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世界で人気!動物ふれあい体験12選 野生動物サファリ、フェアリーペンギンなど

ケニア・ナイロビの森林地帯を歩き回る2頭のキリン
画像提供: Giraffe Manor/Tripadvisor
著者:Tripadvisor2023年7月12日 7分で読める

自然環境で動物を観察するというのは、神秘的な体験です。列をなして巣へと戻るペンギンや、昼寝をするライオンなど、野生生物の生態を眺めるのはとても興味深いものです。間近で観察できれば、なおさらです。

訪れる価値のある、世界で人気の動物とのふれあい体験12選をご紹介します。ワンポイントアドバイス:高性能カメラを準備すると、見事な動物の雄叫び、いびき、滑走する姿を収めることができます。

1.アイスランド・レイキャビクでツノメドリを観察

アイスランド・レイキャビクの沖合、アークレイ島にいるツノメドリのクローズアップ写真
画像提供: Julie W/Tripadvisor

アイスランドには世界各地にいるツノメドリの多くが生息しています。レイキャビクは、この象徴的な鳥の生態を観察するのに最適なスポットです。エクスプレス・クルーズで、ツノメドリが営巣地とする自然保護区アークレイ島を訪れてみるのはいかが。ツアーでは双眼鏡も用意されているので、よく観察することができます。

ご予約はお早めに。ツノメドリウォッチングは非常に人気があり、クルーズは観察のピークシーズン、5月~8月のみ運行しています。海の状態や潮の干満によっては、島のすぐ近くまで小型ボートで行くことができます。高性能のズームカメラを持参するのがおすすめです。

2.アラブ首長国連邦・ドバイでラクダやハヤブサとふれあう

ドバイのアラビア砂漠でラクダに乗って写真撮影をする男性旅行者
砂漠でハヤブサを腕に止まらせている、白いローブを着た男性旅行者
砂漠の砂の上で休むアラビアオリックスの群れ
画像:(左から右へ)フセム・A/トリップアドバイザー、スティーブン・N/トリップアドバイザー、ステファン・E/トリップアドバイザー

ドバイと言えば、頭に浮かぶ動物はラクダでしょう。ジュメイラ・ビーチでもラクダを見ることができますが、郊外に行くと、他にもたくさんの素敵な野生生物と出会えます。

トラベラーズチョイスアワードを受賞した砂漠ツアーでは、ラクダに乗って砂丘を旅することができます。UAEの国鳥、雄大なハヤブサを腕に止まらせる体験も外せません。ツアーは年中催行されますが、11月~4月が涼しい気候となっています。

のんびりした体験を選ぶのであれば、半日ツアードバイ砂漠保護区を訪れることができます。ガイドが快適なレンジローバーで広大な自然保護区をご案内します。ガゼルや珍しいアラビアオリックスを見つけてみるのはいかが。

3.ケニア・ナイロビで野生動物サファリに繰り出す

ナイロビ国立公園でサファリジープからサイを観察する旅行者。背景には街のスカイラインが見える。
画像提供: Gus C/Tripadvisor

ナイロビの郊外に位置する、世界的に有名なナイロビ国立公園ではサファリゲームドライブを体験できます。ここは、ケニアで最も訪れやすいサファリです。シマウマや、「ビッグ5」のほとんどが生息しており、数多くの野生動物を間近で見ることができます。遠くにケニアの首都の高層ビル群が見えるスポットもあり、印象的です。

自分で運転することもできますが、サファリツアーに参加すると、国立公園内で野生生物を存分に観察できます。ガイドがジラフセンターシェルドリック・ワイルドライフ・トラストを案内します。キリンにエサをあげたり、ゾウを観察したりできます。7月から10月の乾季がおすすめです。この時期は植物の密度が低く、動物を見つけやすくなります。

