江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園
4.5
9:30~17:30
火曜日
9:30 - 17:30
水曜日
9:30 - 17:30
木曜日
9:30 - 17:30
金曜日
9:30 - 17:30
土曜日
9:30 - 17:30
日曜日
9:30 - 17:30
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ガイド
江戸東京たてもの園は1993年(平成5)、江戸東京博物館の分館として東京都が建設した野外博物館です。 都立小金井公園内の敷地面積7haに現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示しています。現在、30棟を展示しています。
おすすめの滞在時間
1-2 時間
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4.5
356件の口コミ
とても良い
199
良い
132
普通
20
悪い
2
とても悪い
3

kosan417
鎌ヶ谷市, 千葉県508件の投稿
2023年5月 • ファミリー
地味ながら良い観光スポット。
思ったより広い園内に江戸時代から昭和時代初期の街並みが再現されており、タイムスリップした感覚になる。
建物は靴を脱ぐのが面倒だが、中を歩き回るのはなかなか楽しい。

また企画展もあったりして美術館としての楽しみもある。今回はタイル展を実施しており、貴重且つ芸術的なタイルが展示されていて、興味深く見学できた。

全部見学すると結構疲れるが、入場料も安く健康とお財布に良い場所だ。
投稿日:2023年5月19日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。

junjun
東京23区, 東京都7,640件の投稿
2023年3月
小金井市桜町にある「江戸東京たてもの園」についての情報を発信していきます。「江戸東京たてもの園」を訪れたのは2023年3月29日です。
東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」は、平成5年(1993年) 3月に「都立小金井公園」内に開園した現地保存が不可能な歴史的建造物を数多く保存、展示する野外博物館です。「江戸東京たてもの園」は、「江戸東京博物館」の分館で、敷地面積は約7ヘクタールあり、江戸時代から昭和中期に、かつて都内にあった住居や商店など30棟の建物が建ち並び街並みを再現しています。江戸時代から昭和中期の各時代にタイムスリップすることができます。「江戸東京たてもの園」には、レトロとモダンな30棟の建物が建ち並び街並みを再現し、すべての展示をじっくり見学すると最大で約4時間近くかかってしまいます。「江戸東京たてもの園」は、「西ゾーン」、「センターゾーン」、「東ゾーン」の三つのゾーンに分かれ、合理的に見て回れるように造ってあります。それと「ビジターセンター」にある展示室では、「日本のタイル100年~美と用のあゆみ~」と題した特別展が開催されていました。入場料はもちろん無料で、むかし懐かしいタイルが沢山展示されていて、ノスタルジックにしたるとともに目の保養になりました。特別展の出口を出てそのまま、前方に進むと西ゾーンです。左回りで見ると効率的に見ることができます。
まずは、「西ゾーン」からスタートし、トップバッターは「常盤台写真場」です。「常磐台写真場」は、1937年(昭和12年)に、健康住宅地として開発されていた板橋区常磐台に建てられた写真館です。北側から光を採ることができるように摺りガラスになっているのが印象的でした。
2番目は、「三井八郎右衞門邸」です。「三井八郎右衞門邸」は、「東京都指定有形文化財」で、1952年(昭和27年)に港区西麻布に建築されました。特に印象に残ったのは、森寛斎などの画家が手がけたと言われている襖絵です。それは、京都の有名寺院の襖絵を思い起こさせます。それともう一つ食堂です。食堂は、子供の頃に映画で見たアメリカの豪邸にあった超近代的な食堂そのものです。まるで、一流ホテルの厨房の様でした。
