国立科学博物館
4.5
ガイド
自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。日本でもっとも歴史のある博物館です。452万点を超えるコレクションが保管されています。日本館と地球館とがありたくさんのコレクションを見学することが出来ます。他には館内にカフェやレストラン、ラウンジがあり休憩しながら楽しむことが出来ます。また、ハーブガーデンやスカイデッキもあり寛ぐことが出来ます。電車でのアクセス:上野駅(JR・銀座線・日比谷線)
所要時間: 1 時間未満
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国立科学博物館とその近隣エリアの人気アクティビティ
エリア
住所
エリア: 上野、浅草
江戸の歴史と文化を色濃く継承した上野・浅草。博物館や美術館が集まり、広々とした上野公園は人々の憩いの場となっています。上野駅前から続くアメ横では、鮮魚、乾物、洋服店など所狭しと商店が並び、特に年末は正月用品を買う客で大賑わい。浅草寺を中心として発展した浅草には、日本古来の雑貨や着物を扱う店が多く、おみやげ探しにはうってつけです。お祭好きの土地としても知られ、5月の三社祭は街全体が盛り上がります。
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k_matsu132
釧路市, 北海道22,596件の投稿
2024年2月 • カップル・夫婦
国立科学博物館は、「日本館」と「地球館」という2つの建物で構成されています。正面側に位置する日本館は、1931年に建てられたこの建物はネオルネサンス様式で、館内中央は吹き抜けになっていて天井はドーム型。そして、白い壁とステンドグラスで彩られていて、まるで海外の教会のようでした。
その奥に地球館がありました。その中では3階にあった「ヨシモトコレクション」のはく製たちに驚きました。1909年にハワイで生まれた日系二世のヨシモト氏は著名な実業家あるとともに、狩猟家としても世界的に有名な人なんだそうです。この「ヨシモトコレクション」は、世界の大型哺乳類剥製などが約400点あるそうで、その圧倒的なスケールに、ただ驚くばかりでした。
その奥に地球館がありました。その中では3階にあった「ヨシモトコレクション」のはく製たちに驚きました。1909年にハワイで生まれた日系二世のヨシモト氏は著名な実業家あるとともに、狩猟家としても世界的に有名な人なんだそうです。この「ヨシモトコレクション」は、世界の大型哺乳類剥製などが約400点あるそうで、その圧倒的なスケールに、ただ驚くばかりでした。
投稿日:2024年5月5日
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sugarmountain2016
長久手市, 愛知県5,357件の投稿
2024年3月 • カップル・夫婦
テレビで見て面白そうだったので訪問。結局全部見るのに丸一日かかってしまった。理科系基礎の展示内容は正直言って文科系の私には半分も理解出来なかったが、動物の剥製と恐竜をはじめとする絶滅動物の化石、並びに昆虫標本には量と迫力の両面で圧倒されました。特にティラノサウルスはトリケラトプスを待ち伏せするしゃがみ込んだ姿勢での再現で面白く小さな前足がその姿勢から起き上がるのに大切な役割を果たしたという説に説得力を与えます。また熱帯雨林の木にいる虫全部集めましたという展示は対象が小さすぎて年寄りには全く見えないが執念に頭が下がるし、ハチ公や南極のジローのような有名犬にも会えます。とにかく全部をしっかり見るなら一日では足りない。今回は特別展なかったから良かったが、あったら絶対に見学に2日必要です。
投稿日:2024年3月4日
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3104Arata
東京都心, 東京都14,742件の投稿
2023年2月 • カップル・夫婦
※過去メモの反映です※(18年03月 訪問)
・東京都台東区上野。上野公園内にある「国立科学博物館」さん。
・常設展は一人630円と、とてもお値打ちな価格設定。それでいて、しっかりした展示が沢山!恐竜や古代の世界観好きな人にはたまらない展示となっているかと思います。
・今回の滞在時間は1時間しかなかったので、がっつりとは観て回れませんでしたが、次回は2-3時間かけてゆっくりと鑑賞したいものです。
・ちなみに、訪問時の土曜日は20:00まで開園していたようです(普段は17:00までのようですが)。それを知らずに17:00までと思い込んで次の予定を詰め込んでいたため、1時間しか入れませんでした💦展示内容や期間によって閉演時間が変わったりすることもあるようですので、公式サイトで事前に開館時間などをチェックされて訪問されることをお勧めします!ありがとうございました。
#国立科学博物館
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#安くて見ごたえのある博物館 #高コスパ
#NationalMuseumOfNatureAndScience
#TokyoSightseeing #SightseeingSpots #Sightseeing #Museum #ScienceMuseum #UenoTaitoKuTokyo #UenoStation #UenoPark
#ReasonableAndWorthSeeingMuseum #HighCostPerformance
・東京都台東区上野。上野公園内にある「国立科学博物館」さん。
・常設展は一人630円と、とてもお値打ちな価格設定。それでいて、しっかりした展示が沢山!恐竜や古代の世界観好きな人にはたまらない展示となっているかと思います。
・今回の滞在時間は1時間しかなかったので、がっつりとは観て回れませんでしたが、次回は2-3時間かけてゆっくりと鑑賞したいものです。
・ちなみに、訪問時の土曜日は20:00まで開園していたようです(普段は17:00までのようですが)。それを知らずに17:00までと思い込んで次の予定を詰め込んでいたため、1時間しか入れませんでした💦展示内容や期間によって閉演時間が変わったりすることもあるようですので、公式サイトで事前に開館時間などをチェックされて訪問されることをお勧めします!ありがとうございました。
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投稿日:2024年1月12日
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junjun
東京都心, 東京都26,229件の投稿
2022年11月
台東区上野公園の「国立科学博物館」についての情報を発信していきます。「国立科学博物館“地球館”」を再度訪れたのは2022年11月2日です。前回、国立科学博物館日本館の投稿をしましたので、今回は「国立科学博物館“地球館”」の投稿です。「国立科学博物館」は、1877年(明治10年)に創立されました。国立として唯一の自然史、科学技術史に関する総合科学博物館で、2万5000点以上の展示物を誇ります。とにかく、広くて見どころ満載です。ゆっくり展示品を一つ一つ見ていったらとてもではないですが、「日本館」あるいは「地球館」だけでも一日では見て回ることができません。そのような理由で、「日本館」と「地球館」を別々にリポートしていくことにした訳です。
「国立科学博物館」へのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。「国立西洋美術館」を右折し140mほど直進すると右手に「国立科学博物館」の「常設展」と「特別展」の入場口があります。現在、入館は完全予約制となっているので、事前に公式ウェブサイトで予約してから来館することになっています。
入場口から入るとまず目に入ってくるのが、どっしりと構えた「D51-231号機」蒸気機関車とかわいらしいフクロウが二匹体を寄せ合って「大型鋳造地球儀」の中にいるオブジェです。そして、正面入り口から「チケット売り場」へ向かいます。私は65歳以上なので、別の入口から免許証をガードマンに確認してもらい館内に入場しました。入場口付近には、「コインロッカー」、「ミュージアムショップ」、「ラウンジ」があります。そこを更に進むと「日本館」へ通じる階段があります。その階段の左手に「フーコーの振り子」がありました。大きな銀色をした玉が天井から吊るされ大きな円の軌道を描いています。もし、「フーコーの振り子」を写真に収めるなら、ちょっと脇道にそれますが、階段を一番上まで上り吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
今回は、「国立科学博物館」のお薦めの見学コースと言うことで、①:「地球館1F【地球史ナビゲーター】」⇒②:「地球館3F【大地を駆ける生命】」⇒③:「地球館2F【科学と技術の歩み】」⇒④:「地球館B3F【自然のしくみを知る】」⇒⑤:「地球館B2F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑥:「地球館B1F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑦:「屋上(ハーブガーデン)」そして最後は、お腹が空いたのでレストラン⑧:「ムーセイオン」で食事を取りました。
