国立西洋美術館
国立西洋美術館
4.5
9:30~17:30
月曜日
休業
火曜日
9:30 - 17:30
水曜日
9:30 - 17:30
木曜日
9:30 - 17:30
金曜日
9:30 - 20:00
土曜日
9:30 - 20:00
日曜日
9:30 - 17:30
ガイド
東京都台東区の上野恩賜公園内にある美術館。1959年開館。西洋の美術作品を収蔵している。明治・大正時代の実業家、政治家の松方幸次郎が収集し、その後経済恐慌や戦争等を経て分散してしまった美術品を再度集めたものがコレクションの基礎となっている。モネ、ゴーギャン、ルノワール、ルーベンス、ミレー、ロダン等の美術作品約4,500点を収蔵している。館内にはミュージアムショップとレストランがある。本館は建築家の巨匠ル・コルビュジェの設計。交通アクセス:JR上野駅 公園口出口 徒歩1分、京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分、東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分など。
所要時間: 1-2 時間
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エリア
住所
エリア: 上野、浅草
江戸の歴史と文化を色濃く継承した上野・浅草。博物館や美術館が集まり、広々とした上野公園は人々の憩いの場となっています。上野駅前から続くアメ横では、鮮魚、乾物、洋服店など所狭しと商店が並び、特に年末は正月用品を買う客で大賑わい。浅草寺を中心として発展した浅草には、日本古来の雑貨や着物を扱う店が多く、おみやげ探しにはうってつけです。お祭好きの土地としても知られ、5月の三社祭は街全体が盛り上がります。
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4.5
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93
悪い
6
とても悪い
3
けぴ
横浜2,282件の投稿
2024年12月 • カップル・夫婦
モネ展を観た。2300円と高め設定ながら、国内外の作品がたっぷり集められており充実の展示。金曜15時過ぎでしたが、そこまで混雑はしておらずストレスは少なかった。常設展も観たので3時間くらいとなり足が疲れた。
投稿日:2024年12月15日
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美人
神奈川県129件の投稿
2024年10月 • 一人
モネ展開催2日目!日曜日。券買う人、ショップ入るための行列‼️ショップは、一時間近くまちました。パリのマルモッタンは、何回か行きましたが、また、見たかった絵がなかった😢。展示は、人が多かったがみやすかったです。
投稿日:2024年10月6日
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TE
府中市, 東京都478件の投稿
2024年8月 • 一人
常設展に行ってきました。宗教画が多く重厚な感じが日本の美術館ぽくなくていいです。世界三大絵画の1つを描いたエル・グレコの作品もありました。展示作品が多く満足感が高いですね。
投稿日:2024年8月28日
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k_matsu132
釧路市, 北海道23,593件の投稿
2024年2月 • カップル・夫婦
JR上野駅の上野公園口から上野公園に入ると、右手に国立西洋美術館があります。この日の私たちのメインは東京国立博物館でしたが、こちらの美術館の前庭にある彫刻作品群を見てみようと思って、立ち寄ることにしました。
前庭には、いくつかの彫刻が点在していて、入館料を払うことなく、それらの彫刻を見ることができるんです。ロダンの彫刻「考える人」、「カレーの市民」や「地獄の門」をじっくりと見ることができましたし、世界遺産でもあるル・コルビュジエが設計した建物も合わせて、入館料なしで見れちゃいました。