3番目は、「常盤台写真場」と「三井八郎右衞門邸」に挟まれるよう「四七上野広小路」と書かれた昔乗った記憶のあるボンネット式の「都営バス」がありました。子供の頃に載ったあの懐かしい鼻のあるバスです。
4番目は、「吉野家」です。「吉野家」は、江戸時代後期に現在の三鷹市野崎二丁目あたりに建てられた名主役を務めた農家で、「旧武蔵野郷土館」が収集し、小金井市の「有形文化財」に指定されています。特徴的なのは、「式台付きの玄関」や、「付書け院」のある奥座敷などです。
5番目は、「八王子千人同心組頭の家」です。「八王子千人同心組頭の家」は、江戸時代後期に、八王子市追分町に建てられたもので、「八王子千人同心」とは、江戸時代に八王子に配備された徳川家の家臣団です。大きさと派手さはありませんが、「式台付きの玄関」などがあり、格式の高さをうかがい知ることができます。
6番目は、「前川國男邸」です。「前川國男邸」は、1942年(昭和17年)に品川区上大崎三丁目に建てられ、東京都指定有形文化財に登録されています。居間には、大きな吹き抜けがあり、圧迫感のない空間を創り出しています。書斎と寝室を配した シンプルな間取りですが、高級感と洗練された雰囲気がある建築物です。
7番目は、「田園調布の家(大川邸)」です。「田園調布の家(大川邸)」は、1925年(大正14年)に大田区田園調布四丁目に建てられた住宅です。ここで注目すべきは、当時としては珍しい建築様式で、間取りが全室洋間になっています。とても外観は、明るい色で統一され、洗練された中にもまるで御とぎの国にある家を見ている感じがします。
8番目は、「綱島家」(農家)です。「綱島家」は、代江戸時代中期に、世田谷区岡本三丁目に造られた農家で、特徴としては、広間型の間取りを持つ茅葺き屋根、広間をかこむ長方形断面の大黒柱や、「押し板」という古い形式の板が用いられています。時代の古さと建築様式に格式を感じます。
9番目は、「小出邸」です。「小出邸」は、1925年(大正14年)に文京区の西片二丁目に建てられた住宅で、東京都指定有形文化財に登録され、特徴は、大正時代にヨーロッパで流行していたデザインを元に、日本の伝統的な造形を融合して造られた邸宅です。玄関にある丸いのぞき窓や居間にある小型の暖炉が印象的です。
10番目は、「デ・ラランデ邸」です。「デ・ラランデ邸」は、1910年(明治43年)頃に新宿区の信濃町にあった平屋建ての洋館をドイツ人建築家「ゲオルグ・デ・ラランデ」が3階建てとして大規模に増築した邸宅です。他の建物と比べると新しく、近代的な感じがします。また、一階にはカフェ「武蔵野茶房」があり、歴史的建造物の邸内やオープンエアーのテラス席もあり、リッチな気分で喫茶や食事を楽しむことができます。
11番目は、「旧自証院霊屋」です。ここからは、「センターゾーン」に移ります。「旧自証院霊屋」は、1652年(慶安5年)に新宿区の市ヶ谷富久町に建てられた霊屋です。尾張藩主「徳川光」友の正室「千代姫」が、三代将軍「徳川家光」の側室で実母である「お振の方」を供養するために建立したものです。特徴は、朱色の眩いばかりの建物です。「旧自証院霊屋」は、東京都指定有形文化財に登録されています。
12番目は、「高橋是清邸」です。「高橋是清邸」は、1902年(明治35年)に港区の赤坂七丁目に建造されました。「江戸東京たてもの園」では、「高橋是清」の住まいの主屋部分を展示しています。2階は「高橋是清」の書斎や寝室として使われ、歴史的出来事である1936年(昭和11年)の2・26事件の現場になりました。「高橋是清邸」で特に、印象に残ったのは2階の書斎に飾ってあった孫娘との写真でした。孫娘と写真に写っている幸せそうな「高橋是清」もまさかこんな結末になるとは想像すらしていなかったことでしょう。「高橋是清邸」の特徴は、希少な日本産「つが」を用いた建築様式である「総栂普請」の建築様式で、洋間の床は寄木張りになっています。それともう一つの見どころは、「高橋是清邸庭園」です。説明書きには、一部を復元したものということですが、かなりの庭園面積があり、そこには、組井筒を水源にした流れと、雪見型灯籠などを含む景観を再現しています。ちなみに、「高橋是清」は芝生で日光浴や庭の散歩を好んだそうです。
