曽爾高原のすすきは、まさに王蟲の触手といっていいでしょう。
— Oga-Washingtonさんの口コミ
People walking through a hiking trail
画像提供: Masayuki07さんの投稿写真
11月の夕暮れ時に黄金にそまるすすきが有名ですが、秋は日中もすすきの高原の中のハイキングがとても気持ちよかったです。秋は夜になるとお亀池(といっても湿地になっており、水はない)の周囲が灯篭でライトアップされてまた雰囲気がかわりきれいです。
— ブラックベリーさんの口コミ

ポンポン山(京都府京都市)

山頂で足を踏み鳴らすとポンポンと音がする(!?)ことから「ポンポン山」と呼ばれていますが、正式名称は、「加茂勢(かもせ)山」。10コース以上のハイキングコースが設定されています。標高は678.9mと低めなので、初心者でも気軽にハイキングが楽しめます。

Altitude sign on the mountain top
画像提供: 啓子 江
頂上は見晴もよく360°の景色を楽しむことができます。ポンポン山の名前の由来が、頂上の土を太い木でたたくとポンポンと乾いたような音がするというので、やってみたら本当にそんな音がしました。
— harihariさんの口コミ
On top of ポンポン山
画像提供: たぬたぬ花ちゃん
本山寺近くの駐車場に車を停めて、本山寺を経てポンポン山へ。結構歩きますが、山好きの方には気持ちのいい山でしょう。各方面から登山道があるので、多くのハイカーが訪れます。展望はとても素晴らしく、又登りたくなる山です。
— 旅好きのアキさんの口コミ

一風変わった景色が見られる山や他にない体験ができる山など、バリエーション様々でしたね。特別な登山になること間違いなしです!