中央区の「日本橋の麒麟像と獅子像」についての情報を発信していきます。「日本橋の麒麟像と獅子像」を訪れたのは2023年1月23日です。「日本橋」へのアクセスは、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」のB6出口を出るとすぐ目の前の至近距離にあります。今まで何回も「日本橋」は渡りましたが、その素晴らしさには全く気付きませんでした。今回改めて見てみると橋と言うだけの概念でなく、特に、橋に施された装飾は芸術作品だと感じました。そして特に注目したのが、「日本橋の麒麟像と獅子像」です。 「日本橋」は江戸時代から東海道の基点として、また、江戸・東京の屈指の繁華街として、まさしく江戸・東京を代表する橋です。現在の橋は明治44年(1911年)に完成したもので、平成11年(1999年)には国の重要文化財にも指定されています。東京と大阪に「日本橋」がありますが読み方が違います。東京にある「日本橋」の読み方は「にほんばし」で大阪にある「日本橋」の読み方は「にっぽんばし」と読みます。ちなみに「日本橋」の歴史を紐解いてみるとこの日本橋を最初にかけた人物は「徳川家康」で、1603年（慶長8年）に木造の初代・日本橋が架けられました。現在の「日本橋」は20代目になります。そして、「日本橋」の四隅見ある銘板に刻まれている「日本橋」と「にほんはし」という文字は江戸幕府最後の将軍としても知られている「徳川慶喜」が書いたものです。 「日本橋」は、東京都中央区の日本橋川に架かるアーチ橋であり、中央柱には橋のシンボルとも言える青銅製の「麒麟像」が設置されています。「麒麟」は中国神話に現れる伝説上の動物であり、その外見は鹿に似て、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄を持ち、角が生えていて尻尾は黄色です。古代中国の文献において「麒麟」は、伝説の鳥である「鳳凰」、巨大な亀の姿をした「霊亀」、竜の一種である「応竜」と共に「四霊」と言われています。そして、「麒麟」は良い君主が正しい政治を行った時に出現し、その姿はめでたいしるしの吉兆とされています。明治時代に日本橋を架けた際、東京市の繁栄を願ってこのありがたい霊獣を飾りました。そんな日本橋の「麒麟像」には翼が生えています。これは、何故かというと「日本橋」は日本中の道路の起点であり、「日本橋から飛び立つ」という意味を込めて翼が付けられたと言われています。 それともう一つの特徴ある装飾は、「日本橋」の四隅にある「獅子像」です。私はこの「獅子像」を見た時に「狛犬」と勘違いしました。それもそのはず、この「獅子像」は、奈良県の「手向山八幡宮」にある「狛犬」などを参考にして製作されたからです。この「獅子像」は阿吽の一対で、「獅子」が持っているのは東京都の紋章だそうです。太陽を中心にして6方に光が放たれている形で、日本の中心としての東京を象徴するデザインになっているとのこと。ちなみに東京都は現在もこの紋章を使っています。そして、これら橋の四隅にいる二対の獅子は「守護」を意味し、「東京を護る」役割を担っているそうです。 01_【一口メモ】 所在地　〒103-0022 東京都中央区日本橋１丁目 02_【アクセス】 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」B6出口から徒歩1分20ｍ

警察官を主人公とする小説のタイトルになりました。ここのことだなとふと小説の内容を思い出しました。大変大きく、印象的なモニュメントです。