13番目は、「西川家別邸」です。「西川家別邸」は、1922年(大正11年)に昭島市の中神町二丁目に建築されました。「西川家別邸」は、北多摩屈指の製糸会社を設立した実業家「西川伊左衛門」が隠居所及び接客用に建てたものです。特に印象的だったのは、玄関はまるで武家屋敷のような風貌でした。とても別邸には思えません。
14番目は、「伊達家の門」です。「伊達家の門」は、大正期に港区の白金二丁目に建てられた旧宇和島藩「伊達家」の屋敷の表門で、「旧武蔵野郷土館」の収集によるものです。「総欅造りの門」が特徴的で、門柱の上に架けられた冠木には、宇和島藩伊達家の木彫りの家紋が施されています。「伊達家の門」からは、小金井公園のさくらの風景も見ることができます。
15番目は、「会水庵」です。「会水庵」は、大正期頃に杉並区の西荻北五丁目に建てられた宗徧流の茶人、「山岸宗住」(会水)の茶室です。茶室なので、他の建物と比較すると小さく、見どころに欠けますが、時が流れても色褪せない風情と趣ある佇まいという点が素晴らしいと思いました。内部は本畳3枚と台目畳1枚で構成されている三畳台目の小間の茶室となっています。
ここからは、「東ゾーン」に移ります。16番目は、「天明家」(農家)です。「天明家」(農家)は、江戸時代の後期に、大田区の鵜の木一丁目に建てられ、小金井市の指定有形文化財に登録されています。「天明家」の特徴は、建物正面には千鳥破風が施されていることでしょう。そして、「江戸東京たてもの園」には、「天明家」を含め3つの農家がありましたが、門や屋敷の建築様式を比較すると「天明家」が一番立派なものであると感じました。
17番目は、「小寺醤油店」です。ここからは、むかし懐かしい商店街が目の前に展開していきます。「小寺醤油店」は、1933年(昭和8年)に港区の白金五丁目に建てられました。「小寺醤油店」は、主に、味噌や醤油、酒類を販売していました。「小寺醤油店」の建築様式の最大のポイントは、庇の下の腕木やその上の桁が特徴です。これらは「出桁造り」(と呼ばれており、この建物のみどころでもあります。「小寺醤油店」で会計をするところには、レトロなレジスターがあり、重みあるボタンを押し金額を算出するまさにこの時代の電子計算機ですね。
18番目は、「鍵屋」(居酒屋)です。「鍵屋」は、1856年(安政3年)に台東区の下谷二丁目に建てられた居酒屋で、「旧武蔵野郷土館」の収集によるものです。現在展示されている建物や店内の様子は、1970年(昭和45年)頃の姿に復元されています。まさに、スタンドバーの雰囲気が十分に感じられる場所です。「鍵屋」に入店しほろ酔い気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
19番目は、「子宝湯」です。「子宝湯」は、1929年(昭和4年)に足立区の千住元町に建造された東京の銭湯を代表する建物です。その風貌は、寺社仏閣をも思わせる大型の「唐破風」が特徴的で、玄関上の七福神の彫刻や脱衣所で見られる「折上格天井」など贅をつくした造りとなっています。一歩な中に足を踏み入れるとそこには古き良き日本の風呂文化が目の前に再現されます。まず驚かされるのは、開放感あるレトロな天井と見上げるばかりの高さです。富士山が風呂場の壁面に描かれ、また、子供を飽きさせないように洗い場には、猿蟹合戦や牛若丸の華麗に舞う姿が描かれています。「江戸東京たてもの園」を訪れたらなら必ず見ておくスポットの一つです。
20番目は、仕立屋」です。「仕立屋」は、1879年(明治12年)に文京区の向丘一丁目に建てられた「出桁造り」の町家で、内部は大正期の仕立屋の仕事場が再現されています。訪れた日が、桜の満開の時期で、「仕立屋」の奥の塀の向こうに桜の木があり、「江戸東京たてもの園」ではベストの写真のスポットでした。
21番目は、「武居三省堂」です。「武居三省堂」は、私が一番訪れて見たかった場所です。ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の劇中で、釜爺が働くボイラー室のモデルになったと言われているのが、まさにこの「武居三省堂」です。「武居三省堂」は、1927年(昭和2年)に千代田区の神田須田町一丁目に開業しました。当初は書道用品の卸をしていましたが、後に小売店に変わりました。建物は震災後に建てられた「看板建築」で前面がタイル貼りになっていて屋根の形にも特徴があります。千尋と釜爺のやり取りが、目の前に浮かんできました。
