リグリア州、イタリアンリビエラは数々のビーチやリゾートタウンに恵まれ、小さくて粋なポルトフィーノや、スタイリッシュなラパロもあります。ハイキングトレイルを歩けば、ポルトフィーノからチンクエ テッレの村へと行くことができます。西リヴィエラはジェノアからフランス国境まで広がっています。鉄道が充実しているため、大半の街へは日帰りで行って来られます。ジェノアは州の主要都市となっていて、有名な大聖堂や王宮、素晴らしい水族館もあります。

年間を通してほとんど変化のない快適な気候のサンレモは、1700 年代半ば以来、観光地として親しまれてきました。ヨーロッパ全土から旅行者が訪れましたが、ロシアとイギリスの貴族の数は大変なものでした。長く広がるビーチはもちろん目玉の観光スポットですが、印象的なカジノや、丘の中腹にあり、中世の町並みが残るラ ピーニャと呼ばれる地区もぜひ訪れてください。1951 年から始まった、イタリアの有名なサンレモ音楽祭は毎年開催されています。

コートダジュールの丘の頂上にある美しい町エズ。ここから地中海を眺めれば、そのすばらしさに思わず言葉を失うでしょう。石畳の美しい通りや、鮮やかなピンク色のブーゲンビリヤの花々は、カンヌやサントロペのうっとりするような魅力とはかけ離れていますが、セレブや豪華クルーザーにあまり興味のない旅行者にはとても好評です。多くの地元の香水製造所や、アート ギャラリーでのショッピングも楽しめます。

近代的な国際都市ヘルシンキは、バルト海に面する港湾都市です。市内を歩けば、様々な街の歴史に触れることができます。一方で、モダンな建築と最先端のデザインが、大都会へ成長していく街の一面を見せてくれます。ヘルシンキカードを利用すれば、無制限にバス、フェリー、メトロに乗ることができます。スオメンリンナ城砦、セウラサーリ島の歴史ある村、岩の教会にはフィンランドのユニークさが現れています。1日中明るい夏に訪れても、冬の凍えるように寒い夜の街を冒険しても、違った楽しみが味わえます。

マンドヴィ川の北に位置するカンドリムは、ゴアで最も有名で人気のあるリゾート地です。そのため、バックパッカーが訪れる観光地とは少し趣が異なります。活気ある近隣のカラングートと比べると、カンドリム ビーチはおとなしめですが、気ままに海に浸かったり、日光浴したりできればよいということであれば、カンドリムはうってつけです。カンドリム ビーチ近郊のおもしろい観光スポットの 1 つに、100 m ほど沖合で座礁した、ばら積み貨物船リバー プリンセス号があります。他にも見逃せないのは、フォート アグアダです。この砦は、オランダとマラサの侵略軍からの防衛を目的として、1912 年にポルトガル人によって建設されたものです。カンドリムにはすばらしいレストランやナイトクラブがたくさんあるため、ナイトライフを楽しめる街としても人気です。

サウスカロライナ州のグリーンビルでは、ショッピングや食事を楽しんだり、歴史的な家屋を訪ねたり、マイナーリーグ スポーツを観戦したり、と観光を満喫できます。またこの都市は、重要なアート コレクションを保有しており、舞台芸術が盛んです。家族連れは、町に散らばる 9 つのブロンズでできたねずみ探しや、グリーンビル動物園など、子供も安心なアクティビティを楽しめるでしょう。また、グリーンビルにはたくさんのアウトドア スペースがあり、そこでリラックスしたり、数多くある毎年恒例のフェスティバルを楽しめます。州立公園や、また独立戦争、南北戦争の史跡は、車ですぐのところにあります。