”奈良市奈良町南観光案内所 鹿の舟”ここから街歩きのスタートです。 通りはこんな感じです。いい意味で時代が止まっている雰囲気がしますね。
かくお家には、”身代わり申”が吊り下げられています。
「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしているそうです。
さらに町中を歩きます。 次から次へと珍しいお店がありますよ。
”吉田蚊帳”さんです。 この辺りは明治から蚊帳製造が主産業だったらしいです。 このお店は”菊岡漢方薬局”さんです。八百年程前、平安時代の末、清和源氏権勢最も盛んであった朝日将軍木曽義仲公の室 栄松院殿は、世の多くの病人を憐れみ妙薬を求められました。 当時、学徳の誉高い唐馬騰氏に薬学を学び、特に伝授された漢方薬を、当家に伝えられた本当に歴史あるお店なんですね。