22番目、「花市生花店」です。「花市生花店」は、1927年(昭和2年)に千代田区の神田淡路町一丁目に、昭和初期に建てられた「看板建築」の花屋です。建物の前面は花屋らしく、エレガントに、また、可愛らしくデザインされ、店内は昭和30年代の花屋を再現しています。店内に足を踏み入れると、お花畑のように、赤と白のバラや、その他の花々が一面に陳列されています。
23番目は、「万世橋交番」です。「万世橋交番」は、正確な建設時期は不明とされていますが、その建築様式から明治時代のものと推定され、千代田区の神田須田町一丁目の「万世橋」のたもとに建てられました。「江戸東京たてもの園」への移築の際には、トレーラーでそっくり運びました。レンガ造りの小さくて可愛い交番で、布団一式が置いてある宿直室や炊事場もあり生活感が溢れていました。
24番目は、「植村邸」です。「植村邸」は、「江戸東京たてもの園」の中で、一番と言っていいほど、看板建築の様式を色濃く表している建物です。「植村邸」は、1927年(昭和2年)に中央区の新富二丁目に建てられました。「植村邸」の建物の前面が銅版で覆われ、外観が洋風なデザインになっていますが、2階部分は和風の造りになっているのが特徴です。和洋折衷の重厚感あふれる建物です。
25番目は、「丸二商店」です。「丸二商店」は、昭和初期に千代田区の神田神保町三丁目に建てられた荒物屋です。小さい銅板片を巧みに組み合わせて模様をかたち作り、建物の正面を飾っているのが一番の特徴です。店内は昭和10年代の様子を再現していて、裏手には長屋も移築されていて、当時の路地の様子などを垣間見ることができます。子供たちの遊び声が聞こえてきそうです。
26番目は、「村上精華堂」です。「村上精華堂」は、1928年(昭和3年)に台東区の池之端二丁目に建てられた「小間物屋」(化粧品屋)です。お店は、「不忍通り」に面し、昭和前期には、化粧用のクリーム・椿油や香水等を作って、卸売りや小売りを行っていました。特に印象的だったのは、建物の正面は人造石洗い出しとなっており、イオニア式の柱があり、かなりモダンな造りになっています。
27番目は、「川野商店」です。「川野商店」は、1926年(大正15年)に江戸川区の南小岩八丁目に建てられた和傘問屋です。建物の中は、1930年(昭和5年)頃の和傘問屋の店先の様子を再現しています。当時は傘作りが盛んな時代で、活気あふれる和傘問屋の雰囲気が目に浮かんできそうです。
28番目は、「大和屋本店」です。「大和屋本店」は、1928年(昭和3年)に港区の白金台四丁目に建てられた木造3階建ての乾物屋です。3階の軒下が伝統的な出桁造りとなっていますが、間口に対して背丈が非常に高いという特徴も持ち合わせており、まるで看板建築のようなプロポーションを持つ、少しユニークな造りの建物です。店に足を踏み入れると、そこには、戦前の乾物屋の様子が再現さてれています。
29番目は、「万徳旅館」です。「万徳旅館」は、江戸時代末期から明治時代初期頃に、青梅市の西分町に建てられた旅館です。建物は創建当初に近い姿に、そして、室内は旅館として営業されていた昭和25年頃の様子が再現されています。やはり、日本伝統の畳の良さが「万徳旅館」に残されていました。
最後に、その他に屋外展示物として、江戸時代の「時の鐘」に替わり、空砲により正午を知らせた「午砲」、河原石を用いた地下式横穴の石室の「瀬戸岡1号墳」、道教に由来する庚申信仰により建てられた「奉供養庚申塔」、江戸時代の上水施設である「石枡」、将軍徳川家の菩提寺である寛永寺の「寛永寺灯籠」、皇居正門石橋飾電燈である「皇居正門石橋飾電燈」、火の見櫓の近代版である「上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部」、都電は荒川線を除いて1963年(昭和38年)から順次廃止された「都電7500形」などもあります。小さいものもあるので、建物ばかしに目をやっていると見逃してしまいますから、十分に注意してください。