最初は、地球館1Fの「地球史ナビゲーター」です。ここで、「地球館」全体の概略を事前に学びます。「地球史ナビゲーター」は、3つの巨大なスクリーンに囲まれたシアターのようなものです。この巨大なスクリーンには入るなり圧倒されましたが、これから「地球館」の各フロアで見ていく内容が凝縮されていのでじっくり見ることにしました。スクリーンの中央には、「ティラノザウルス」の骨格標本が展示されていてこれまた驚きの連続です。「ティラノザウルス」以外にも気象衛星「ひまわり1号」も展示されていました。まさに、太古と現代がこの空間には同居しています。その周りには、46億年前の「カンポデルシエロ隕石」がそのままの姿で展示されています。「海洋生物の多様性」では、世界最大の生き物「シロナガスクジラ」の骨格模型も見ることができました。「陸上生物の多様性」では、ほかの植物に寄生する「しめ殺しの木」が印象的でした。また、「ダイオウイカ」の標本にも圧倒されました。
次は、エスカレータを利用して地球館3Fの「大地を駆ける生命」へ向かいました。この階には子供から大人まで楽しむことができる「歩いてみよう!コンパス」、「ジャイアントパンダ」の剥製そして1905年に奈良県での捕獲例を最後に絶滅してしまった「ニホンオオカミ」の貴重な剥製などがありました。
次は、下の階の地球館2Fの「科学と技術の歩み」です。ここには、体験型展示の一つである「観測ステーション」など見るだけではなく、実際に自分自身の体を使って科学技術を体験できるフロアです。また、地震が起こった際に震源を特定する「体験展示コーナー」もあります。そして、地球館2Fの展示では何と言っても「はやぶさ」の調査で一躍有名になった小惑星イトカワで採取された微粒子を顕微鏡で観察できると言うことでしょう。それともう一つ、「万年時計」です。この万年時計は、江戸時代のからくり技師「田中久重」によるもで、このような技術こそが後の日本が世界に誇る精密機器に応用されたのでしょうね。
次は、エスカレータで一番下の階の地球館B3Fの「自然のしくみを知る」へいきます。ここでは、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則を学ぶことができます。ノーベル賞を受賞した科学者等の展示もあります。ここでは、やはり「アポロ11号」と「アポロ17号」が持ち帰った貴重な「月の石」でしょうね。また、ノーベル賞を受賞した科学者等の展示を見てこんなに沢山の優秀な人材を日本が輩出したことは誇りに思えました。
次は、地球館B2FとB1Fの「地球環境の変動と生物の進化」です。ここでの一番の見どころである宙吊りの大きな復元骨格があります。こちらは実は恐竜ではなく、クジラの仲間である哺乳類の「バシロサウルス」と、海生トカゲである爬虫類の「ティロサウルス」だそうです。そして、最後は、何と言っても「ティラノサウルス」の復元骨格でしょう。ここに展示されているシチュエーションは「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているというシーン」を再現しています。まさに、ジュラシックパークそのものの恐竜ワールドが再現されています。
屋上のハーブガーデンは、ハーブの展示はもちろんのことスカイデッキになっていて、疲れた体を癒すことのできる空間になっています。また、スカイツリー、上野の杜そして高層ビル群もここから眺めることができます。ベンチとテーブルが沢山あるので親子ずれがお弁当を食べている微笑ましい光景も見ることができました。
最後は、レストラン「ムーセイオン」です。ここでは、子供が大喜びしそうな、火山ライスと恐竜の足跡ハンバークの乗っている「ジュラ紀ハンバーグプレート」、肉食恐竜が肉にかぶりつく「ダイナソープレート」などがあります。私は、「オムハヤシライス」を食べました。さすが、「精養軒」だけあってハヤシライスのソースは老舗の味そのものです。それとここでの最大のお薦めは、地球館1Fに展示される「シロナガスクジラ」の実物大の標本や「恐竜」の骨格標本も眺められます。窓越しからみる風景は迫力満点です。頭も心もお腹も一杯になったところで帰途につきます。何回か足を運ばないとその良さが分からないのでまた近いうち訪れたいと思います。
見どころ等は下に箇条書きにしてありますので、参考にしていただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
⑵ 電話(お問い合わせ)…ハローダイヤル:050-5541-8600
⑶ 開館時間 ① 通常…9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
② 金曜日・土曜日…9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
⑷ 休館日…毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
⑸ 入館料…常設展示 ①一般・大学生…630円 ②高校生(高等専門学校生含む)以下…無料
③65歳以上の方…無料
02_【アクセス】
①JR「上野駅」公園口から徒歩4分300m
②京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩10分
③東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
03_【「国立科学博物館“地球館”」の見どころ】
⑴ 「地球史ナビゲーター」…《「地球館」1F》
まずは、「地球館」1Fにある「地球史ナビゲーター」で「地球館」の概略を事前に学びましょう。「地球史ナビゲーター」は、3つの巨大なスクリーンに囲まれたシアターのようなものです。これから「地球館」の各フロアーで見ていく内容が凝縮されています。巨大なスクリーンには、「宇宙史」、「生命史」、「人間史」の変遷がわかりやすいアニメーションでスクリーンに映しだされます。ここで上映された内容をみるだけで人類の歴史や宇宙の誕生から現代までの変遷が分かる仕組みになっています。中央に展示されているのは、隕石、恐竜の骨格標本、衛星です。「隕石」は1576年にアルゼンチンで発見された「カンポデルシエロ隕石」で重量は106kgある鉄隕石です。恐竜の骨格標本はジュラ紀後期の約1億5000万年前に北アメリカで生息していた「アロサウルス」で、これは日本に初めてやってきた骨格標本です。そして「衛星」は、気象衛星「ひまわり1号」で、今も日本の空を観測し続けている「ひまわり」の初代の衛星です。スクリーンの裏には生物多様性に関する展示があります。驚くことにこれらはほとんどの標本は、昔は生きていたものだそうです!すごい数です。そして「ジンベエザメ」の大きさに圧倒されます。また、「陸上生物の多様性」のエリアにある「絞め殺しの木」、「系統広場」では、進化によって地球上にさまざまな生物がいることを実感できます。そして、「地球史ナビゲーター」での人気者は人間の身長の五倍くらいある「ダイオウイカ」です。その大きさは、はすぐそばに展示されている「スルメイカ」と比べるといかに大きいかがわかります。そして「上野動物園」の人気NO1の「ジャイアントパンダ」の手の骨格標本にもあります。
⑵ 「大地を駆ける生命」…《「地球館」3F》
地球館3Fの“「大地を駆ける生命」”の手前には、哺乳類の剥製や「ティラノサウルス」の全身骨格などの簡単な解説やみどころを追加して、子供から大人まで楽しむことができる「歩いてみよう!コンパス」がります。青色の床の上を一方通行で歩きます。そして、その奥には「大地を駆ける生命 ( ヨシモトコレクションの剥製群 )」のエリアにはたくさんの動物剥製があり、大小の動物達の剥製がズラリと並んだ様子は圧巻です。その中には、昔、子供を連れて長蛇の列に並んだ上野動物園の人気者だったジャイアントパンダの剥製があります。展示してあるのは母親の「フェイフェイ」とその子供の「トントン」の剥製もあります。ちなみに「トントン」の父親は「ホァンホァン」です。そして最大の見どころは、1905年に奈良県での捕獲例を最後に絶滅してしまったニホンオオカミの貴重な剥製です。
⑶ 「科学技術で地球を探る」…《「地球館」2F》
地球館2Fの「科学技術で地球を探る」には、体験型展示の一つである「観測ステーション」があります。見るだけではなく、実際に自分自身の体を使って科学技術を体験できるフロアです。「観測ステーション」は、様々な手段で地球を観測しているデータを、ほぼリアルタイムで見ることができます。人工衛星から観測した地表の温度や水蒸気量などなど、変動する地球の様子を画像やデータを用いて、ほぼリアルタイムで見ることができます。壁面に流れてくる画像に手をかざすと「モニター」が開き、詳細画面が開いて細かいデータを見ることができる仕掛けになっています。まるで自分がSFの世界の主人公になった気分です。また、地震が起こった際に震源を特定する体験展示コーナーもあります。自分の観測所を選び、地震のゆれが伝わる時間の差を利用して震源を当てるというものですが、やってみると意外と難しかったというのが感想ですね。地球館2Fの展示では何と言っても「はやぶさ」の調査で一躍有名になった小惑星イトカワで採取された微粒子を顕微鏡で観察できると言うことでしょう。それともう一つ、「万年時計」です。この万年時計は、江戸時代のからくり技師「田中久重」によるもで、このような技術こそが後の日本が世界に誇る精密機器に応用されたのでしょうね。