前庭には、いくつかの彫刻が点在していて、入館料を払うことなく、それらの彫刻を見ることができるんです。ロダンの彫刻「考える人」、「カレーの市民」や「地獄の門」をじっくりと見ることができましたし、世界遺産でもあるル・コルビュジエが設計した建物も合わせて、入館料なしで見れちゃいました。
投稿日:2024年5月5日
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aoitagitach11
日本2,511件の投稿
2024年1月 • カップル・夫婦
オンラインでチケットを購入すると、QRコードがメールで送られてきて便利でした。
常設展も見られて満足しました。
かなり見応えありました。
写真もほとんどの絵で撮れるようになり
スマホの壁紙にして楽しんでます(笑)
常設展も見られて満足しました。
かなり見応えありました。
写真もほとんどの絵で撮れるようになり
スマホの壁紙にして楽しんでます(笑)
投稿日:2024年1月13日
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みやき
東京都2,170件の投稿
2023年4月
JR上野駅公園口から徒歩1分、信号を渡ることもなくなり、より近く感じました。
企画展は有料ですが、常設展なら大人500円、大学生250円、高校生以下無料ということもあり、平日でも中高生が多かったです。膨大な松方コレクションの展示替えはあっても、小学生の頃見て感動した絵が今も見られるのは感動的で、しかも毎月第二日曜は、この常設展のみ無料。
ミュージアムショップやカフェすいれんはチケットなしで入れますし、絵や彫刻のみならず、世界文化遺産にもなった本館など、素晴らしい美術館だと思います。
企画展は有料ですが、常設展なら大人500円、大学生250円、高校生以下無料ということもあり、平日でも中高生が多かったです。膨大な松方コレクションの展示替えはあっても、小学生の頃見て感動した絵が今も見られるのは感動的で、しかも毎月第二日曜は、この常設展のみ無料。
ミュージアムショップやカフェすいれんはチケットなしで入れますし、絵や彫刻のみならず、世界文化遺産にもなった本館など、素晴らしい美術館だと思います。
投稿日:2023年6月6日
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arukukotabi
神奈川県5,165件の投稿
2023年5月 • カップル・夫婦
今回、東京都美術館のマティス展を見た後で、「憧憬の地 ブルターニュ展」をみるために寄りました。
ここはすでに日時指定が不要なので、どうしても後回しにせざるを得ないのが残念です。
今回の展示会は、ブルターニュという土地に焦点を当てているので、様々な画家の作品が展示されていました。
これは収蔵作品が沢山ある国立西洋美術館だからこそできるのかもしれません。
風景画、特に印象派が好きな自分にとっては、すでに見たこともある作品が多かったように感じました。
東京都美術館では、無料で大学生や専門学校生が入館できる日だったため、その流れで西洋美術館に来た学生も多かったように感じます。
たくさんの外国人旅行者が前庭にあるロダンの彫刻前で写真を撮っていたのが印象的でした。
そういう私も同様に写真を撮っていましたが。
ここはすでに日時指定が不要なので、どうしても後回しにせざるを得ないのが残念です。
今回の展示会は、ブルターニュという土地に焦点を当てているので、様々な画家の作品が展示されていました。
これは収蔵作品が沢山ある国立西洋美術館だからこそできるのかもしれません。
風景画、特に印象派が好きな自分にとっては、すでに見たこともある作品が多かったように感じました。
東京都美術館では、無料で大学生や専門学校生が入館できる日だったため、その流れで西洋美術館に来た学生も多かったように感じます。
たくさんの外国人旅行者が前庭にあるロダンの彫刻前で写真を撮っていたのが印象的でした。
そういう私も同様に写真を撮っていましたが。
投稿日:2023年5月18日
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junjun
東京都心, 東京都26,400件の投稿
2023年1月
