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バカンスにおすすめの島12選

バリ島からバルバドス島まで。

Noah Cortez
著者:Noah Cortez2024年11月6日 10分で読める
緑に覆われた岩場の中でロングテールボートから海に飛び込む男性
タイのピピ諸島。
画像提供: Marco Bottigelli/Getty Images

穏やかに揺れるヤシの木の下で、柔らかな砂浜に座ってのんびりとリラックスできる、島でのバカンスは不動の人気を誇ります。心ゆくまでリラックスできますが、その一方で楽しみはそれだけではありません。冒険的な一人旅から家族でのリトリートまで、充実したさまざまな体験が待っています。

ここでは、ビーチへの旅の計画をスタートするのに役立つ、イチ押しの世界の島々をご紹介します。

バリ

木々の間の枝に座っているカニクイザルの群れ
聖域としても知られるバリのモンキー・フォレストにいるカニクイザル。
画像提供: nvelichko/Getty Images

おすすめシーズン:5月から9月の乾季

こんな人におすすめ:至福の体験を楽しみたい一人旅や冒険好きなカップル

観光ルート:ウブド・モンキー・フォレストは朝の早い時間に訪れるのがおすすめ。人混みを避けて、古代寺院の合間で遊んでいるサルを観察できます。ただし、サルに荷物を取られないように対策をお忘れなく。リラックスしたい方は、バリの伝統的なスパで全身マッサージを受けることもできます。評価5の口コミが1,500件以上投稿されているウブド・トラディッショナル・スパがおすすめです。息を呑むような景色を望むなら、バトゥール山へ日の出のトレッキングへ。ほとんどの人は午前4時頃に出発し、山道はかなり混む可能性があるので、辛抱強く待つ覚悟で足を運んでください。ビーチが好きな人は、パンタイ・グリーン・ボウルで静かなひとときを。ビーチまでは急な階段を下りなければなりませんが、柔らかい砂浜とサーフィンに絶好のコンディションを満喫できるため、訪れる価値は十分です。

Where to stay

モーリシャス

ウミガメと一緒に水中でシュノーケリングをする男性
モーリシャスでシュノーケリング。
画像提供: Roberto Moiola/Getty Images

おすすめシーズン:9月から12月:貿易風が穏やかでダイビングやシュノーケリングに最適な天候

こんな人におすすめ:新婚旅行で人混みを避けながらシュノーケリングを楽しみたい人

観光ルート:モーリシャスと言えば、透き通った綺麗な海とル・モルヌなどの自然のままのビーチが有名。ブルー・ベイ・マリン・パークのシュノーケリング体験や夕日を眺めながらカクテルを楽しめるゼスト・バー&ラウンジも欠かせませんが、島の魅力はそれだけではありません。詳しい標識を見ながらぴったりのコースを見つけられるゴルジュ・ド・リヴィエール・ノワール国立公園をのんびりとハイキングをしたり、シャマレル・セブン・カラード・アースの色鮮やかな砂丘に挑戦することもできます。街では、活気溢れる中央市場を訪れて、ガイド付きツアーでロティやガトーピマ(黄色のスプリットピーを使ったフリッター)を堪能できます。

Where to stay

サウスカロライナ州、ヒルトン・ヘッド

夕暮れ時にビーチを歩く人々
ヒルトン・ヘッド・アイランドに沈む夕日。
画像提供: Everett Atlas/Getty Images

おすすめシーズン:4月から5月と9月から10月。気温が26度前後で、海水は温かく、人出も少ないため

こんな人におすすめ:ゴルフ愛好家や、砂浜以外にも自然を満喫できるビーチでの休暇を楽しみたい家族連れ

観光ルート:ジョージア州サバンナから1時間、サウスカロライナ州チャールストンから2時間の場所にあるヒルトン・ヘッドには、見どころが目白押し。柔らかい砂浜と賑やかな家族向けの雰囲気で知られるコリニー・ビーチがおすすめ。一日過ごした後、夕暮れ時にその絶景で知られるドリセン・ビーチに立ち寄ってみては。ゴルフ愛好家なら、ビーチを離れてPGAツアーのRBCヘリテージ・ゴルフトーナメントの開催地であるハーバータウン・ゴルフリンクスで1~2ラウンド回りたいもの。また、滞在先のホテルや貸別荘、ヒルトン・ヘッド・アウトフィッターで自転車をレンタルできるので、風光明媚なシー・パインズ・フォレスト保護区の5.3kmのコースに沿ってサイクリングを楽しめます。