⑷ 「自然のしくみを探る」…《「地球館」B3F》
地球館B3F の「自然のしくみを探る」では、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則を学ぶことができます。そして自然についての理解を変えてきた探究の成果とそれに貢献したノーベル賞を受賞した科学者等の展示もあります。ここでは、やはり「アポロ11号」と「アポロ17号」が持ち帰った貴重な「月の石」でしょうね。「アポロ11号」でアメリカ人宇宙飛行士が月面に初めて着陸したテレビの白黒の映像でしたが、今でもはっきり覚えています。「アームストロング船長」が言った「これは一人の人間にとって小さな一歩にすぎないが、人類にとっては大きな飛躍である」は、いまだに耳の奥底に残っています。また、ノーベル賞を受賞した科学者等の展示を見てこんなに沢山の優秀な人材を日本が輩出したことは誇りに思えました。
⑸ 「地球環境の変動と生物の進化」…《「地球館」B2F》
地球館B2F の「地球環境の変動と生物の進化」には、ここでの一番の見どころである宙吊りの大きな復元骨格があります。こちらは実は恐竜ではなく、クジラの仲間である哺乳類の「バシロサウルス」と、海生トカゲである爬虫類の「ティロサウルス」だそうです。その迫力などから見ても恐竜にしか見えません。「地球環境の変動と生物の進化」では、およそ40億年前に誕生した生命は、大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がりました。その進化の道のりをたどります。次の見どころは、マンモスの骨で作られた家です。現代人と違い、全てを余すことなく、有効利用したことが伺えます。そして、「猿人」、「原人」、「旧人」の復元模型と現代人の体形を比べてみるとどこが違うでしょうか。その違いを推理するのも博物館を巡る楽しみの一つですね。
⑹ 「地球環境の変動と生物の進化」…《B1F》
「地球環境の変動と生物の進化」は、まさにジュラシックパークそのものです。その迫力は想像を絶する感が否めません。何と言っても「ティラノサウルス」の復元骨格でしょう。ここに展示されているシチュエーションは「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているというシーン」を再現しています。自分もジャングルの中にいてその狩りのシーンを目撃しているような感じすらします。その他、卵を抱いて温めていたと考えられている「シチバチ」や、体重が17トンもあったと考えられている超巨大な草食恐竜「アパトサウルス」の骨格標本もあります。そしてこんな栄華を誇った恐竜たちの最後の日、6500万年前に地球に隕石が衝突し、恐竜が滅びた時の地層もありました。それは中生代最後の日、「k/Pg境界」と呼ぶそうです。そして本物の地層もあります。ちなみに、「ティラノサウルス」は、最近の研究の結果から現在では羽毛をまとった姿だったと考えられているようです。それともう一つ、「トリケラトプス」の産状化石は世界でも有数の状態の良さで、この標本を研究することで手の甲を外側に向けて立っていたことが分かったそうです。
そのほか、地球館屋上には、約150種類のハーブが植えられている「ハーブガーデン」と地球館の中2Fには、
「ムーセイオン」という「精養軒」が担当するレストランもあります。
「国立科学博物館」へのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。「国立西洋美術館」を右折し140mほど直進すると右手に「国立科学博物館」の「常設展」と「特別展」の入場口があります。現在、入館は完全予約制となっているので、事前に公式ウェブサイトで予約してから来館することになっています。
入場口から入るとまず目に入ってくるのが、どっしりと構えた「D51-231号機」蒸気機関車とかわいらしいフクロウが二匹体を寄せ合って「大型鋳造地球儀」の中にいるオブジェです。そして、正面入り口から「チケット売り場」へ向かいます。私は65歳以上なので、別の入口から免許証をガードマンに確認してもらい館内に入場しました。入場口付近には、「コインロッカー」、「ミュージアムショップ」、「ラウンジ」があります。そこを更に進むと「日本館」へ通じる階段があります。その階段の左手に「フーコーの振り子」がありました。大きな銀色をした玉が天井から吊るされ大きな円の軌道を描いています。もし、「フーコーの振り子」を写真に収めるなら、ちょっと脇道にそれますが、階段を一番上まで上り吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
今回は、「国立科学博物館」のお薦めの見学コースと言うことで、①:「地球館1F【地球史ナビゲーター】」⇒②:「地球館3F【大地を駆ける生命】」⇒③:「地球館2F【科学と技術の歩み】」⇒④:「地球館B3F【自然のしくみを知る】」⇒⑤:「地球館B2F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑥:「地球館B1F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑦:「屋上(ハーブガーデン)」そして最後は、お腹が空いたのでレストラン⑧:「ムーセイオン」で食事を取りました。
最初は、地球館1Fの「地球史ナビゲーター」です。ここで、「地球館」全体の概略を事前に学びます。「地球史ナビゲーター」は、3つの巨大なスクリーンに囲まれたシアターのようなものです。この巨大なスクリーンには入るなり圧倒されましたが、これから「地球館」の各フロアで見ていく内容が凝縮されていのでじっくり見ることにしました。スクリーンの中央には、「ティラノザウルス」の骨格標本が展示されていてこれまた驚きの連続です。「ティラノザウルス」以外にも気象衛星「ひまわり1号」も展示されていました。まさに、太古と現代がこの空間には同居しています。その周りには、46億年前の「カンポデルシエロ隕石」がそのままの姿で展示されています。「海洋生物の多様性」では、世界最大の生き物「シロナガスクジラ」の骨格模型も見ることができました。「陸上生物の多様性」では、ほかの植物に寄生する「しめ殺しの木」が印象的でした。また、「ダイオウイカ」の標本にも圧倒されました。
次は、エスカレータを利用して地球館3Fの「大地を駆ける生命」へ向かいました。この階には子供から大人まで楽しむことができる「歩いてみよう!コンパス」、「ジャイアントパンダ」の剥製そして1905年に奈良県での捕獲例を最後に絶滅してしまった「ニホンオオカミ」の貴重な剥製などがありました。
次は、下の階の地球館2Fの「科学と技術の歩み」です。ここには、体験型展示の一つである「観測ステーション」など見るだけではなく、実際に自分自身の体を使って科学技術を体験できるフロアです。また、地震が起こった際に震源を特定する「体験展示コーナー」もあります。そして、地球館2Fの展示では何と言っても「はやぶさ」の調査で一躍有名になった小惑星イトカワで採取された微粒子を顕微鏡で観察できると言うことでしょう。それともう一つ、「万年時計」です。この万年時計は、江戸時代のからくり技師「田中久重」によるもで、このような技術こそが後の日本が世界に誇る精密機器に応用されたのでしょうね。
次は、エスカレータで一番下の階の地球館B3Fの「自然のしくみを知る」へいきます。ここでは、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則を学ぶことができます。ノーベル賞を受賞した科学者等の展示もあります。ここでは、やはり「アポロ11号」と「アポロ17号」が持ち帰った貴重な「月の石」でしょうね。また、ノーベル賞を受賞した科学者等の展示を見てこんなに沢山の優秀な人材を日本が輩出したことは誇りに思えました。
次は、地球館B2FとB1Fの「地球環境の変動と生物の進化」です。ここでの一番の見どころである宙吊りの大きな復元骨格があります。こちらは実は恐竜ではなく、クジラの仲間である哺乳類の「バシロサウルス」と、海生トカゲである爬虫類の「ティロサウルス」だそうです。そして、最後は、何と言っても「ティラノサウルス」の復元骨格でしょう。ここに展示されているシチュエーションは「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているというシーン」を再現しています。まさに、ジュラシックパークそのものの恐竜ワールドが再現されています。
屋上のハーブガーデンは、ハーブの展示はもちろんのことスカイデッキになっていて、疲れた体を癒すことのできる空間になっています。また、スカイツリー、上野の杜そして高層ビル群もここから眺めることができます。ベンチとテーブルが沢山あるので親子ずれがお弁当を食べている微笑ましい光景も見ることができました。
最後は、レストラン「ムーセイオン」です。ここでは、子供が大喜びしそうな、火山ライスと恐竜の足跡ハンバークの乗っている「ジュラ紀ハンバーグプレート」、肉食恐竜が肉にかぶりつく「ダイナソープレート」などがあります。私は、「オムハヤシライス」を食べました。さすが、「精養軒」だけあってハヤシライスのソースは老舗の味そのものです。それとここでの最大のお薦めは、地球館1Fに展示される「シロナガスクジラ」の実物大の標本や「恐竜」の骨格標本も眺められます。窓越しからみる風景は迫力満点です。頭も心もお腹も一杯になったところで帰途につきます。何回か足を運ばないとその良さが分からないのでまた近いうち訪れたいと思います。