台東区の「国立西洋美術館」についての情報を発信していきます。「国立西洋美術館」を訪れたのは2022年12月年末から2023年1月4日までに4回ほど訪れました。「国立西洋美術館」は、 JR「上野駅」の公園口から出ると右手前方すぐのとこにあります。今回、「国立西洋美術館」では、「ピカソ展」やっていましたが、世界中の有名な画家の名画がある「常設展」を鑑賞することにしました。
まずは、「国立西洋美術館」前にある庭園アートの鑑賞です。「国立西洋美術館」内を鑑賞する前に、是非見ていただきたいのが、「前庭」にある彫刻です。「前庭」には、彫刻作品が屋外展示されています。彫刻作品はそれぞれ圧倒的な迫力と存在感があります。「前庭」では、「オーギュスト・ロダン」の作品が5点、「アントワーヌ・ブールデル」の作品が1点、合計で6つの彫刻作品が飾られていて、しかも入場料を払わなくても、じっくりと鑑賞することができます。鑑賞した後はチケットの購入です。当日、そんなに混んでいなかったので、チケット売り場ですぐにチケットを購入できました。正面入口で手のアルコール消毒と検温を済ませ「常設展」へ向かいました。「常設展」の入口は、正面入口をまっすぐ10mほど進むと右手にあります。
「常設展」の最初にある空間は、「ル・コルビュジエ」によって名付けられた「19世紀ホール」と呼ばれている空間で、この建物の中心にあるホールです。ここには、「常設展」の受付と「ロダン」の彫刻そして「国立西洋美術館」の模型があります。上を見上げると、屋上の明かり取り窓まで吹き抜けとなった開放感のあるホールです。そして、何よりもさすが「ル・コルビュジエ」だと感心したのは、1階から2階へは、彫刻作品と吹き抜けを眺めながら上れるように、階段ではなく傾斜のゆるいスロープが設置されていることです。
次に、「常設展」の受付へ進みます。ここで先ほど購入したチケットを提示します。受付入口で係の人に写真撮影について質問したところ、収蔵作品を展示している「常設展」では、私的使用、非営利目的に限って撮影可能ですという返事が返ってきました。ただし、「撮影NGマーク」が付いているものはもちろん撮影できません。それと美術品の劣化を防ぐためフラッシュ等の光を発するもの、人の鑑賞の妨げになる三脚等は使えませんのでその点は気を付けてください。
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといくと、「19世紀ホール」にある吹き抜けを囲むような回廊状の展示空間が広がっています。要は、吹き抜けの周りを回るようにして美術作品を鑑賞するような造りになっています。「本館2階」では、14世紀から18世紀までの絵画が展示されています。順路に沿って、「14世紀」を代表する「ルネサンス美術」、「17世紀」に花咲いた「バロック美術」、そして「18世紀」の「ロココ美術」などへと、美術史を合理的にそして時代を追うように観覧することができます。巡路にそって進んでいくと展示作品を観ながらも気になるのは、右手前方にある部分的に天井が低くなっている展示スペースです。ここにも「ル・コルビュジエ」の設計のこだわりがあります。建物の設計時に、「ル・コルビュジエ」考案の「モデュロール」と呼ばれる寸法を採用しており、人体にとって感覚的に心地良い空間が生まれています。次に、「本館」から「新館」に進みます。「新館展示室」には、松方コレクションを代表する「クロード・モネ」の「睡蓮」をはじめ、19世紀から20世紀の絵画が展示されています。そして、19世紀から20世紀の写実主義や印象派の絵画が展示されています。やはりここでのお気に入りは「クロード・モネ」の「睡蓮」です。パソコンのマウスパッドもいまだに「睡蓮」を使っています。
鑑賞に疲れたら休憩するスペースも充実しています。中庭を眺めて休憩するには、「新館2階」の休憩所や「新館1階」の彫刻展示スペース、「本館1階」の「カフェすいれん」があります。ただし、「カフェすいれん」に入らなかったのですが、他の国立の施設に比べて値段が高かったので、小腹は外で満たすことにしました。ここで注意点です。「国立西洋美術館」は一度外に出ると再入場はできません。
