年間を通してほとんど変化のない快適な気候のサンレモは、1700 年代半ば以来、観光地として親しまれてきました。ヨーロッパ全土から旅行者が訪れましたが、ロシアとイギリスの貴族の数は大変なものでした。長く広がるビーチはもちろん目玉の観光スポットですが、印象的なカジノや、丘の中腹にあり、中世の町並みが残るラ ピーニャと呼ばれる地区もぜひ訪れてください。1951 年から始まった、イタリアの有名なサンレモ音楽祭は毎年開催されています。

アヴィニョンは、古い街並みや、再建された中世の城壁、堂々たるゴシック建築のパレ デ パプが旅行者を魅了しています。パレ デ パプとは「法王庁宮殿」のことで、14 世紀にはここに教皇庁が置かれていました。 年に一度の大規模な芸術祭、アヴィニョン演劇祭は、演劇やダンス、映画、大道芸などを目当てに旅行者が数十万人も集います。

何年もの間、ヴィエステはただの漁村にすぎませんでした...しかし今では地中海で人気のビーチリゾートへと変貌しました。澄み切った紺碧の海でのスイミングやセーリングはもちろん、町でお城や教会を散策するのもよいでしょう。究極のヴィエステを楽しみたいなら、ピクニックがおすすめ。地元の人にお気に入りの場所を聞いてみてください。

13 世紀に毛織物交易で栄えたブルージュは、現在有名な観光地となっていますが、入り組んだ運河、凝った装飾が施された家々、中世の街並みはそのまま残っています。歴史地区の歩行者天国を歩けば、ゴシック様式の塔や建築物を見学できます。西フランドル州都の人々は、明るくフレンドリーで、街のグルーニング美術館、聖母教会、鐘楼やマーケットホールなどの名所に高い誇りをもっています

ロンダで一番の見どころは、深さ 90 m 以上の峡谷を結ぶヌエボ橋。スペイン語で "新しい橋" という意味ですが、建造は実に 1793 年。この街が昔から変わらぬ姿をとどめてきたことがわかります。ロンダは現代の闘牛の発祥地でもあります。闘牛場が使われるのは年 1 回、フェリア ゴイェスカのときだけですが、ここは博物館にもなっており、長い伝統があり議論の的にもなる闘牛の歴史を知ることができます。

何世紀にもわたって重要な地位を占めてきたこの都市には、数多くの文化が影響を与えてきました。 今でもイスタンブールの各マハッレ（地区）では、その名残を肌で感じることができます。 神聖な場所であるスルタンアフメット地区から、19世紀ヨーロッパの優雅さを感じるベイオール地区や、高級ファッションの街であるニシャンタシュ地区、活気あふれるカフェ文化が魅力のカドゥキョイ地区、サッカー好きが集まるベシクタシュ地区まで。イスタンブールを訪れる人々が、ここは1つの都市というよりは、たくさんの都市が集まっているようだと話すのも頷けます。

カイロは古代都市であると同時に、近代的な大都市でもあります。交通渋滞や騒音問題は、カイロが中東最大の都市の 1 つであることを物語っています。 静寂ささえ求めなければ、1000 のミナレットが建ち並ぶカイロは、エジプトの歴史や文化を知ることができる素晴らしい都市です。 (ご注意: 世界の人気観光地リストは、多くの国において政情不安によるエジプトへの渡航延期勧告が発令される前に作成されたものです。 現在エジプトへの渡航を検討されている方は、リスクを考慮の上、各国政府の渡航情報を確認してください。)