見どころ等は下に箇条書きにしてありますので、参考にしていただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
⑵ 電話(お問い合わせ)…ハローダイヤル:050-5541-8600
⑶ 開館時間 ① 通常…9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
② 金曜日・土曜日…9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
⑷ 休館日…毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
⑸ 入館料…常設展示 ①一般・大学生…630円 ②高校生(高等専門学校生含む)以下…無料
③65歳以上の方…無料
02_【アクセス】
①JR「上野駅」公園口から徒歩4分300m
②京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩10分
③東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
03_【「国立科学博物館“地球館”」の見どころ】
⑴ 「地球史ナビゲーター」…《「地球館」1F》
まずは、「地球館」1Fにある「地球史ナビゲーター」で「地球館」の概略を事前に学びましょう。「地球史ナビゲーター」は、3つの巨大なスクリーンに囲まれたシアターのようなものです。これから「地球館」の各フロアーで見ていく内容が凝縮されています。巨大なスクリーンには、「宇宙史」、「生命史」、「人間史」の変遷がわかりやすいアニメーションでスクリーンに映しだされます。ここで上映された内容をみるだけで人類の歴史や宇宙の誕生から現代までの変遷が分かる仕組みになっています。中央に展示されているのは、隕石、恐竜の骨格標本、衛星です。「隕石」は1576年にアルゼンチンで発見された「カンポデルシエロ隕石」で重量は106kgある鉄隕石です。恐竜の骨格標本はジュラ紀後期の約1億5000万年前に北アメリカで生息していた「アロサウルス」で、これは日本に初めてやってきた骨格標本です。そして「衛星」は、気象衛星「ひまわり1号」で、今も日本の空を観測し続けている「ひまわり」の初代の衛星です。スクリーンの裏には生物多様性に関する展示があります。驚くことにこれらはほとんどの標本は、昔は生きていたものだそうです!すごい数です。そして「ジンベエザメ」の大きさに圧倒されます。また、「陸上生物の多様性」のエリアにある「絞め殺しの木」、「系統広場」では、進化によって地球上にさまざまな生物がいることを実感できます。そして、「地球史ナビゲーター」での人気者は人間の身長の五倍くらいある「ダイオウイカ」です。その大きさは、はすぐそばに展示されている「スルメイカ」と比べるといかに大きいかがわかります。そして「上野動物園」の人気NO1の「ジャイアントパンダ」の手の骨格標本にもあります。
⑵ 「大地を駆ける生命」…《「地球館」3F》
地球館3Fの“「大地を駆ける生命」”の手前には、哺乳類の剥製や「ティラノサウルス」の全身骨格などの簡単な解説やみどころを追加して、子供から大人まで楽しむことができる「歩いてみよう!コンパス」がります。青色の床の上を一方通行で歩きます。そして、その奥には「大地を駆ける生命 ( ヨシモトコレクションの剥製群 )」のエリアにはたくさんの動物剥製があり、大小の動物達の剥製がズラリと並んだ様子は圧巻です。その中には、昔、子供を連れて長蛇の列に並んだ上野動物園の人気者だったジャイアントパンダの剥製があります。展示してあるのは母親の「フェイフェイ」とその子供の「トントン」の剥製もあります。ちなみに「トントン」の父親は「ホァンホァン」です。そして最大の見どころは、1905年に奈良県での捕獲例を最後に絶滅してしまったニホンオオカミの貴重な剥製です。
⑶ 「科学技術で地球を探る」…《「地球館」2F》
地球館2Fの「科学技術で地球を探る」には、体験型展示の一つである「観測ステーション」があります。見るだけではなく、実際に自分自身の体を使って科学技術を体験できるフロアです。「観測ステーション」は、様々な手段で地球を観測しているデータを、ほぼリアルタイムで見ることができます。人工衛星から観測した地表の温度や水蒸気量などなど、変動する地球の様子を画像やデータを用いて、ほぼリアルタイムで見ることができます。壁面に流れてくる画像に手をかざすと「モニター」が開き、詳細画面が開いて細かいデータを見ることができる仕掛けになっています。まるで自分がSFの世界の主人公になった気分です。また、地震が起こった際に震源を特定する体験展示コーナーもあります。自分の観測所を選び、地震のゆれが伝わる時間の差を利用して震源を当てるというものですが、やってみると意外と難しかったというのが感想ですね。地球館2Fの展示では何と言っても「はやぶさ」の調査で一躍有名になった小惑星イトカワで採取された微粒子を顕微鏡で観察できると言うことでしょう。それともう一つ、「万年時計」です。この万年時計は、江戸時代のからくり技師「田中久重」によるもで、このような技術こそが後の日本が世界に誇る精密機器に応用されたのでしょうね。
⑷ 「自然のしくみを探る」…《「地球館」B3F》
地球館B3F の「自然のしくみを探る」では、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則を学ぶことができます。そして自然についての理解を変えてきた探究の成果とそれに貢献したノーベル賞を受賞した科学者等の展示もあります。ここでは、やはり「アポロ11号」と「アポロ17号」が持ち帰った貴重な「月の石」でしょうね。「アポロ11号」でアメリカ人宇宙飛行士が月面に初めて着陸したテレビの白黒の映像でしたが、今でもはっきり覚えています。「アームストロング船長」が言った「これは一人の人間にとって小さな一歩にすぎないが、人類にとっては大きな飛躍である」は、いまだに耳の奥底に残っています。また、ノーベル賞を受賞した科学者等の展示を見てこんなに沢山の優秀な人材を日本が輩出したことは誇りに思えました。
⑸ 「地球環境の変動と生物の進化」…《「地球館」B2F》
地球館B2F の「地球環境の変動と生物の進化」には、ここでの一番の見どころである宙吊りの大きな復元骨格があります。こちらは実は恐竜ではなく、クジラの仲間である哺乳類の「バシロサウルス」と、海生トカゲである爬虫類の「ティロサウルス」だそうです。その迫力などから見ても恐竜にしか見えません。「地球環境の変動と生物の進化」では、およそ40億年前に誕生した生命は、大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がりました。その進化の道のりをたどります。次の見どころは、マンモスの骨で作られた家です。現代人と違い、全てを余すことなく、有効利用したことが伺えます。そして、「猿人」、「原人」、「旧人」の復元模型と現代人の体形を比べてみるとどこが違うでしょうか。その違いを推理するのも博物館を巡る楽しみの一つですね。
⑹ 「地球環境の変動と生物の進化」…《B1F》
「地球環境の変動と生物の進化」は、まさにジュラシックパークそのものです。その迫力は想像を絶する感が否めません。何と言っても「ティラノサウルス」の復元骨格でしょう。ここに展示されているシチュエーションは「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているというシーン」を再現しています。自分もジャングルの中にいてその狩りのシーンを目撃しているような感じすらします。その他、卵を抱いて温めていたと考えられている「シチバチ」や、体重が17トンもあったと考えられている超巨大な草食恐竜「アパトサウルス」の骨格標本もあります。そしてこんな栄華を誇った恐竜たちの最後の日、6500万年前に地球に隕石が衝突し、恐竜が滅びた時の地層もありました。それは中生代最後の日、「k/Pg境界」と呼ぶそうです。そして本物の地層もあります。ちなみに、「ティラノサウルス」は、最近の研究の結果から現在では羽毛をまとった姿だったと考えられているようです。それともう一つ、「トリケラトプス」の産状化石は世界でも有数の状態の良さで、この標本を研究することで手の甲を外側に向けて立っていたことが分かったそうです。
そのほか、地球館屋上には、約150種類のハーブが植えられている「ハーブガーデン」と地球館の中2Fには、
「ムーセイオン」という「精養軒」が担当するレストランもあります。
投稿日:2023年2月4日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。
伝説の超ネアンデルタール人
相模原市, 神奈川県12件の投稿
2022年7月
国立科学博物館では、恐竜の化石や、古生物の化石が見れたり、科学についての部屋があったり、国立科学博物館のお店屋さんは良いものばっかあって良い。そして、国立博物館で他の展示に負けず劣らずの人気を誇るのが日本館の地下1Fにある「シアター360°」です。国立科学博物館に行ったら、「シアター360°」に絶対行ってみてください!後悔はしませんよ〜