この一週間で「国立西洋美術館」へは数回来ましたが、十分に芸術作品を堪能することができました。ここに収蔵されている芸術作品を何回来ても何回観ても飽きることはありません。また、近いうちに再度訪れたいと思います。「国立西洋美術館」の見どころは下記にピックアップしてありますので、ご覧いただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地 〒〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 電話:050-5541-8600
⑵ 開室時間
常設展及び企画展…9:30~17:30 金曜・土曜日…9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで
⑶ 休館日…毎週月曜日
※ ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌平日が休館
※ 年末年始(2022年12月30日〜2023年1月1日)
⑷ 常設展観覧料
① 一般5…00円 ② 大学生…250円
※ 高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料
※ 企画展は別料金となりますが、企画展の観覧券で常設展も観ることができます。。
02_【アクセス】
⑴ JR「上野駅」公園口から徒歩1分30m
⑵ 京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩7分500m
⑶ 東京メトロ日比谷線・銀座線「上野駅」6番出口から徒歩6分450m
03_【「国立西洋美術館」の見どころ】
⑴ 「国立西洋美術館」の建物の外観
「国立西洋美術館」の建築様式は、「ピロティ」(高床)構造となっています。従来の建物は、石やレンガを 積み上げて壁を造ることで建物を支えていましたが、この「国立西洋美術館」は鉄筋コンクリート製の柱と床板で建物を支えています。1階の入り口付近まで歩いていくと、屋外に立ついくつかの柱があります。まさにこれが「ピロティ」です。
そして、「国立西洋美術館」の正面の「本館外壁」には緑色の玉石が埋め込まれたパネルが使用されていま す。遠くから見るとまさにグリーンウォールで公園内の緑や紅葉の時期でも周囲に溶け込むような調和が感じられ、また、近づいてみることで玉石が敷き詰められているのが確認できます。
⑵ 「国立西洋美術館」の「前庭」にある彫刻
「国立西洋美術館」内を鑑賞する前に目を向けていただきたいのが、「前庭」にある彫刻です。「前庭」には、彫刻作品が屋外展示されています。彫刻作品はそれぞれ圧倒的な迫力と存在感があります。「上野動物園」、「国立科学博物館」などへ行く家族ずれやカップルも足を止めて作品に魅入っています。「前庭」では、「オーギュスト・ロダン」の作品を中心に、下記の6つの彫刻作品が飾られています。入場料を払わなくても、「前庭」にある彫刻はじっくりと鑑賞することができます。
①「オーギュスト・ロダン」の「考える人」 ②「オーギュスト・ロダン」の「地獄の門」
③「オーギュスト・ロダン」の「カレーの市民」 ④「オーギュスト・ロダン」の「アダム」
⑤「オーギュスト・ロダン」の「エヴァ」 ⑥「アントワーヌ・ブールデル」の「弓を引くヘラクレス」
ちなみに、「オーギュスト・ロダン」の「考える人」は、「地獄の門」の中央扉の上で、地獄の様子を眺めながら思案する詩人の姿として創られたそうです。その後「地獄の門」から切り離され「考える人」となりました。
⑶ 「19世紀ホール」
「常設展」の最初にある空間は、「ル・コルビュジエ」によって名付けられた「19世紀ホール」と呼ばれている空間で、この建物の中心にあるホールです。「本館」はここを中心にしてぐるりと回って看取する巡路になっています。ここには、「常設展」の受付と「ロダン」の彫刻そして「国立西洋美術館」の模型があります。上を見上げると、屋上の明かり取り窓まで吹き抜けとなった開放感のあるホールです。そして、何よりもさすが「ル・コルビュジエ」だと感心したのは、1階から2階へは、彫刻作品と吹き抜けを眺めながら上れるように、階段ではなく傾斜のゆるいスロープが設置されていることです。広いスペースにわずかの展示物しかありませんが、全く違った角度で見ると全てが新しく思えます。これは、「ル・コルビュジエ」は移動の合間に移り変わる景色の感覚を得るための「建築的プロムナード」を提唱して、人の移動を重視してきたからこそです。