4.ハワイ・マウイ島でアオウミガメと泳ぐ

ハワイ・マウイ島近くのモロキニクレーターの上空写真
アオウミガメの近くでシュノーケリングをする2人の旅行者
サンゴ礁の上でシュノーケリングをする女性旅行者
画像提供: (from left to right) triggerfishsaul/Getty, wndslr/Tripadvisor, Maui Reef Adventures/Tripadvisor

マウイ島から約5kmの場所にあるモロキニクレーターは三日月形の小島。周辺には年中、数多くの海洋生物が生息しています。ウナギ、ウニ、色とりどりの魚の群れ、もちろんハワイアオウミガメも観察できます。

シュノーケリングツアーでは、タートルタウンに立ち寄り、モーターボートでクレーターに向かいます。美しいアオウミガメを間近で見ることができます。11月から3月の雨季の間は視界があまりよくありませんが、ザトウクジラを観察できるかもしれません。

5.メルボルン・フィリップ島でペンギンパレードを観察

メルボルン・フィリップ島でのペンギンパレードでよちよち歩きながら巣に戻る小さなペンギンたち
画像提供: Boy_Anupong/Getty

毎晩、フィリップ島では、何千羽ものフェアリーペンギンが海から上陸して、巣へと戻っていきます。ペンギンパレードとして知られ、オーストラリア、おそらく世界一かわいい動物との出会いとなることでしょう。早めに到着して、最高の観察スポットを確保することができます。

フィリップ島1日ツアーに参加して、メルボルンの旅を満喫しよう。ペンギンパレードのほか、カンガルーに直接餌やりをしたり、ワラビーと触れ合ったり、珍しいタスマニアデビルを観察したりすることができます。

6.南アフリカ・ケープタウンでペンギンを間近で観察

南アフリカ・ケープタウンのボルダーズビーチを歩き回るアフリカペンギンの大きな群れ
画像提供: aubergine_man/Tripadvisor

南アフリカにも、ペンギンは生息しています。一年中、ケープタウンボルダーズ・ビーチではペンギンが自由に戯れていますが、最適な時期は、何千羽ものアフリカペンギンがビーチに群がる営巣シーズン(2月と8月)です。9月から10月は、多くのペンギンが海に餌を採りに行くので、静かになります。

少人数グループツアーでは、ボルダーズ・ビーチのほか、喜望峰などの絶景スポットも訪れます。ダチョウやヒヒに遭遇する場合もあり、道中も見逃せません。

7.アラスカ州ジュノーでホエールウォッチング

アラスカ州ジュノー近郊で海面から跳ね上がるザトウクジラ
画像提供: Lance King/Getty

クジラがお好きな方は、ジュノーに滞在するのがおすすめ。4月から9月までは、600頭を超える巨大なザトウクジラが餌を探しに河川に戻ってきます。山々を背景に、クジラが回転したり、潮を吹いたり、尻尾で海面を叩いたりする様子を観察できます。さらに、シャチ、イルカ、アシカもやってきます。

旅行者に人気のホエールウォッチング&氷河ツアーでは、情熱溢れるガイドが同行し、息を呑むように美しいメンデンホール氷河ナゲット滝へのハイキングを満喫できます。運が良ければ、途中でツキノワグマや白頭ワシに出会えるかも。

8.フロリダ州クリスタル・リバーとネイプルズでマナティーとふれあう

フロリダ州クリスタル・リバーで2頭のマナティーのそばでシュノーケリングをしている旅行者の水中写真
フロリダ州ネイプルズでの野生動物の観察ボートツアーでマナティーの写真を撮る旅行者
フロリダ州クリスタル・リバーとネイプルズでマナティーを観察する旅行者。画像:(左から右へ)グレッグ・L/トリップアドバイザー、アンジー・シーホルン/トリップアドバイザー

豆知識:マナティーはゆっくりと動き、草を食べることから「海牛」とも呼ばれています。米国の一部の地域の沿岸の浅瀬に生息しており、フロリダはマナティーを見るのに最高の場所です。

間近で観察するなら、クリスタル・リバーへ。マナティーと一緒に泳ぐことができます。とても好奇心旺盛なため、キスを求めて数頭が近づいてくるかもしれません。旅行者の間で、2023年絶対に行きたいアクティビティリストの1つとして話題になっています。