01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) 電話:042-388-3300
⑵ 開園時間…①4月~9月:午前9時30分~午後5時30分 ②10月~3月:午前9時30分~午後4時30分
※入園は閉園時刻の30分前までとなっています。
⑶ 休園日…毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)、年末年始
⑷ 観覧料…①一般400円 ② 65歳以上200円 ③ 大学生320円 ④ 中学生(都外)・高校生200円
 ※ 中学生(都内在住または在学)・小学生・未就学児童は無料

02_【アクセス】
⑴ JR中央線「武蔵小金井駅」北口から徒歩23分1900m
「武蔵小金井駅」北口を出て右方向に進むと「小金井街道」あります。横断歩道がありますので渡り、左方向に道なりに直進します。1200mほど進むと「玉川上水」に架かる「小金井橋」があるので渡ります。100mほど直進すると「小金井公園」に入る「桜町遊歩道」が右手にあるので右折し、450mほど直進すると左手に「江戸東京たてもの園」のエントランスがあります。
⑵ バスを利用する場合
① [武蔵小金井駅] ⇒[東久留米駅西口]≪西武バス:武12≫(御成橋経由)
・バス乗り場:「武蔵小金井駅」北口(2番のりば)
・5停留所目(「小金井橋」の次の停留所) 所要時間約5分 
・9時から17時の間に1時間平均3~4便 
・「小金井公園西口」停留所で下車し「江戸東京たてもの園」入口まで徒歩7分550m
② [武蔵小金井駅] ⇒[清瀬駅南口]≪西武バス:武13≫
・バス乗り場:「武蔵小金井駅」北口(2番のりば)
・5停留所目(「小金井橋」の次の停留所) 所要時間約5分 
・9時から17時の間に1時間平均3~4便 
・「小金井公園西口」停留所で下車し「江戸東京たてもの園」入口まで徒歩7分550m
③ [武蔵小金井駅] ⇒[東久留米駅西口]≪西武バス:武21≫(錦城高校経由)
・バス乗り場:「武蔵小金井駅」北口(3番のりば)
・5停留所目(「小金井橋」の次の停留所) 所要時間約5分 
・9時から17時の間に1時間平均3~4便 
・「小金井公園西口」下車で下車し「江戸東京たてもの園」入口まで徒歩7分550m
④ [武蔵小金井駅] ⇒[久留米西団地]≪西武バス:武21≫(滝山営業所)
・バス乗り場:「武蔵小金井駅」北口(3番のりば)
・5停留所目(「小金井橋」の次の停留所) 所要時間約5分 
・9時から17時の間に1時間平均3~4便 
・「小金井公園西口」停留所で下車し「江戸東京たてもの園」入口まで徒歩7分550m

03_【「江戸東京たてもの園」の見どころ】
Ⅰ_【西ゾーン】
1 「常盤台写真場(ときわだいしゃしんじょう)」
「常磐台写真場」は、1937年(昭和12年)に、健康住宅地として開発されていた板橋区常磐台に建てられた写真館です。その時代は、照明設備が十分に発展していませんでした。安定した照度を得るために2階の写場には、大きな窓が設けられ、北側から光を採ることができるように摺りガラスがはめこまれています。
2 「三井八郎右衞門邸」
「三井八郎右衞門邸」は、「東京都指定有形文化財」で、1952年(昭和27年)に港区西麻布に建築されました。「客間」「と食堂」部分は、1897年(明治30年)頃京都に建てられたもので、戦後になって港区に移築されたものです。蔵は1874年(明治7年)に建築された当初の土蔵に復元してあります。「三井八郎右衞門邸」の印象は、豪華絢爛、贅沢の限りを尽くしている邸宅です。この当時に、こんな素晴らしいものを造るとなると相当なお金がかかったことでしょう。特に、森寛斎などの画家が手がけたと言われている襖絵は、京都の有名寺院の襖絵を思い起こさせます。また、食堂は、子供の頃に映画で見たアメリカの豪邸にあった超近代的な食堂そのものです。まるで、一流ホテルの厨房の様でした。
3 「前川國男邸」