投稿日:2022年12月23日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。
junjun
東京都心, 東京都26,229件の投稿
2022年10月
台東区の「上野公園 国立科学博物館日本館」についての情報を発信していきます。今回、「国立科学博物館日本館」を訪れたのは2022年10月12日と19日です。
国立科学博物館は、1877年(明治10年)明治時代に創立されました。国立として唯一の自然史、科学技術史に関する総合科学博物館で、2万5000点以上の展示物を誇ります。とにかく、広くて見どころ満載です。ゆっくり展示品を一つ一つ見ていったらとてもではないですが、「日本館」だけでも一日では見て回ることができません。そのような理由で、「日本館」と「地球館」を別々にリポートしていきたいと思います。
「国立科学博物館」へのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。「国立西洋美術館」を右折し140mほど直進すると右手に「国立科学博物館」の「常設展」と「特別展」の入場口があります。現在、入館は完全予約制となっているので、事前に公式ウェブサイトで予約してから来館することになっています。
入場口から入ると目に入ってくるのが、どっしりと構えた「D51-231号機」蒸気機関車とかわいらしいフクロウが二匹体を寄せ合って「大型鋳造地球儀」の中にいるオブジェです。そして、正面入り口から「チケット売り場」です。私は65歳以上なので、別の入口から免許証をガードマンに確認してもらい館内に入場しました。入場口付近には、「コインロッカー」、「ミュージアムショップ」、「ラウンジ」があります。そこを更に進むと「日本館」へ通じる階段があります。その階段の所に「フーコーの振り子」がありました。大きな銀色をした玉が天井から吊るされ大きな円の軌道を描いています。階段を上ると、館内の中央部分は吹き抜けになっています。天井は「ドーム型」で、白い壁と「ステンドグラス」で彩られ、まるで海外のカテドラルのようです。吹き抜けの中央に立ち上を見上げてみるのもいいですし、階を上がるごとに踊り場で見るとまた違った形の白亜の殿堂が見られます。しかし、ベストアングルは、吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
最初に1F南翼の「自然をみる技」の展示室に入りました。展示室の入口正面には、圧倒的な存在感のある風貌で「トロートン天体望遠鏡」が展示されていました。迫力満点の天体望遠鏡で、明治初期にイギリスから輸入されたそうです。また、天を知ることによって暦を作成するための江戸時代の天球儀、地球儀、望遠鏡も様々なものが展示されていました。また、地震を予知するための時代ごとの地震計も遠い昔からあったんだなあと感心しました。時計にしてもしかり、初期のものから現代のものに至るまで展示されていました。また、アナログですが、江戸時代に旅人が使用していた「旅先で時間を計る携帯用日時計」もありました。
次は、2F南翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。入口付近に大きな熊がいたのが印象的です。このフロアーは、いろいろな生き物のはく製のオンパレードです。でもこれは全て生きていたものをはく製ににしたんですよね。この展示室は、約170万年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で、氷期に陸化した海峡を渡って大陸から日本列島に移りすんだ生き物たちが、長年に渡り日本列島の変化に富んだ気候や複雑な地形などの自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げました進化の歴史のようなものですね。
次は、2F北翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。この展示コーナーには、骨を読むというものがあり、それぞれの時代の日本人の頭がい骨や人の骨格が展示されていました。面白かったのは当時の人々の生活をジオラマにしてあるので興味深く見ることができました。ここの展示コーナーは何と言っても実物の忠犬ハチ公の剥製と日本人の模型があるということです。そして、面白い工夫がされた「現代人」の撮影スポットがありました。これは自分自身が展示品に変身できるコーナーです。カップルが「現代人」の撮影スポットの中に入りお互いの写真を撮っていました。
次は、3F北翼の「日本列島の生い立ち」の展示室です。ここでは見るのを楽しみにしていた「フタバスズキリュウの復元骨格」にいきなり出会いました。みごとな復元骨格で、こんな巨大な生物が海に棲んでいたなんて信じられませんよね。それと巨大なアンモナイトの化石もありました。味噌汁にしたら何人前になるのかとその前でしばし想像してみました。
次は、3F南翼の「日本列島の素顔」の展示室です。日本列島は、長年にわたる地殻運動によってめまぐるしく変化し、複雑な地質と山岳に富む地形が造られました。また、四季の変化が明瞭で、季節風と海流の影響を強く受けています。この様な中で多様な生き物が生まれました。ここにも動植物の様々な種類のはく製や標本がありました。また、興味深かったのは、「日本列島」を断面化し地震を誘発し、地殻変動を起こす各プレートの大きな断面模型があったことです。それを見るとやはり日本は地震の巣窟だということがよく理解できました。それと地殻変動によりできた日本の鉱物や日本に落下した隕石の展示室もあり、こんな大きなものがよくも人に当たらなかったものだと感心しました。
最後は、地下1階にある全球型映像施設「シアター36○」です。ここも入場無料です。少しの待ち時間で入ることができました。映像が始まる最初の部分だけ浮揚感があるので、乗り物酔いをする私にとっては、余り気分のいいものではありませんでしたが、少しすると慣れ、いつのまにか深海についていました。臨場感あふれる設備です。
見学の合間にラウンジの「くじらカフェ」で昼食をたべました。品数は少ないんですが、「上野精養軒」がやっているらしく、スパゲティのボロネーゼを食べましたが、ソースの味は本格的でした。値段もリーズナブルですし、何より大衆的で入りやすい「くじらカフェ」でした。その後「ミュージアムショップ」にはどんなものがあるか身に行きましたが、驚くほどお土産の品数が豊富でした。次回、「地球館」を見学するとき立ち寄りたいと思います。見どころ等は下に箇条書きにしてありますので、参考にしていただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
⑵ 電話(お問い合わせ)…ハローダイヤル:050-5541-8600
⑶ 開館時間 ① 通常…9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
② 金曜日・土曜日…9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
⑷ 休館日…毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
⑸ 入館料…常設展示 ①一般・大学生…630円 ②高校生(高等専門学校生含む)以下…無料
③65歳以上の方…無料
02_【アクセス】
①JR「上野駅」公園口から徒歩4分300m
②京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩10分
③東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
03_【「国立科学博物館」_《日本館の見どころ》】
① 「フーコーの振り子」…《「日本館」の地下1F》
入館すると最初に目に入ってくるのが「フーコーの振り子」です。「フーコーの振り子」は、「日本館」の地下1Fにある階段の吹き抜けを利用して展示してあります。当日、修学旅行で来ていた団体の中学生も一斉に「フーコーの振り子」に群がり、物珍しそうに見ながら写真を撮っていました。「フーコーの振り子」とは、地球が自転していることを証明した装置です。単純な軌跡ですが、ゆったりと振り子が揺れる様子を見ているだけで心が落ち着き、癒されるような感覚になりました。「フーコーの振り子」は、本館の吹き抜けを通って吊り下げられ、ステンレス線の長さは19.5m、球の重さは49.6kg、直径は23cmあります。F段を上り上から眺めてみると、下で見た時には、単純な軌跡で、ゆったりとしていましたが、ダイナミックで鉄球が当たったらと考えると怖くなりました。ちなみに、「フーコーの振り子」は、フランスの科学者「ジャン・ベルナール・レオン・フーコー」が、1851年に、「パリ天文台」のカッシーニ・ホールに長さ11メートルの振り子をぶら下げ、「地球が自転することを」証明する公開実験を行った。これが「フーコーの振り子」の起源です。
② 「ネオルネサンス様式」の建物…《「日本館」の館内の中央部分は吹き抜け》
