熊野古道は熊野三山へとつながる参詣道の総称なので、三重や和歌山県内を走っていると、色々なところで案内板を見かけます。 道の駅熊野古道中辺路へ立ち寄った際も、道路を隔てた向かい側が、古道の入口になっていました。 足場は勿論平坦ではなく、一キロ歩くのにも時間がかかるので、それなりに準備が必要です。 全行程を歩くことは叶わなくても、少しその雰囲気を味わうことが出来ました。
滝尻王子から継桜王子、継桜王子から熊野本宮大社まで2日のトレッキングをしました。 思っていたよりアップダウンがあり、10キロ近いパックを背負いながらには中々体力が必要でした。 しかし、山深いなかに点在する村落の長閑さや熊野本宮大社に着いたときの達成感には行った甲斐がありました。 今回、家内と休みが合わず、1人でのトレッキングでしたが、複数で行かれることをお勧めします。
1日目に牛馬童子~継桜王子、2日目は発心門王子~熊野本宮、そして3日目は大門坂~那智大社~那智の滝を歩きました。GW明けの平日で、歩く人は少なかったのですが、特に1日目と2日目のルートは西洋人に人気で、歩く人全体の9割を占めていました!どの日も距離は大したことがないのですが、坂道が多く、シニアにはかなり大変でした。でも、自然を感じながら、古の参詣者に思いをはせながら、熊野三山を見学することができました。