「前川國男邸」は、1942年(昭和17年)に品川区上大崎三丁目に建てられ、東京都指定有形文化財に登録されています。建築家の「前川國男」は、日本の近代建築の発展に貢献した建築家です。建物の外観は切妻屋根の和風で内部の居間には、大きな吹き抜けがあり、圧迫感のない空間を創り出しています。書斎と寝室を配した シンプルな間取りですが、高級感と洗練された雰囲気がある建築物です。
4 「小出邸」
「小出邸」は、1925年(大正14年)に文京区の西片二丁目に建てられた住宅で、東京都指定有形文化財に登録されています。特徴は、大正時代にヨーロッパで流行していたデザインを元に、日本の伝統的な造形を融合して造られた邸宅です。「小出邸」の設計者は、日本におけるモダニズム運動を主導した建築家「堀口捨己」で、ヨーロッパ旅行からの帰国直後に設計した住宅です。
5 「デ・ラランデ邸」
「デ・ラランデ邸」は、1910年(明治43年)頃に新宿区の信濃町にあった平屋建ての洋館をドイツ人建築家「ゲオルグ・デ・ラランデ」が3階建てとして大規模に増築した邸宅です。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31年)から、「三島海雲」がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11年)まで新宿区の信濃町に建っていたもので他の建物と比べると新しく、近代的な感じがします。また、一階にはカフェ「武蔵野茶房」があり、歴史的建造物の邸内やオープンエアーのテラス席もあり、リッチな気分で喫茶や食事を楽しむことができます。
Ⅱ_【センターゾーン】
6 「高橋是清邸」
「高橋是清邸」は、1902年(明治35年)に港区の赤坂七丁目に建造されました。「江戸東京たてもの園」では、高橋是清」の住まいの主屋部分を展示しています。2階は「高橋是清」の書斎や寝室として使われ、歴史的出来事である1936年(昭和11年)の2・26事件の現場になりました。「高橋是清邸」で特に、印象に残ったのは2階の書斎に飾ってあった孫娘との写真でした。孫娘と写真に写っている幸せそうな「高橋是清」もまさかこんな結末になるとは想像だにしていなかったことでしょう。「高橋是清邸」の特徴は、希少な日本産「つが」を用いた建築様式である「総栂普請」の建築様式で、洋間の床は寄木張りになっています。それともう一つの見どころは、「高橋是清邸庭園」です。説明書きには、一部を復元したものということですが、かなりの庭園面積があり、そこには、組井筒を水源にした流れと、雪見型灯籠などを含む景観を再現しています。ちなみに、「高橋是清」は芝生で日光浴や庭の散歩を好んだそうです。
Ⅲ_【東ゾーン】
7 「小寺醤油店」
「小寺醤油店」は、1933年(昭和8年)に港区の白金五丁目に建てられました。「小寺醤油店」は、主に、味噌や醤油、酒類を販売していました。「小寺醤油店」の建築様式の最大のポイントは、庇の下の腕木やその上の桁が特徴です。これらは「出桁造り」(と呼ばれており、この建物のみどころでもあります。「小寺醤油店」で会計をするところには、レトロなレジスターがあり、重みあるボタンを押し金額を算出するまさにこの時代の電子計算機ですね。
8 「子宝湯」
「子宝湯」は、1929年(昭和4年)に足立区の千住元町に建造された東京の銭湯を代表する建物です。その風貌は、寺社仏閣をも思わせる大型の「唐破風」が特徴的で、玄関上の七福神の彫刻や脱衣所で見られる「折上格天井」など贅(ぜい)をつくした造りとなっています。一歩な中に足を踏み入れるとそこには古き良き日本の風呂文化が目の前に再現されます。まず驚かされるのは、開放感あるレトロな天井と見上げるばかりの高さです。富士山が風呂場の壁面に描かれ、また、子供を飽きさせないように洗い場には、猿蟹合戦や牛若丸の華麗に舞う姿が描かれています。「江戸東京たてもの園」を訪れたらなら必ず見ておくスポットの一つです。
ではベストの写真のスポットでした。
9 「武居三省堂」(文具店)
「武居三省堂」は、私が一番訪れて見たかった場所です。ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の劇中で、釜爺が働くボイラー室のモデルになったと言われているのが、まさにこの「武居三省堂」です。「武居三省堂」は、1927年(昭和2年)に千代田区の神田須田町一丁目に開業しました。当初は書道用品の卸をしていましたが、後に小売店に変わりました。建物は震災後に建てられた「看板建築」で前面がタイル貼りになっていて屋根の形にも特徴があります。千尋と釜爺のやり取りが、目の前に浮かんできました。
