元々は、南北戦争の時に北軍 (ユニオン軍) を支持する群衆が集う場所だったユニオン スクエア。今では、サンフランシスコで最も人気のショッピングとエンターテイメントの街になっています。サンフランシスコで、高級デパートやお洒落なブティック、アート ギャラリー、そして劇場の数が一番多いエリア。この大きな広場には旅行者や地元の人たちが集まり、ケーブルカーや行き交う大勢の人を観察したり、軽食を食べたり、その日の買い物や観光の計画を立てたりと、思い思いの時間を過ごしています。サンフランシスコの躍動するエネルギーを体感したいなら、ユニオン スクエアの雰囲気にどっぷりとつかってみるのはいかが？

「マーケット通りの南」を意味するソーマは、都会的で洗練された雰囲気。でもブティックでショッピングを楽しむというよりは、大きなナイトクラブやインダストリアル ロフトの住居が多く立ち並ぶエリアです。サンフランシスコのテクノロジー企業が起業する地区ですが、ここを訪れるのは、ビジネスマンばかりではありません。美術館 / 博物館やトップクラスのレストランがあるだけでなく、サンフランシスコ ジャイアンツの本拠地としても知られています。高速道路並みの広い通りが続き、サンフランシスコの他のエリアとは一味違うこのエリア。それでも 1 本横道に入れば、サウス パークのような素敵なスポットも見つけることができます。

良質のホテルを備え、美味しい食べ物も充実しているフィッシャーマンズ ワーフは、だれもが楽しめるスポット。家族連れにぴったりのエンターテイメントに事欠きません。大道芸人や歴史あるケーブルカーからアート ギャラリー、ミュージアムまで、どこの街角で写真を撮っても絵になります。お腹が空いても大丈夫。シーフード好きにはたまらない、ダンジネス クラブやクラムチャウダー入りのサワードウ ブレッド。アルカトラズやゴールデン ゲート ブリッジで 1 日を過ごした後には、ギラデリ スクエアで甘党をも満足させる美味しいものに出会えます。そうそう、愛らしいアシカたちに挨拶するのもお忘れなく。アシカたちのおかげで、ここはサンフランシスコらしい楽しいエリアになっています。

フィナンシャル地区は、チャイナ タウンのすぐ東に隣接しているとはいえ、まるで別世界。いわばサンフランシスコ版のウォール街です。街へ流れ込むビジネスマンで、平日は慌ただしく、フィナンシャル地区の日常のペースが活気づきます。それでも、ここを訪れて狭い路地を 1、2 時間散策するなら、このエリアのランドマークの一つ、トランス アメリカ ピラミッドなど、ぜひ見ておきたい歴史的建造物や現代建築の建造物がいたるところに建っています。仕事が終わるとすぐに、バーやレストランはハッピー アワーで飲んで騒ぐ人でいっぱいに。この街で注目のマーケットは、株式だけではありません。エンバーカデロにあるフェリー ビルディング マーケット プレイスに立ち並ぶのは、たくさんのグルメ ショップやファーマーズ マーケット。すべての人の胃袋が大満足のスポットです。

素敵な家、お洒落な人々、ゴールデン ゲート ブリッジの美しい景色が観光客を迎えてくれるマリーナ。1915年のサンフランシスコ万国博覧会の開催地 (今でもパレス オブ ファイン アーツにその名残を見ることができます) として、用地確保のために土地を埋め立て平坦にしたのが始まりでした。サンフランシスコの北端に位置するこの広大なスペースは、今ではジョギングする人たちのパラダイスに。湾の風景は絵のような美しさを誇っているため、頻繁に映画のロケ地となるのも驚くにはあたりません。日中には、カフェで過ごしたり、ブティックで買い物をするのがメインでも、夜になればパーティー好きが集まる熱いスポットへと変化します。