Where to stay

スペイン、ランサローテ島

氷の上にザリガニが載ったトレイ
ランサローテ島のリストランテ・エル・リスコでディナー。
画像提供: MaríaMoreira/ Tripadvisor

おすすめシーズン:3月から6月。気温が穏やかで空が澄んでいるため

こんな人におすすめ:冒険好きの一人旅とグルメ好きの旅行者

観光ルート:スペインの火山、カナリア諸島への旅では、ほとんどの旅行者がテネリフェ島やグラン・カナリア島を訪れますが、静かな雰囲気と素晴らしい風景が魅力のランサローテ島がおすすめです。たとえば、ティマンファヤ国立公園では、火山の地形により、火星にいるような気分に浸れます。(ヒント:現地ツアーに参加すると、バスで景勝地ごとに降車できます。駐車場の確保に悩む必要もありません。)そこから、黄金色の砂浜と透き通った海で有名なパパガヨ・ビーチで一日を過ごせます。ただし、ビーチへの道はかなり険しいのでご注意ください。地元の料理を堪能するのもお忘れなく。リストランテ・エル・リスコラ・カサ・デ・ラ・プラヤセントロ・ソシオカルチュラル・ラ・テガラでは、ロパ・ビエハ(煮込んだ肉のシチュー)やビエンメザベ(濃厚なアーモンドのデザート)など、海を眺めながらカナリア諸島の郷土料理を味わえます。

Where to stay

ハワイ、オアフ島

さまざまなウォータースポーツ、パラソル付きのビーチチェア、海で遊ぶ人々が集まるワイキキビーチ
オアフ島のワイキキビーチ。
画像提供: M Swiet Productions/Getty Images

おすすめシーズン:4月から6月または9月から12月上旬。料金もお手頃で混雑も少ないのが特徴。

こんな人におすすめ:絶品グルメを楽しみたい旅行者や、リラックスしたい家族連れ

観光ルート:レインボー・ドライブインで一日をスタートし、ロコモコを注文してから、オアフ島の休火山、ダイヤモンド・ヘッドへのハイキングへ出発。写真撮影で立ち止まる回数にもよりますが、ハイキングの所要時間は約1時間です。ハイキングの後は、世界的に有名なワイキキビーチで午後の時間を過ごし、サーフィンや水泳、日光浴を満喫できます。その後は、近くのワイロア・シェイブアイスで絶品スイーツを堪能。フレーバーを問わず、かき氷に練乳と餅をトッピングするのがおすすめです。ホノルルのホテルに戻る場合は、パリ・ハイウェイを通り、途中でヌアヌパリ展望台に立ち寄ってみて。ここからは海岸線全体を一望できますが、ハワイの有名スポットならではの強風に備えてください。

Where to stay

モルディブ

ビーチに向かってシュノーケリングをする2人の航空写真
モルディブでシュノーケリング。
画像提供: Peter Cade/Getty Images

おすすめシーズン:1月から3月。天候が良くなる一方、価格は高くなる可能性があります

こんな人におすすめ:ロマンチックな休暇を楽しみたいカップルや、島を独り占めしたい一人旅の旅行者

観光ルート:モルディブでは、滞在時間の99%をリゾートで過ごし、リラックスしたり、シュノーケリングスポットやプライベートアイランドへの日帰りツアーに参加したりすることになります。ですが、可能であれば、旅の終わりに少し時間を確保して、モルディブの他のスポットを見て回るのがおすすめ。特にマレでは、17世紀を象徴するグランド・フライデー・モスクを見学したり、フィッシュマーケットで地元の暮らしを体験したり、島の新鮮なシーフードを堪能したりできます。

Where to stay

ギリシャ、クレタ島

赤い柱が数本ある石造りの遺跡
ギリシャ、クレタ島のクノッソス宮殿遺跡。
画像提供: iuliia_n/Getty Images

おすすめシーズン:5月から10月。降雨量が少ないため

こんな人におすすめ:冒険とリラクゼーションを両方楽しみたい家族連れや、人混みの少ない遺跡を探している歴史愛好家

観光ルート:大人も子供も、歴史好きなら、島の古代史跡を優先的に巡るのがおすすめ。首都イラクリオンの郊外にあるクノッソス宮殿からスタート。この遺跡には、四千年前まで遡る見事なフレスコ画が残されています。サマリア渓谷でのハイキング(約17kmに及ぶため、歩きやすい靴を履き、十分な水分を持参することをおすすめ)や、ファラサルナ・ビーチでの夕日を眺めながら、クレタ島の自然の美しさを存分に満喫するのもお忘れなく。

Where to stay

クロアチア、スプリト

海のそばで踊ったり立ったりする若者の集団
クロアチア、スプリトのフラフラ・ビーチ・バー。
画像提供: Management/Tripadvisor

おすすめシーズン:5月から6月または9月から10月。気候が快適で観光客が少ないため

こんな人におすすめ:友達との旅行で穴場のパーティースポットを探している人や、ギリシャやイタリア以外のビーチで休暇を楽しみたい家族連れ

観光ルート:家族や仲間全員で参加する場合は、ウォーキングツアーに参加して、まずはスプリトの魅力的な通りを散策。その後、フェリーに乗ってフヴァル島へ。ドゥボヴィカ・ビーチルチシュチャ・ビーチなどの美しいビーチ、さらにはフラ・フラ・ビーチ・バーカルペ・ディエム・ビーチ・クラブなどの活気に満ちたナイトライフで知られています。家族連れなら、フヴァル島の人混みから離れてボートですぐのパクレニ諸島へ。専用ボートをチャーターして、家族と一緒に泳いだりシュノーケリングをしたりして、一日を過ごすこともできます。誰と一緒の旅でも外せないのが、きらめく海が幻想的な雰囲気を演出するビシェヴォ島青の洞窟