10 「植村邸」
「植村邸」は、「江戸東京たてもの園」の中で、一番と言っていいほど、看板建築の様式を色濃く表している建物です。「植村邸」は、1927年(昭和2年)に中央区の新富二丁目に建てられました。「植村邸」の建物の前面が銅版で覆われ、外観が洋風なデザインになっていますが、2階部分は和風の造りになっているのが特徴です。和洋折衷の重厚感あふれる建物です。
11 「村上精華堂」
「村上精華堂」は、1928年(昭和3年)に台東区の池之端二丁目に建てられた「小間物屋」(化粧品屋)です。お店は、「不忍通り」に面し、昭和前期には、化粧用のクリーム・椿油や香水等を作って、卸売りや小売りを行っていました。特に印象的だったのは、建物の正面は人造石洗い出しとなっており、イオニア式の柱があり、かなりモダンな造りになっています。
投稿日:2023年4月8日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。

jinjin2357
横浜市, 神奈川県4,659件の投稿
2023年2月
JR中央線武蔵小金井駅から歩き15分。広大な小金井公園の一角にあります。この日は予約なしで入れました。シニア料金200円で好きな建築物が見られるコスパ良いです。ゾーンがが大きく東・西・中央の3箇所に分かれています。看板建築、洋館、モダーン住宅、農家とバラエティーに富んでいます。私のお気に入りの一つが「前川國男邸」です。名建築を設計した自身の邸宅は居心地よさそうな昭和17年作。たっぷりの時間を楽しみました。
投稿日:2023年3月1日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。

スコーピオン
東京都11件の投稿
2022年4月
既出ですが、建物の中に入る時は靴を脱ぎますので、サンダルとは言いませんがput on と take offしやすい靴でどうぞ。この園は小金井公園の一部です、なのでお車でお越しの際は早い時刻に行かないと満車になる可能性があります。コロナ禍でいろいろ厳しくなっているので、ここは交通公共機関でのんびりどうぞ。園内にはカフェと冷やしうどん屋の2か所で食事が出来ますが、ハヤシライス1600円とお値段高め。でも、それ以上においしいので(主観)お試しください。たてもの園だけで1日、だと厳しいのでどこかほかと組み合わせてプランニングすると良いですが、真夏だけは避けたほうが良いと思いました。
投稿日:2022年4月19日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。

鶴田 直己
日本6,156件の投稿
2021年6月 • 一人
現在こちらに入園するには、WEBで日付指定の事前予約が必要です。入館して受付を済ませるとまず室内に企画展示があり、その後外に出て数多くの復元建造物を見てまわりました。僕の場合ほぼ全ての建物の内部に入って見学し、所要時間は休憩時間を含めず2時間ほどでした。園内には休憩所や飲食できるお店もあるので、昼の時間帯での入園でも問題ないと思います。

園内の建造物エリアは東西に長く、3つのゾーンで構成されています。特に決められた順路は無いので、自由に見てまわれます。中でも印象に残ったのは「東ゾーン」です。下町通りの左右には醤油店や生花店、酒屋など色んな建物が連なり、そのレトロな街並みが気に入りました☆極め付けは「子宝湯」という、かつての銭湯でした。実際に中に入ると銭湯そのままの造りで、当時の張り紙や広告が更なるレトロ感を演出していました。

ただちょっと大変だったのは、殆どの建物では入る際に靴を脱いでナイロン袋に入れて持ち歩くルールになっているため、何度もしていると足腰が痛っ。。。総括として一見の価値ある展示内容で、訪れて良かったなと思います(^^)公共交通機関でのアクセスの場合、東小金井駅または武蔵小金井駅から近くまで路線バスが走っているので、そちらを利用して行きました。
