長崎県長崎市にある市立資料館。長崎市の被爆50周年記念事業の一つとして1996年に開館。前身は長崎国際文化会館内に設置されていた原爆資料センターだった。1945年8月9日長崎市に投下された原子爆弾による壊滅的な被害の惨状を後世に伝えている。凄惨な被害の様子のほか、原爆投下に至る歴史背景や戦後の核兵器開発についての説明展示も設けられている。常設展のほか随時企画展が行われているほか、館内には図書室、平和や原爆に関する書籍や絵葉書などを販売するミュージアムショップ、喫茶室がある。交通アクセス：長崎電気軌道 浜口町下車徒歩3分

長崎港の南西約18キロメートル沖合いに位置する世界文化遺産の軍艦島は、遠望が軍艦土佐に似ていたことからその名がつきました。面積0.06平方キロメートルとコンパクトですが、最盛期には5,000を越える島民の姿がありました。閉山以来無人島です。2009年に南西エリア見学通路が完成し、長崎港発着のクルーズツアーにて上陸できるようになりました。生産施設や主力坑、レンガ造りの総合事務所、国内初の高層アパートなどの遺構を望む広場も整備されています。電車でのアクセス：長崎駅(JR)、大波止電停(長崎電気軌道)など

長崎港を望む南山手の高台に位置し、長崎市内を一望できる最も見晴らしがいい観光名所。スコットランド出身のトーマス・ブレーク・グラバーの旧宅を含む3棟の国重要文化財を中心に、様々な洋風建築が建ち並び、居留地時代の面影が今もなお残されている地。

平和公園は、戦争を繰り返さないという誓いや、世界平和を願い造られた公園です。園内にある”平和祈念像”は 長崎市民の平和への願いを象徴する高さ9.7メートル、重さ30トン、青銅製の像です。毎年8月9日の原爆の日は”ながさき平和の日”と定められていて、この像の前で平和祈念式典がとり行なわれます。1969年には水を求めて亡くなった方への冥福を祈り、”平和の泉も建設されています。電車でのアクセス：松山町駅(路面電車)

長崎電気軌道は”チンチン電車”の愛称で親しまれている路面電車です。長崎の町のシンボルでもあり、公共交通機関としても多くの市民をはじめ、観光客にも利用されています。どこまで乗っても大人120円(中学生以上)・子ども60円(小学生)という低運賃に加え、観光名所のすぐ近くに駅があるのでとても便利です。乗り放題の”電車一日乗車券”もありお得に乗ることもできます。電車でのアクセス：長崎駅(JR)など

長崎市にある大浦天主堂は1865年に建立されました。ステンドグラス等をふんだんに使ったゴシック様式の造りは、日本での洋風建築輸入の始まりとされ、1933年には国宝に指定されています。敷地内には天主堂のほか、3つの建物があります。中でも国の重要文化財でもある旧羅典神学校は、現在はキリシタン資料室として展示がなされています。電車での交通アクセス：長崎駅(JR)など

長崎市の冬のイベントで、旧暦1月1～15日にかけて開催されます。1万5000個にも及ぶ極彩色のランタン（中国提灯）や大小様々な光るオブジェが、長崎新地中華街を中心に周辺一帯を彩ります。もともとは長崎で暮らす華人が祝っていた「春節祭」ですが、1994年に規模が拡大してから全国的に有名になりました。龍踊り（中国の雨乞い神事）や二胡演奏、中国雑伎、中国変面ショー、華麗なる皇帝パレードなど中華の香り豊かなイベントが盛りだくさん。延べ100万人の来場者を誇ります。

眼鏡橋は、長崎県長崎市に流れる中島川に架かる橋です。長さ22ｍ・幅3.65ｍ・川面までの高さ5.46ｍで日本初の”アーチ式石橋”です。1960年には、国の重要文化財に指定されています。1982年の長崎大水害で一部崩壊していますが、翌年復元されました。名前の由来は、川面に映った影が双円を描いた眼鏡に見えることからです。”日本橋”・”錦帯橋”と並び日本三名橋にも数えられています。電車でのアクセス：公会堂前(路面電車)