「日本館」の建物は、1931年(昭和6年)に建てられ、2008年(平成20年)に国の重要文化財に指定されています。建築様式は「ネオルネサンス式」で、館内の中央部分は吹き抜けになっています。天井は「ドーム型」で、白い壁と「ステンドグラス」で彩られ、まるで海外のカテドラルのようです。さらに日本館を上空から見ると当時の科学技術の象徴だった飛行機型のデザインです。吹き抜けの中央に立ち上を見上げてみるのもいいですし、階を上がるごとに踊り場で見るとまた違った形の白亜の殿堂が見られるはずです。しかし、ベストアングルは、吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
③ 「トロートン天体望遠鏡」…《「日本館」の1F南翼》
「トロートン天体望遠鏡」は、本館の1F南翼にある「自然をみる技」エリアにあります。「自然をみる技」エリアは、時計や地震計、天球儀など日本人が生み出した観測技術を展示するエリアです。その入口正面に圧倒的な存在感のある堂々とした風貌で展示されるが「トロートン天体望遠鏡」です。「トロートン天体望遠鏡」は、重要文化財にも指定されており、近代的な天体望遠鏡かと見間違えるほどで、その美しいフォルムには思わず見とれてしまいます。この「トロートン天体望遠鏡」は、イギリスの「トロートン・アンド・シムス社製」で口径20cm の観測用望遠鏡で重さは約1500kgもあります。1870年(明治13年)にイギリスから輸入されましたものです。その時代の人は、この観測用望遠鏡を使って天体を観測し、宇宙に思いを馳せたことでしょうね。
④ 「忠犬ハチ公の剥製と日本人の模型」…《「日本館」の2F北翼》
「忠犬ハチ公の剥製」は日本館2F北翼にあります。なんと、凛々しい姿で主人を待っていた姿の実物のハチ公の剥製です。私が小学生の時学校の講堂で「忠犬ハチ」の映画がありました。主人である大学教授の上野英三郎が亡くなった後も「ハチ公」は渋谷駅で主人が帰ってくるのを待ち続けました。その姿を見て小学生であった私たちも涙したのを昨日のことのように覚えています。日本人と関わりの深い生き物を展示するこのコーナーに「犬」の存在価値は相当なものでしょう。そして、現在、「秋田県」は、個体数が減少傾向にあるので「ハチ公」のはく製は貴重なものだそうです。
⑤ 「現代人」の撮影スポット…《「日本館」の2F北翼》
2F北翼の「日本人と自然」では、日本の動物や日本人の変遷を知ることができます。日本人と言っても、時代によりその生活様式や服装、身長なども変化していきます。その移り変わりがひと目でわかるのがエリア中央に置かれた日本人の模型です。「港川人」に始まり「縄文人」、「弥生人」、「中世人」、「近世人」、「現代人」までに分かれています。しかし、「現代人」の部分は、何も入っていません。実は、中に入って自分自身が「現代人」として撮影できるスポットになっています。自分が展示の一部になったような不思議な気分になれるし、めったにないチャンスです。是非、チャレンジしてください。
⑥ 「フタバスズキリュウの復元骨格」…《「日本館」の3F北翼》
3F北翼「日本列島の生い立ち」の展示室に入ると、入口にいきなり「フタバスズキリュウ」が現れます。一瞬その大きさと威圧感にはドッキリしました。「フタバスズキリュウ」の全身骨格が天井から吊られ、首をぐっと曲げた姿は海を悠々と泳いでいるのではなく、あたかも大空を飛んでいるように躍動感にあふれています。「フタバスズキリュウ」とは、約8500万年前の白亜紀後期に日本近海に生息していた首長竜です。この「フタバスズキリュウの復元骨格」は、1968年(昭和43年) に当時高校生だった鈴木直さんが福島県いわき市で化石を発見したもので、国内初の首長竜です。ちなみに「フタバスズキリュウ」は、推定全長が最長で約9メートルのエラスモサウルス科の首長竜です。それと実物の化石も一部展示されています。同エリアに展示されているアンモナイトの化石は触ることもできますので是非触れてみてください。
⑦ 「イセ食品THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」…《日本館地下1F》
「シアター36○」は、ハロウィンのカボチャと見間違えそうな「国立科学博物館」の中で超人気のスポットです。「日本館地下1F」にあります。一番最初に「シアター36○」へ行くなら正面入り口から入って「地球館」の方向へ向かえば左側にあります。人気のスポットですが、上映間隔も短く、常時行っているのでそんなに待たずにすみます。もともとは2005年(平成17年)の「愛・地球博」で公開された「地球の部屋」を移築したものです。「シアター36○」は、球体の内部全面がスクリーンになっており、中央のブリッジの上から映像を鑑賞できます。世界初の360°全方位の映像シアターで、360度の音と映像で独特の浮遊感と没入感が味わうことができます。上映作品は、大海原での航海や、水深1000メートルの駿河湾や同1500メートルの沖縄トラフの深海、宇宙138億年の旅、恐竜の世界など、時期によってさまざまなテーマのオリジナル映像が上映されています。上映スケジュールは、公式ホームページで確認できます。追加料金などはなく、常設展の料金だけで見られるのもお得ですね。ちなみに、独立行政法人の文化施設として初めて、施設などの名前に企業名や社名ブランドをつけるネーミングライツを導入し、イセグループの鶏卵最大手、イセ食品が「イセ食品 THEATER36○」として4年間、社名をシアターに冠して2019年(平成31年)にリニューアルオープンしたそうです。
⑴ 上映時間 9:30(初回上映)~16:30(最終回上映)
⑵ 上映内容 ① 1回の上映は約6分です。② 当館オリジナル映像1本を上映します。
③ 各プログラムは繰り返し上映されます。
⑶ 定員 各回の定員は40名です。
⑷ 上映スケジュール 9月…人類の旅 -ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-
10月…深海 -潜水艇が照らす漆黒のフロンティア-
11月…海の食物連鎖 -太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ-
12月…恐竜の世界 -化石から読み解く-
国立科学博物館は、1877年(明治10年)明治時代に創立されました。国立として唯一の自然史、科学技術史に関する総合科学博物館で、2万5000点以上の展示物を誇ります。とにかく、広くて見どころ満載です。ゆっくり展示品を一つ一つ見ていったらとてもではないですが、「日本館」だけでも一日では見て回ることができません。そのような理由で、「日本館」と「地球館」を別々にリポートしていきたいと思います。
「国立科学博物館」へのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。「国立西洋美術館」を右折し140mほど直進すると右手に「国立科学博物館」の「常設展」と「特別展」の入場口があります。現在、入館は完全予約制となっているので、事前に公式ウェブサイトで予約してから来館することになっています。
入場口から入ると目に入ってくるのが、どっしりと構えた「D51-231号機」蒸気機関車とかわいらしいフクロウが二匹体を寄せ合って「大型鋳造地球儀」の中にいるオブジェです。そして、正面入り口から「チケット売り場」です。私は65歳以上なので、別の入口から免許証をガードマンに確認してもらい館内に入場しました。入場口付近には、「コインロッカー」、「ミュージアムショップ」、「ラウンジ」があります。そこを更に進むと「日本館」へ通じる階段があります。その階段の所に「フーコーの振り子」がありました。大きな銀色をした玉が天井から吊るされ大きな円の軌道を描いています。階段を上ると、館内の中央部分は吹き抜けになっています。天井は「ドーム型」で、白い壁と「ステンドグラス」で彩られ、まるで海外のカテドラルのようです。吹き抜けの中央に立ち上を見上げてみるのもいいですし、階を上がるごとに踊り場で見るとまた違った形の白亜の殿堂が見られます。しかし、ベストアングルは、吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
最初に1F南翼の「自然をみる技」の展示室に入りました。展示室の入口正面には、圧倒的な存在感のある風貌で「トロートン天体望遠鏡」が展示されていました。迫力満点の天体望遠鏡で、明治初期にイギリスから輸入されたそうです。また、天を知ることによって暦を作成するための江戸時代の天球儀、地球儀、望遠鏡も様々なものが展示されていました。また、地震を予知するための時代ごとの地震計も遠い昔からあったんだなあと感心しました。時計にしてもしかり、初期のものから現代のものに至るまで展示されていました。また、アナログですが、江戸時代に旅人が使用していた「旅先で時間を計る携帯用日時計」もありました。
次は、2F南翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。入口付近に大きな熊がいたのが印象的です。このフロアーは、いろいろな生き物のはく製のオンパレードです。でもこれは全て生きていたものをはく製ににしたんですよね。この展示室は、約170万年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で、氷期に陸化した海峡を渡って大陸から日本列島に移りすんだ生き物たちが、長年に渡り日本列島の変化に富んだ気候や複雑な地形などの自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げました進化の歴史のようなものですね。