投稿日:2021年7月25日
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yumikoa609
5,257件の投稿
2021年6月 • 一人
東小金井駅からバスで5分
一般400円
半日、思い切り森林浴をしたい時は
最高の場所です
高い木々が、のびのびとしています
建物の中にも入れるので
昔の木の香りが漂い
ノスタルジーに浸れます
規模的にも、広過ぎず狭過ぎず
ちょうどいいです
投稿日:2021年7月9日
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gogoKC
日本681件の投稿
2020年11月
毎年訪れていたライトアップ、今年はコロナの影響で中止かも、と思っていましたが、ほぼ同じスケールで開催されました。
入口での検温で10分ほど並びましたが、手の消毒の後、チケットを購入していざ中へ。昼とはまた違うライトアップされた紅葉の綺麗なこと!
ただ建物の中は靴を脱いで入れますが、どこもそんなに広くはないので「密」になってしまうことも・・・
それでもこれで400円なら、来年もまた訪れたいと思います。
投稿日:2020年12月2日
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keikei
横浜市, 神奈川県13件の投稿
2020年11月
世田谷、文京区の方々と素敵な思い出が出来て大満足です。初めて行きましたが、コロナ対策も万全で安心。スッタフの方々も積極的にコロナ対策。建物もすべてが素敵です。昔の居酒屋「メニューや値段」で会話が増え、子宝湯でもさらに会話が増えてとても幸せで楽しい時間でした。お会い出来たメンバーと、また行きたいです。素敵な思い出になり有難うございました。
投稿日:2020年11月22日
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cheesedesu
さいたま市, 埼玉県127件の投稿
2020年11月
地方にばかり目が行ってて都内にこんなすごい博物館があったなんて知りませんでした。まさに野外博物館。最初名称を見て「あれ?両国だったかな同じような名前があったな」と思ったら向こうは本館、こちらは分館。小金井に行くのも初めてなので公園事務所にTELして聞くと「第1公園駐車所を突っ切り1番奥が第2になってます、そこから歩いて数分です」観覧料は400円です。
何にも知らないで行ったので正面のビジターセンターの裏にこんなに沢山のお屋敷、お店、いわゆる歴史的建造物があるなんてびっくりしましたね。ゾーンは3っあって西ゾーンの農家、センターゾーンの洋館、2.26事件のお屋敷等も良かったが個人的には東ゾーンの商家、銭湯、居酒屋の下町でしたね。それぞれの暮らしが垣間見えて何故か懐かしいような。私等の生活も100年、200年経つとこんな風に未来の人に見られるのかなと思うと、今ここで当時の人々の暮らしに思いを馳せてる事に何とも言えない不思議な気持ちになりました。
江戸東京たてもの園良かったです。公園もよく整備されてて太く大きな桜の木見事です。今度は桜の頃に訪れたいです。
投稿日:2020年11月15日
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kutsuhimo
東京23区, 東京都2,297件の投稿
2020年11月
江戸時代や明治浪漫溢れる建物の展示はカップル・家族連れに人気ですが、コロナ対策として施設内に隈なく設置されている「ソーシャルディスタンスを守れ」という自動音声がうるさいのと、雰囲気ぶち壊しで、本当に残念です。何か対策を取らなくてはいけないのはわかりますが、この安易な手段は今すぐ止めてほしいです。
投稿日:2020年11月8日
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  • 火 - 日 9:30 - 17:30
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