⑷ 「2階展示室」~14〜18世紀の絵画が時代を追って並ぶ~
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといくと、「19世紀ホール」にある吹き抜けを囲むような回廊状の展示空間が広がっています。要は、吹き抜けの周りを回るようにして美術作品を鑑賞するような造りになっています。そして、このホールから2階へとつながる巻き貝のような螺旋状の構造こそ、「ル・コルビュジエ」が長年かけて練り上げていた「無限成長美術館」の思想を体現したものです。先見の明のある「ル・コルビュジエ」は、コレクションの増加に対して土地の広さが許す限り、螺旋を増やして美術館を大きくしていく「無限成長美術館」を構想していたそうです。また、下記の二つの特色もあります。
① 14世紀の作品から順番に展示
「本館2階」では、14世紀から18世紀までの絵画が展示されています。順路に沿って、「14世紀」を代表する「ルネサンス美術」、「17世紀」に花咲いた「バロック美術」、そして「18世紀」の「ロココ美術」などへと、美術史を合理的にそして時代を追うように観覧することができます。有名な作品からあまり知られていないが魅力的な作品ばかり、全て素晴らしい絵画です。私が特に感銘を受けたのは、「アンドレアス・リッツォス」作による 「三連祭壇画:キリスト磔刑」です。絵の現実を捉えた描写もさることながら、絵画と言うと一般的に四角の額に飾られるものですが、日本の屏風を思わせるような額でこんなスタイルもあるかと驚きました。
② 「本館2階」の天井は高さが微妙に違う~部分的に低い~
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといく訳ですが、巡路にそって進んでいくと展示作品を観ながらも気になるのは、右手前方にある部分的に天井が低くなっている展示スペースです。ここにも「ル・コルビュジエ」の設計のこだわりがあります。建物の設計時に、「ル・コルビュジエ」考案の「モデュロール」と呼ばれる寸法を採用しており、人体にとって感覚的に心地良い空間が生まれています。
ちなみに「モデュロール」とは、「モデュロール」(modulor)はフランス語で寸法を意味する「モデュール(module)」と「黄金比(section d’or)」を組み合わせた造語です。人間に沿った建築を目指して、ル・コルビュジエが人体の寸法をもとに尺度を考案しました。
⑸ 「新館展示室」~19世紀から20世紀の絵画が展示~
「常設展」を観覧する際には、2階の通路を使って「本館」から「新館」へ移動します。「新館」の設計は、「本館」建築にかかわった日本人で、「ル・コルビュジエ」の弟子である「前川國男」の事務所が担当しました。「新館」は「本館」の隣に、中庭を囲むような形で建てられ、昭和54年(1979年)に完成し、ちょうどその年は「国立西洋美術館」の設立20周年という記念すべき年と重なりました。
「新館展示室」には、松方コレクションを代表する「クロード・モネ」の「睡蓮」をはじめ、19世紀から20世紀の絵画が展示されています。そして、19世紀から20世紀の写実主義や印象派の絵画が展示されています。やはりここでのお気に入りは「クロード・モネ」の「睡蓮」です。パソコンのマウスパッドもいまだに「睡蓮」を使っています。ちなみに、「クロード・モネ 」は50歳を過ぎて自宅で庭園づくりをしながら、池の睡蓮をモチーフとして繰り返し描き続けたそうです。睡蓮は、天候や時間帯によって表情が変わるので、数多く残された1点1点の絵画も雰囲気が異なるそうです。そして新館2階の奥(常設展9)には、印象派を代表する画家である「クロード・モネ」の「睡蓮」、「舟遊び」、「セーヌ河の朝」、「陽を浴びるポプラ並木」など作品が展示されています。
まずは、「国立西洋美術館」前にある庭園アートの鑑賞です。「国立西洋美術館」内を鑑賞する前に、是非見ていただきたいのが、「前庭」にある彫刻です。「前庭」には、彫刻作品が屋外展示されています。彫刻作品はそれぞれ圧倒的な迫力と存在感があります。「前庭」では、「オーギュスト・ロダン」の作品が5点、「アントワーヌ・ブールデル」の作品が1点、合計で6つの彫刻作品が飾られていて、しかも入場料を払わなくても、じっくりと鑑賞することができます。鑑賞した後はチケットの購入です。当日、そんなに混んでいなかったので、チケット売り場ですぐにチケットを購入できました。正面入口で手のアルコール消毒と検温を済ませ「常設展」へ向かいました。「常設展」の入口は、正面入口をまっすぐ10mほど進むと右手にあります。