次は、2F北翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。この展示コーナーには、骨を読むというものがあり、それぞれの時代の日本人の頭がい骨や人の骨格が展示されていました。面白かったのは当時の人々の生活をジオラマにしてあるので興味深く見ることができました。ここの展示コーナーは何と言っても実物の忠犬ハチ公の剥製と日本人の模型があるということです。そして、面白い工夫がされた「現代人」の撮影スポットがありました。これは自分自身が展示品に変身できるコーナーです。カップルが「現代人」の撮影スポットの中に入りお互いの写真を撮っていました。
次は、3F北翼の「日本列島の生い立ち」の展示室です。ここでは見るのを楽しみにしていた「フタバスズキリュウの復元骨格」にいきなり出会いました。みごとな復元骨格で、こんな巨大な生物が海に棲んでいたなんて信じられませんよね。それと巨大なアンモナイトの化石もありました。味噌汁にしたら何人前になるのかとその前でしばし想像してみました。
次は、3F南翼の「日本列島の素顔」の展示室です。日本列島は、長年にわたる地殻運動によってめまぐるしく変化し、複雑な地質と山岳に富む地形が造られました。また、四季の変化が明瞭で、季節風と海流の影響を強く受けています。この様な中で多様な生き物が生まれました。ここにも動植物の様々な種類のはく製や標本がありました。また、興味深かったのは、「日本列島」を断面化し地震を誘発し、地殻変動を起こす各プレートの大きな断面模型があったことです。それを見るとやはり日本は地震の巣窟だということがよく理解できました。それと地殻変動によりできた日本の鉱物や日本に落下した隕石の展示室もあり、こんな大きなものがよくも人に当たらなかったものだと感心しました。
最後は、地下1階にある全球型映像施設「シアター36○」です。ここも入場無料です。少しの待ち時間で入ることができました。映像が始まる最初の部分だけ浮揚感があるので、乗り物酔いをする私にとっては、余り気分のいいものではありませんでしたが、少しすると慣れ、いつのまにか深海についていました。臨場感あふれる設備です。
見学の合間にラウンジの「くじらカフェ」で昼食をたべました。品数は少ないんですが、「上野精養軒」がやっているらしく、スパゲティのボロネーゼを食べましたが、ソースの味は本格的でした。値段もリーズナブルですし、何より大衆的で入りやすい「くじらカフェ」でした。その後「ミュージアムショップ」にはどんなものがあるか身に行きましたが、驚くほどお土産の品数が豊富でした。次回、「地球館」を見学するとき立ち寄りたいと思います。見どころ等は下に箇条書きにしてありますので、参考にしていただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
⑵ 電話(お問い合わせ)…ハローダイヤル:050-5541-8600
⑶ 開館時間 ① 通常…9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
② 金曜日・土曜日…9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
⑷ 休館日…毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
⑸ 入館料…常設展示 ①一般・大学生…630円 ②高校生(高等専門学校生含む)以下…無料
③65歳以上の方…無料
02_【アクセス】
①JR「上野駅」公園口から徒歩4分300m
②京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩10分
③東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
03_【「国立科学博物館」_《日本館の見どころ》】
① 「フーコーの振り子」…《「日本館」の地下1F》
入館すると最初に目に入ってくるのが「フーコーの振り子」です。「フーコーの振り子」は、「日本館」の地下1Fにある階段の吹き抜けを利用して展示してあります。当日、修学旅行で来ていた団体の中学生も一斉に「フーコーの振り子」に群がり、物珍しそうに見ながら写真を撮っていました。「フーコーの振り子」とは、地球が自転していることを証明した装置です。単純な軌跡ですが、ゆったりと振り子が揺れる様子を見ているだけで心が落ち着き、癒されるような感覚になりました。「フーコーの振り子」は、本館の吹き抜けを通って吊り下げられ、ステンレス線の長さは19.5m、球の重さは49.6kg、直径は23cmあります。F段を上り上から眺めてみると、下で見た時には、単純な軌跡で、ゆったりとしていましたが、ダイナミックで鉄球が当たったらと考えると怖くなりました。ちなみに、「フーコーの振り子」は、フランスの科学者「ジャン・ベルナール・レオン・フーコー」が、1851年に、「パリ天文台」のカッシーニ・ホールに長さ11メートルの振り子をぶら下げ、「地球が自転することを」証明する公開実験を行った。これが「フーコーの振り子」の起源です。
② 「ネオルネサンス様式」の建物…《「日本館」の館内の中央部分は吹き抜け》
「日本館」の建物は、1931年(昭和6年)に建てられ、2008年(平成20年)に国の重要文化財に指定されています。建築様式は「ネオルネサンス式」で、館内の中央部分は吹き抜けになっています。天井は「ドーム型」で、白い壁と「ステンドグラス」で彩られ、まるで海外のカテドラルのようです。さらに日本館を上空から見ると当時の科学技術の象徴だった飛行機型のデザインです。吹き抜けの中央に立ち上を見上げてみるのもいいですし、階を上がるごとに踊り場で見るとまた違った形の白亜の殿堂が見られるはずです。しかし、ベストアングルは、吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
③ 「トロートン天体望遠鏡」…《「日本館」の1F南翼》
「トロートン天体望遠鏡」は、本館の1F南翼にある「自然をみる技」エリアにあります。「自然をみる技」エリアは、時計や地震計、天球儀など日本人が生み出した観測技術を展示するエリアです。その入口正面に圧倒的な存在感のある堂々とした風貌で展示されるが「トロートン天体望遠鏡」です。「トロートン天体望遠鏡」は、重要文化財にも指定されており、近代的な天体望遠鏡かと見間違えるほどで、その美しいフォルムには思わず見とれてしまいます。この「トロートン天体望遠鏡」は、イギリスの「トロートン・アンド・シムス社製」で口径20cm の観測用望遠鏡で重さは約1500kgもあります。1870年(明治13年)にイギリスから輸入されましたものです。その時代の人は、この観測用望遠鏡を使って天体を観測し、宇宙に思いを馳せたことでしょうね。
④ 「忠犬ハチ公の剥製と日本人の模型」…《「日本館」の2F北翼》
「忠犬ハチ公の剥製」は日本館2F北翼にあります。なんと、凛々しい姿で主人を待っていた姿の実物のハチ公の剥製です。私が小学生の時学校の講堂で「忠犬ハチ」の映画がありました。主人である大学教授の上野英三郎が亡くなった後も「ハチ公」は渋谷駅で主人が帰ってくるのを待ち続けました。その姿を見て小学生であった私たちも涙したのを昨日のことのように覚えています。日本人と関わりの深い生き物を展示するこのコーナーに「犬」の存在価値は相当なものでしょう。そして、現在、「秋田県」は、個体数が減少傾向にあるので「ハチ公」のはく製は貴重なものだそうです。
⑤ 「現代人」の撮影スポット…《「日本館」の2F北翼》
2F北翼の「日本人と自然」では、日本の動物や日本人の変遷を知ることができます。日本人と言っても、時代によりその生活様式や服装、身長なども変化していきます。その移り変わりがひと目でわかるのがエリア中央に置かれた日本人の模型です。「港川人」に始まり「縄文人」、「弥生人」、「中世人」、「近世人」、「現代人」までに分かれています。しかし、「現代人」の部分は、何も入っていません。実は、中に入って自分自身が「現代人」として撮影できるスポットになっています。自分が展示の一部になったような不思議な気分になれるし、めったにないチャンスです。是非、チャレンジしてください。
⑥ 「フタバスズキリュウの復元骨格」…《「日本館」の3F北翼》
3F北翼「日本列島の生い立ち」の展示室に入ると、入口にいきなり「フタバスズキリュウ」が現れます。一瞬その大きさと威圧感にはドッキリしました。「フタバスズキリュウ」の全身骨格が天井から吊られ、首をぐっと曲げた姿は海を悠々と泳いでいるのではなく、あたかも大空を飛んでいるように躍動感にあふれています。「フタバスズキリュウ」とは、約8500万年前の白亜紀後期に日本近海に生息していた首長竜です。この「フタバスズキリュウの復元骨格」は、1968年(昭和43年) に当時高校生だった鈴木直さんが福島県いわき市で化石を発見したもので、国内初の首長竜です。ちなみに「フタバスズキリュウ」は、推定全長が最長で約9メートルのエラスモサウルス科の首長竜です。それと実物の化石も一部展示されています。同エリアに展示されているアンモナイトの化石は触ることもできますので是非触れてみてください。
⑦ 「イセ食品THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」…《日本館地下1F》
