神奈川県足柄下郡箱根町の早雲山駅から大涌谷駅、姥子駅、桃源台駅までの4駅をむすぶ箱根ロープウェイ。乗車時間は約24分で途中地上から約130メートルの谷を越える箇所があり空中の散歩が楽しめます。また四季により景色が変わり、春初夏の新緑、秋の紅葉はもちろん、冬には空気が澄んだ日が多く富士山を見るチャンスに恵まれます。大涌谷駅には食堂があり、名物特製大涌谷カレーを食べることができます。電車でのアクセス：早雲山駅(箱根登山ケーブルカー)

箱根神社(九頭龍神社)は、757年、万巻上人により現在の場所に里宮を創建されました。万巻上人坐像(国重要文化財)をはじめとした展示品がみられる宝物殿があります。毎年7月末から8月初めにかけて年に一度斎行される湖水祭・例大祭があります。休憩所には権現からめもち、九頭龍アンパンが売っています。電車でのアクセス：山の上ホテル(小田急箱根高速バス新宿駅)元箱根(伊豆箱根バス)など

標高約1,000メートルにある大涌谷園地は、その展望広場が「かながわ景勝50選」にも選ばれている観光地です。延長約600メートルの自然研究路が整備されているので、噴煙があがる火山活動の様子を間近に見ることができます。名物「黒玉子」を食べながらダイナミックな箱根を体感してみましょう。駐車場やトイレもあります。電車でのアクセス：小田原駅・箱根湯本駅(箱根登山線)からバスなど

箱根旧街道石畳は江戸時代の箱根超えの道で、小田原箱根から芦ノ湖畔までの上りと三島までの下りの道にあります。この地は通称"箱根八里"で知られる天下の難所でした。旧街道は急な坂が多くなっており、江戸幕府の官道として整備されていましたが、すねまでつかる泥道だったため当時では近代的な石畳の道が完成しました。箱根給街道はハイキングコースとして老若男女問わず多くの人々に楽しまれています。電車でのアクセス：箱根湯本駅

江戸時代交通史の重要な史跡、箱根関所。当時の匠の技や道具を使い、およそ140年の時を経て、再び芦ノ湖畔にその姿をあらわしました。渋墨塗りで黒く塗られた威厳溢れる佇まいは、江戸時代さながらに通る者を緊張させます。前面に芦ノ湖を望み、背後に屏風山が控える眺望豊かな立地は、まさに箱根・芦ノ湖の旅の玄関口。今も昔も箱根の旅はここ箱根関所から始まります。

箱根のハイキングコースとして人気の乙女峠。箱根外輪山にある峠です。乙女峠から見る富士山の眺めは素晴らしく、"乙女富士"と呼ばれるほどの絶景です。コースは乙女口から乙女峠までで、全長約1キロメートルです。また、絶景ビューポイントとして、"乙女峠ふじみ茶屋"も人気です。富士山を見ながら濃厚なソフトクリームを味わったり、箱根山伏流水"ふじみの水"を自由に飲んだりお持ち帰りしたりできます。電車でのアクセス:箱根湯本駅(箱根登山鉄道)からバスなど

長安寺は1658年に創建されたお寺で、箱根町仙石原にあります。五百羅漢が有名で1985年から建立が続けられています。本堂は、創建時のものが残っているといわれています。境内やその周辺は自然が多く散策にもおすすめです。小京都のような雰囲気があり、秋の紅葉の景色が有名なスポットで、大勢の観光客が訪れます。電車でのアクセス：箱根湯本駅(箱根登山鉄道)からバスで約23分

芦ノ湖スカイラインは、湖尻峠・芦ノ湖北岸湖尻水門間の特別区間と、箱根峠・湖尻峠間の一般区間との2つからなる、10.7キロメートルに及ぶ有料道路です。神奈川県と静岡県を跨るランドマークともいえる、箱根の道路を代表するスポットです。箱根峠からは、前方に広がる美しい富士の眺めを一望することができます。車でのアクセス：東名御殿場から国道138号・箱根スカイラインで箱根に向かうなど