「常設展」の最初にある空間は、「ル・コルビュジエ」によって名付けられた「19世紀ホール」と呼ばれている空間で、この建物の中心にあるホールです。ここには、「常設展」の受付と「ロダン」の彫刻そして「国立西洋美術館」の模型があります。上を見上げると、屋上の明かり取り窓まで吹き抜けとなった開放感のあるホールです。そして、何よりもさすが「ル・コルビュジエ」だと感心したのは、1階から2階へは、彫刻作品と吹き抜けを眺めながら上れるように、階段ではなく傾斜のゆるいスロープが設置されていることです。
次に、「常設展」の受付へ進みます。ここで先ほど購入したチケットを提示します。受付入口で係の人に写真撮影について質問したところ、収蔵作品を展示している「常設展」では、私的使用、非営利目的に限って撮影可能ですという返事が返ってきました。ただし、「撮影NGマーク」が付いているものはもちろん撮影できません。それと美術品の劣化を防ぐためフラッシュ等の光を発するもの、人の鑑賞の妨げになる三脚等は使えませんのでその点は気を付けてください。
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといくと、「19世紀ホール」にある吹き抜けを囲むような回廊状の展示空間が広がっています。要は、吹き抜けの周りを回るようにして美術作品を鑑賞するような造りになっています。「本館2階」では、14世紀から18世紀までの絵画が展示されています。順路に沿って、「14世紀」を代表する「ルネサンス美術」、「17世紀」に花咲いた「バロック美術」、そして「18世紀」の「ロココ美術」などへと、美術史を合理的にそして時代を追うように観覧することができます。巡路にそって進んでいくと展示作品を観ながらも気になるのは、右手前方にある部分的に天井が低くなっている展示スペースです。ここにも「ル・コルビュジエ」の設計のこだわりがあります。建物の設計時に、「ル・コルビュジエ」考案の「モデュロール」と呼ばれる寸法を採用しており、人体にとって感覚的に心地良い空間が生まれています。次に、「本館」から「新館」に進みます。「新館展示室」には、松方コレクションを代表する「クロード・モネ」の「睡蓮」をはじめ、19世紀から20世紀の絵画が展示されています。そして、19世紀から20世紀の写実主義や印象派の絵画が展示されています。やはりここでのお気に入りは「クロード・モネ」の「睡蓮」です。パソコンのマウスパッドもいまだに「睡蓮」を使っています。
鑑賞に疲れたら休憩するスペースも充実しています。中庭を眺めて休憩するには、「新館2階」の休憩所や「新館1階」の彫刻展示スペース、「本館1階」の「カフェすいれん」があります。ただし、「カフェすいれん」に入らなかったのですが、他の国立の施設に比べて値段が高かったので、小腹は外で満たすことにしました。ここで注意点です。「国立西洋美術館」は一度外に出ると再入場はできません。
この一週間で「国立西洋美術館」へは数回来ましたが、十分に芸術作品を堪能することができました。ここに収蔵されている芸術作品を何回来ても何回観ても飽きることはありません。また、近いうちに再度訪れたいと思います。「国立西洋美術館」の見どころは下記にピックアップしてありますので、ご覧いただければ幸いです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地 〒〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 電話:050-5541-8600
⑵ 開室時間
常設展及び企画展…9:30~17:30 金曜・土曜日…9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで
⑶ 休館日…毎週月曜日
※ ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌平日が休館