「シアター36○」は、ハロウィンのカボチャと見間違えそうな「国立科学博物館」の中で超人気のスポットです。「日本館地下1F」にあります。一番最初に「シアター36○」へ行くなら正面入り口から入って「地球館」の方向へ向かえば左側にあります。人気のスポットですが、上映間隔も短く、常時行っているのでそんなに待たずにすみます。もともとは2005年(平成17年)の「愛・地球博」で公開された「地球の部屋」を移築したものです。「シアター36○」は、球体の内部全面がスクリーンになっており、中央のブリッジの上から映像を鑑賞できます。世界初の360°全方位の映像シアターで、360度の音と映像で独特の浮遊感と没入感が味わうことができます。上映作品は、大海原での航海や、水深1000メートルの駿河湾や同1500メートルの沖縄トラフの深海、宇宙138億年の旅、恐竜の世界など、時期によってさまざまなテーマのオリジナル映像が上映されています。上映スケジュールは、公式ホームページで確認できます。追加料金などはなく、常設展の料金だけで見られるのもお得ですね。ちなみに、独立行政法人の文化施設として初めて、施設などの名前に企業名や社名ブランドをつけるネーミングライツを導入し、イセグループの鶏卵最大手、イセ食品が「イセ食品 THEATER36○」として4年間、社名をシアターに冠して2019年(平成31年)にリニューアルオープンしたそうです。
⑴ 上映時間 9:30(初回上映)~16:30(最終回上映)
⑵ 上映内容 ① 1回の上映は約6分です。② 当館オリジナル映像1本を上映します。
③ 各プログラムは繰り返し上映されます。
⑶ 定員 各回の定員は40名です。
⑷ 上映スケジュール 9月…人類の旅 -ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-
10月…深海 -潜水艇が照らす漆黒のフロンティア-
11月…海の食物連鎖 -太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ-
12月…恐竜の世界 -化石から読み解く-
投稿日:2022年10月23日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。
min1015
たつの市, 兵庫県226件の投稿
2022年6月 • ファミリー
小さな子連れで常設展に来訪。子どもたちは恐竜の骨格に大喜びでした。ミュージアムショップも色々な魅力的な商品があり、お札がどんどん飛んで行きます。。。
とても1日では堪能しきれない位見応えのある場所です。
とても1日では堪能しきれない位見応えのある場所です。
投稿日:2022年6月4日
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Akira1951Usagi
成田市, 千葉県1,530件の投稿
2021年9月 • ファミリー
事前にネットで予約し届いたメールを入場の時に提示します。動物剥製の展示が充実しています。恐竜の骨格標本の展示も面白い。見どころが多く、じっくり見ると半日かかります。
投稿日:2021年9月22日
この口コミはTripadvisor LLCのものではなく、メンバー個人の主観的な意見です。 トリップアドバイザーでは、投稿された口コミの確認を行っています。
If I want to visit this place, will I have to pay the entrance fee for Ueno Park to get here?
投稿日:2019年1月21日
Is it open somewhere from 25th January to 27th January and how much the entrance fees for adult and kid. Thanks.
投稿日:2018年12月21日
Closed on Mondays and open from 9am- 5pm weekdays. Friday and sat 9am - 8pm.
Should be open during your visit.
Adult: 620 yen each bought through a vending machine.
Teens and younger free.
投稿日:2018年12月24日
Hi! According to the website, it would be closed from 28th Dec to 1st Jan. It also states that if Monday is a national holiday, it would be closed on Tuesday instead.
1st January 2018 will fall on Monday, does this mean it will be closed on Tuesday instead? Thanks!
投稿日:2017年10月30日
it means it will be closed on tuesday as well as 28-1Jan.
投稿日:2017年10月30日
Hi! I saw in one review that most of it is in Japanese? I'm from the Philippines and I would like to ask if this museum is worth going to since we don't know how to speak/read Japanese.
Thank you!
投稿日:2017年2月23日
Hi, Is it possible to orgnanise a business dinner party at the museum?
Many thanks,
Petra
投稿日:2016年1月22日
I would send an email to the museum and see if they would work with you or have an answer. The museum was a great place to visit, and if you had a business meeting/party there you would all truly enjoy the experience.
投稿日:2016年1月28日
Hello.
It is opening 24 to 27 December .(2015)
The following is the official site information .
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Days Closed :
Every Monday (If Monday is a national holiday, the Museum is open Monday and closed the following Tuesday.)
Year-end / New Year holiday (December 28 to January 1)
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Search in the National Museum of Nature and Science, Tokyo (Popular name "Kahaku")
Select English ,
"Information for Visitors" -> "General Information" -> "Days Closed"
I recommend the repeater 's Pass .
I can admission many times free of charge for one year at an annual fee of 1,030 yen .
※ special exhibition will be another charge .
It is accepted by Japan Gallery B1F General Information Desk .(Near the entrance)
I recommend the free lockers near the Japan Gallery B1F lounge .(100 yen will return)
※ However, it is filled to not go faster. (9:00 This is a start)
※ Lockers is also on the outside of the Global Gallery .
No food and drink is allowed in the exhibition room .
If there are small children , you can put water bottles and snacks in a locker , it is recommended that you eat in the lounge at the break .(Especially on a rainy day)
Have a nice trip. :-)
投稿日:2015年9月15日
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