「みたけのさくら」と読みます。7世紀に役行者が蔵王権現を祀った御嶽山真福院というお寺の参道に桜が植えられており、1000年以上の歴史があるようです。斜面にある集落の下部にある駐車場から、集落の中を抜ける並木道を登ってお寺までいく途中に並木が続いています。 こちらの桜は、三多気の集落の方々が景観を守ろうと努力をされていて、例えば写真の水田に映る光景は、わざわざ田んぼに桜の時期の前に水を入れるようにしているそうです（こちらは山間部なので、桜の時期に田植えをするには水が冷たいでしょうから…）。また以前は夜桜にお店を出したりもあったようですが、2024年時点ではまだ復活していないそうです。 なお車でのアクセスが望ましいですが、高速道路などからも遠く（降りてから45分ほどかかります）、また津市・松阪市・上野市いずれから来ても狭い区間があるため、注意が必要です。また公共交通機関だと、バスの本数が少ないため、これも事前に帰りの時間まで調べた上での訪問が望ましいと思われます。

津市美杉にある桜の名所。目的地近くは道が狭いので小型車がおススメ。駐車場もあり、そこから徒歩で名所まで急な坂道を登ります。枝垂れ桜もあり、道中の桜は満開。肝心の水田の桜は見頃前でした。山並みと茶畑・桜と美しい景色を楽しめました。