※ 年末年始(2022年12月30日〜2023年1月1日)
⑷ 常設展観覧料
① 一般5…00円 ② 大学生…250円
※ 高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料
※ 企画展は別料金となりますが、企画展の観覧券で常設展も観ることができます。。
02_【アクセス】
⑴ JR「上野駅」公園口から徒歩1分30m
⑵ 京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩7分500m
⑶ 東京メトロ日比谷線・銀座線「上野駅」6番出口から徒歩6分450m
03_【「国立西洋美術館」の見どころ】
⑴ 「国立西洋美術館」の建物の外観
「国立西洋美術館」の建築様式は、「ピロティ」(高床)構造となっています。従来の建物は、石やレンガを 積み上げて壁を造ることで建物を支えていましたが、この「国立西洋美術館」は鉄筋コンクリート製の柱と床板で建物を支えています。1階の入り口付近まで歩いていくと、屋外に立ついくつかの柱があります。まさにこれが「ピロティ」です。
そして、「国立西洋美術館」の正面の「本館外壁」には緑色の玉石が埋め込まれたパネルが使用されていま す。遠くから見るとまさにグリーンウォールで公園内の緑や紅葉の時期でも周囲に溶け込むような調和が感じられ、また、近づいてみることで玉石が敷き詰められているのが確認できます。
⑵ 「国立西洋美術館」の「前庭」にある彫刻
「国立西洋美術館」内を鑑賞する前に目を向けていただきたいのが、「前庭」にある彫刻です。「前庭」には、彫刻作品が屋外展示されています。彫刻作品はそれぞれ圧倒的な迫力と存在感があります。「上野動物園」、「国立科学博物館」などへ行く家族ずれやカップルも足を止めて作品に魅入っています。「前庭」では、「オーギュスト・ロダン」の作品を中心に、下記の6つの彫刻作品が飾られています。入場料を払わなくても、「前庭」にある彫刻はじっくりと鑑賞することができます。
①「オーギュスト・ロダン」の「考える人」 ②「オーギュスト・ロダン」の「地獄の門」
③「オーギュスト・ロダン」の「カレーの市民」 ④「オーギュスト・ロダン」の「アダム」
⑤「オーギュスト・ロダン」の「エヴァ」 ⑥「アントワーヌ・ブールデル」の「弓を引くヘラクレス」
ちなみに、「オーギュスト・ロダン」の「考える人」は、「地獄の門」の中央扉の上で、地獄の様子を眺めながら思案する詩人の姿として創られたそうです。その後「地獄の門」から切り離され「考える人」となりました。
⑶ 「19世紀ホール」
「常設展」の最初にある空間は、「ル・コルビュジエ」によって名付けられた「19世紀ホール」と呼ばれている空間で、この建物の中心にあるホールです。「本館」はここを中心にしてぐるりと回って看取する巡路になっています。ここには、「常設展」の受付と「ロダン」の彫刻そして「国立西洋美術館」の模型があります。上を見上げると、屋上の明かり取り窓まで吹き抜けとなった開放感のあるホールです。そして、何よりもさすが「ル・コルビュジエ」だと感心したのは、1階から2階へは、彫刻作品と吹き抜けを眺めながら上れるように、階段ではなく傾斜のゆるいスロープが設置されていることです。広いスペースにわずかの展示物しかありませんが、全く違った角度で見ると全てが新しく思えます。これは、「ル・コルビュジエ」は移動の合間に移り変わる景色の感覚を得るための「建築的プロムナード」を提唱して、人の移動を重視してきたからこそです。
⑷ 「2階展示室」~14〜18世紀の絵画が時代を追って並ぶ~
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといくと、「19世紀ホール」にある吹き抜けを囲むような回廊状の展示空間が広がっています。要は、吹き抜けの周りを回るようにして美術作品を鑑賞するような造りになっています。そして、このホールから2階へとつながる巻き貝のような螺旋状の構造こそ、「ル・コルビュジエ」が長年かけて練り上げていた「無限成長美術館」の思想を体現したものです。先見の明のある「ル・コルビュジエ」は、コレクションの増加に対して土地の広さが許す限り、螺旋を増やして美術館を大きくしていく「無限成長美術館」を構想していたそうです。また、下記の二つの特色もあります。