Where to stay

スペイン・マヨルカ島

岩の多い湾を見下ろす景色と、ブルーとグリーンの海の近くに座る人々とレストラン
スペイン、マヨルカ島のカーラ・デイアのベイビーチ。
画像提供: Alex/Getty Images

おすすめシーズン:7月から9月:太陽、砂浜、壮観なフェスティバルを満喫

こんな人におすすめ:リラックスしたい一人旅や自然や歴史を楽しみたい家族連れ

観光ルート:パルマを起点に、アルムダイナ王宮や13世紀のサンタ・マリア大聖堂など、ローマやムーア人が残した財宝を探索してみませんか。そこから、海岸沿いや田園地帯をドライブすればマヨルカ島の人気観光スポットを巡ることができます。見逃したくないのはポレンサのアートギャラリー巡りからソン・モラグエスでのオリーブオイルを使った絶品グルメです。のんびりと羽を伸ばすなら、カラ・デイアプラヤ・デ・フォルメントールなどの人気ビーチへ。どちらも島を代表する岩の多い入り江と、透き通ったターコイズブルーの海が特徴です。7月にはラ・ベアタ・デ・バルデモッサ祭の色とりどりの街頭パレードを見物できます。9月にはヴェルマール・デ・ビニサレム祭で収穫シーズンの終わりを祝ったり、ワイン試飲会やブドウ踏み大会に参加できます。

Where to stay

バルバドス

ビーチを歩くサーファーと別の男性
バルバドスのサンディ・レーン・ビーチにいるサーファー。
画像提供: Maremagnum/Getty Images

おすすめシーズン:12月から2月の乾季

こんな人におすすめ:友達との旅行で活気溢れるナイトライフやフェスティバルを楽しみたい人や、美味しい食事を探している一人旅におすすめ

観光ルート:バルバドスでの体験は、どの海岸に滞在するかによって大きく異なってきます。「プラチナ・コースト」として知られる島の西側には、ペインズ・ベイサンディ・レーンなどの穏やかな高級ビーチがあり、安全に泳ぐことができます。東海岸では、バトシバなどのサーフスポットでパワフルな波を楽しみながら、ゆったりとしたボヘミアンな雰囲気に浸れます。カリブ海の美食の首都として有名なバルバドス。トビウオやクークー、贅沢なマカロニパイなどの名物料理が自慢です。地元の人も観光客も、クライスト・チャーチで金曜日に味わえるオースティンズ・フィッシュ・フライは外せません。

Where to stay

タイ、プーケット

巨大な灰色の石仏と周囲の緑と海岸線の航空写真
タイ、プーケットのビッグ・ブッダ。
画像提供: MosayMay/Getty Images

おすすめシーズン:11月から2月。暑い季節ですが、3月から6月ほどの酷暑ではありません。

こんな人におすすめ:島巡りを検討しているグループや、ビーチ沿いでナイトライフを楽しみたい一人旅の旅行者

観光ルート:プーケットは、島自体が魅力的な街。活気に満ちたパトンビーチや静かなカタノイなどの美しいビーチ、プーケット・ウィークエンド・マーケットの美味しい屋台、印象的なビッグ・ブッダの仏像があります。また、タイ南東海岸沖で島巡りをするのにぴったりの拠点にもなります。日帰りツアーでピピ島の美しいビーチを満喫したり、有名なマヤ湾でシュノーケリングを楽しんだり、ランタ島ではビーチでのんびりと過ごすこともできます。サムイ島は、ロマンチックな休暇を過ごしたいカップルにもぴったり。SALAタマリンド・スプリングスなどのスパで究極のリラクゼーションを体験できます。

Where to stay

セントルシア

隣接するビーチ、茅葺きの小屋、緑に囲まれた水中で微笑む女性
セントルシア、スフリエールのアン・シャスタネ。
画像提供: Afton Almaraz/Getty Images

おすすめシーズン:12月から5月。ビーチでの滞在や島巡りのクルーズにぴったりの乾季

こんな人におすすめ:ハネムーンで人里離れたビーチがある高級リゾートを探しているカップルや、ジャングルでのハイキングを楽しみたい冒険好きな旅行者

観光ルートセントルシアの見どころは、何と言っても自然。ハイキングには、フォート・ロドニーのパノラマ海の景色を楽しめるピジョン・アイランド国立公園がおすすめです。また、テット・ポール・ネイチャー・トレイルは絶好の撮影スポットが充実しています。西海岸で必ず訪れたいのが、スフリエール島サルファー・スプリングスと泥風呂で自由気ままにスパを体験できます。一人の時間を楽しむなら、風光明媚なダイヤモンド・フォールズ植物園(車椅子対応のコースあり)や、アンス・マミンの人里離れた黒砂のビーチへ。さらに、春に訪れるなら、音楽好きにぜひ訪れてほしいのがセントルシア・ジャズ&アーツ・フェスティバル。世界屈指のジャズ、R&B、カリプソのミュージシャンに、地元の職人やグルメ店が集結します。

Where to stay