「浅草寺」の本堂に向かって左手に「影向堂」はあります。本堂からはわずか130m、2分の距離です。周辺には、「淡島堂」、「新奥山」そして目の前には「五重塔」がそびえ立っています。「影向堂」には、沢山の観音さまやお地蔵さまが泰安されていて、個人的には見るべきモニュメントは、「浅草寺」の中で一番あるのではないかと思います。また、解説板もそれぞれのモニュメントの場所に設置されているので、見ていて飽きないし、逆に読めば読むほどその世界に引き込まれていきます。また、ここは「浅草寺」の御朱印を頂ける所なので、境内に一歩足を踏み入れると御朱印待ちのアナウンスが耳に入ってきます。現在の「影向堂」は、平成6年(1994年)に浅草寺中興開山慈覚大師円仁さまのご生誕1200年を記念して建立されました。影向とは、神仏が姿かたちとなって現れることである。浅草寺では、観世音菩薩のお説法やご活躍に不断に協力されている仏さまを「影向衆」と呼び、影向堂に生れ年(干支)ごとの守り本尊八体(影向衆)を祀っています。
当日の拝観経路は、①「橋本薬師堂」⇒②「恵日須・大黒天堂」⇒③「めぐみ地蔵」⇒④「銭塚弁財天」⇒⑤「子育地蔵尊」⇒⑥「商徳地蔵」⇒⑦「出世地蔵尊」⇒⑧「銅造観音菩薩坐像」⇒⑨「一言不動」⇒⑩「六地蔵石燈籠」⇒⑪「九頭龍権現」⇒⑫「金龍権現」⇒⑬「仏頂尊勝陀羅尼碑」⇒⑭「三尊名号の碑」⇒⑮「西仏板碑」⇒⑯「石橋」⇒⑰「宝篋印塔」⇒⑱「阿弥陀如来」⇒⑲「三峯社」⇒⑳「六角堂」⇒㉑「本堂」の巡路で巡りました。これだけでも見るべきものはたくさんあるとお分かりいただけたでしょう。ゆっくり鑑賞していたら時間が無くなってしまったんで、最後に何か願い事一つに限って祈願すると、その願いがかなうとされている「一言不動」でお願いしてきました、