① 14世紀の作品から順番に展示
「本館2階」では、14世紀から18世紀までの絵画が展示されています。順路に沿って、「14世紀」を代表する「ルネサンス美術」、「17世紀」に花咲いた「バロック美術」、そして「18世紀」の「ロココ美術」などへと、美術史を合理的にそして時代を追うように観覧することができます。有名な作品からあまり知られていないが魅力的な作品ばかり、全て素晴らしい絵画です。私が特に感銘を受けたのは、「アンドレアス・リッツォス」作による 「三連祭壇画:キリスト磔刑」です。絵の現実を捉えた描写もさることながら、絵画と言うと一般的に四角の額に飾られるものですが、日本の屏風を思わせるような額でこんなスタイルもあるかと驚きました。
② 「本館2階」の天井は高さが微妙に違う~部分的に低い~
「19世紀ホール」からスロープを上って2階へといく訳ですが、巡路にそって進んでいくと展示作品を観ながらも気になるのは、右手前方にある部分的に天井が低くなっている展示スペースです。ここにも「ル・コルビュジエ」の設計のこだわりがあります。建物の設計時に、「ル・コルビュジエ」考案の「モデュロール」と呼ばれる寸法を採用しており、人体にとって感覚的に心地良い空間が生まれています。
ちなみに「モデュロール」とは、「モデュロール」(modulor)はフランス語で寸法を意味する「モデュール(module)」と「黄金比(section d’or)」を組み合わせた造語です。人間に沿った建築を目指して、ル・コルビュジエが人体の寸法をもとに尺度を考案しました。
⑸ 「新館展示室」~19世紀から20世紀の絵画が展示~
「常設展」を観覧する際には、2階の通路を使って「本館」から「新館」へ移動します。「新館」の設計は、「本館」建築にかかわった日本人で、「ル・コルビュジエ」の弟子である「前川國男」の事務所が担当しました。「新館」は「本館」の隣に、中庭を囲むような形で建てられ、昭和54年(1979年)に完成し、ちょうどその年は「国立西洋美術館」の設立20周年という記念すべき年と重なりました。
「新館展示室」には、松方コレクションを代表する「クロード・モネ」の「睡蓮」をはじめ、19世紀から20世紀の絵画が展示されています。そして、19世紀から20世紀の写実主義や印象派の絵画が展示されています。やはりここでのお気に入りは「クロード・モネ」の「睡蓮」です。パソコンのマウスパッドもいまだに「睡蓮」を使っています。ちなみに、「クロード・モネ 」は50歳を過ぎて自宅で庭園づくりをしながら、池の睡蓮をモチーフとして繰り返し描き続けたそうです。睡蓮は、天候や時間帯によって表情が変わるので、数多く残された1点1点の絵画も雰囲気が異なるそうです。そして新館2階の奥(常設展9)には、印象派を代表する画家である「クロード・モネ」の「睡蓮」、「舟遊び」、「セーヌ河の朝」、「陽を浴びるポプラ並木」など作品が展示されています。
投稿日:2023年1月6日
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Does the locker fit a large luggage? (height 76cm / 30 inches, depth 29cm / 11 inches)
投稿日:2025年2月6日
What are the opening hours please. And what is the admission fee? Is there a reduction for visitors over 65?
投稿日:2015年1月24日
sprollhrmk
東京都心, 東京都
it's free, if you are
High school students or younger.
Those over the age of 65.
Those under the age of 18.
Those with physical or mental disabilities and their attendants.
投稿日:2018年8月9日
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