コロナ禍のなか、ワイキキトローリー(グリーンライン)は運航していないため、ホノルルからBus 23番でダイヤモンドヘッドの麓のバス停まで行き、そこからクレーター下のトンネルを抜けて展望台入り口まで徒歩で行く。入場料は現在$5。事前購入も可能だが、入口でQRコードをスキャンしてオンライン購入可能(逆に現地での現金購入不可)。全行程2~3時間とあるが実際には1時間半程度で回れる。山頂は232m程度なので軽いトレッキング程度だが、途中、木や林など日光を遮るものがなく床や側面の岩場からの反射熱がきつく暑い。つづら折りの登山道を下から見上げると少々気が滅入る。ペットボトルと帽子の持参はマスト。途中で、南東の海岸線を見る展望台などもあり、最後はトンネルを抜け、鉄梯子を上ると展望台へ。ここに来ないとワイキキビーチ、カピオラニ公園のほうは見られない。上に上がると風が通ってくるので、暑さは和らぐ。みんながワイキキビーチをバックに写真を撮りたがるので、撮ったら次の人へ、という譲り合いの精神を。展望台に上って、漸く登ってきたときの暑さと苦労が報われる。直下には、灯台やオアフ南東側の海岸線も目に入る。帰りは地下のらせん階段を降りることもできるが、景色もないので、普通に来た道を引き返したほうが良い。戻ってくると、頭頂が赤い小鳥やら固有種らしき野鳥の姿にも気が付く。「この木なんの木」の小型版が花を咲かせていたり、興味深い。帰りのバスは、いつ来るかわからないのでとりあえずワイキキ方面に向かう路線に乗り込んで、あとは西にある程度行ったところで途中下車して乗り換えればいい。Bur3番に乗ったが、山側に向かったため、途中カパフル通りにぶつかったところで下車して、14番を乗り継いで、クヒオ通りまで戻った。カパフル通りの飲食店もだいぶ代わっている様子。詳細なガイドブックほど、コロナ前からのアップデイトが大変ではないかと思った。現在、ビーチバスと呼ばれる、ダイヤモンドヘッド南海岸を通るバス路線22番は、運休になっているので注意が必要。