ネイプルズを下る野生生物ボートツアーも、この水生動物に出会えるのでおすすめです。マナティーは一年中見ることができますが、潮が引き、太陽の位置が最も高い時期に遭遇するチャンスが高まります。アメリカワニやオオメジロザメにも出会えるかも。

9.コスタリカ・タマリンドでナマケモノとふれあう

コスタリカ・タマリンドの木に生息する3本指のナマケモノのクローズアップ写真
画像提供: Tour19871229047/Tripadvisor

ナマケモノはコスタリカの国獣に指定され、よく知られています。ただし、木の高い位置に隠れるので、熱帯雨林で見つけるのは難しいこともあります。

ゆっくり動くこの動物に出会うチャンスを高めるには、タマリンド発の1日ツアーに参加するのがおすすめです。渓谷に囲まれた、有機農場と野生生物の保護区フィンカ・ベルデにも立ち寄ります。熱帯雨林を散策しながら、ガイドがナマケモノのほか、オオハシ、ヘビ、カエルなどの動物を見つけて教えてくれます。

ハイキングに興味がない方は、タマリンド・エスチュアリー・サファリ・クルーズに参加して、のんびり見て回ることもできます。熟練したガイドが、ワニ、ホエザル、さまざまな鳥を見つけてくれることでしょう。

10.インドネシア・コモド島でコモドドラゴンを観察

舌を出している大きなコモドドラゴンのクローズアップ写真
画像提供: Chris H/Tripadvisor

コモドドラゴンは、体長約3メートルにも成長する世界最大のトカゲです。コモドドラゴンに出会うには、インドネシア東部のコモド島が最適です。ここでは、何百匹もが自由に歩き回り、日陰で日光浴をしています。ただし、安全な距離を保つことをお忘れなく。刺激されると攻撃的になり、素早く動くこともあります。

コモド島の宿泊施設は多くはないため、ラブアン・バジョホテルに泊まり日帰りツアーで島を訪れることができます。アクティビティでは、コモドドラゴンを見たり、雄大なマンタやウミガメと一緒にシュノーケリングしたり、美しいピンクビーチを散策したりできます。

11.エクアドル・ガラパゴスのイサベラ島をフラミンゴと一緒に満喫

エクアドル・ガラパゴスのイサベラ島のラグーンにいるフラミンゴの群れ
足が鮮やかなブルーの海鳥、アオアシカツオドリのクローズアップ写真
画像提供: cheri b/Tripadvisor, Angelica D/Tripadvisor

イサベラ島には、大自然のビーチや火山の美しい風景のほかにも数多くの魅力があります。鮮やかなフラミンゴ、アオアシカツオドリ、ゾウガメなど、あらゆる種類の野生生物が生息しています。最大の魅力は、島には捕食動物があまりいないため、動物たちが人間を恐れないことです。実際、フェリー乗り場でアシカがくつろぐ姿がよく見られます。

ガラパゴス諸島の主要な島であるサンタ・クルス島発の少人数グループツアーで島内を観光できます。ウミイグアナとの日光浴からサメやウミガメと一緒に泳ぐ体験まで、動物とのふれあいを終日満喫できます。

12.ノルウェー・トロムソでウミワシを見つける

ノルウェー・トロムソの海に急降下するオジロワシのクローズアップ写真
画像提供: Eric184/Tripadvisor

オジロワシ、遊び好きなイルカ、堂々としたトナカイ。トロムソ観光クルーズでは、そんな動物を見ることができます。フレンドリーなクルーと北極海を航海し、美しい野生生物やフィヨルドを眺めてみては。沖合での釣りに挑戦することもできます。

12月に訪れるなら、ノルウェーはオーロラ鑑賞のピークシーズンです。のんびりとトナカイのそりに乗る体験と組み合わせることもできます。これで、人生でやりたいことリストのうち、2つを実現できます。