江戸時代には東海道の宿場町として栄えた平塚市。神奈川県のほぼ中央に位置し、北は丹沢・大山、西には箱根連山と富士山、南は相模湾に面した風光明媚な場所です。そんな平塚市は多くの場所から富士山が眺められることから、「関東の富士見百景」に選定されています。高麗山公園の中にある標高179mの湘南平、相模川から花水川までの約4kmにわたる平塚海岸、かつては七国（甲斐、駿河、伊豆、相模、安房、上総、武蔵）が一望できたという七国峠・遠藤原など、雄大な眺望を楽しみながらウォーキングが楽しめます。

横浜は東京のすぐ近くですが、日帰り旅行では足りないほど見どころ満載です。 みなとみらい 21 は人気の観光スポットで、多くのショップやレストランが建ち並びます。 「くじらのせなか」と呼ばれるユニークな形をした大さん橋ふ頭からは素晴らしい景色を見ることができ、TripAdvisor の旅行者にも人気があります。

幕末にペリーが来航したことで、軍港都市として発展してきた神奈川県横須賀市。首都圏内であれば所要１時間程度で、日帰りもラクラク。街を歩けば、文明開化にも多くの影響を与えてきた国際色豊かな雰囲気を楽しめます。三笠公園での軍艦と噴水、ヴェルニー公園での記念館と２千株のバラなど、景観に優れているスポットが多いのも魅力的ですし、「海軍カレー」や「ヨコスカネイビーバーガー」といった、手ごろな地元グルメも多くの人の舌をうならせています。

高台から海を見晴らす温泉地。風呂自慢のホテルや旅館とレトロな公衆浴場が混在し、町全体がどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気に包まれています。熱海駅前の商店街には飲食店やおみやげ店が並び、路地裏では地魚を楽しめる寿司店やイタリアンを見つけることができます。網代の干物や初島のサザエ料理も人気です。◆グルメ：海鮮丼、寿司、サザエカレー◆おみやげ：干物、ネコの舌、伊豆乃踊子◆イベント：熱海海上花火大会（通年）、熱海梅園梅まつり（1〜3月）、熱海城桜まつり（4月）、湯かけまつり（5月）、マリンフェスタ（7月）◆アクセス：熱海駅（JR）

南房総の美しい海に恵まれた館山は、シュノーケリングやスキューバダイビング、ウインドサーフィンなどのマリンアクティビティを楽しむのに最高の場所。温暖な気候は果物の栽培に適していて、イチゴ狩りやイチヂク狩りも盛んです。半島の突端から絶景を楽しめるお台場海浜公園や、3月には菜の花が一面に広がるフラワーロードなどの絶景も見逃せません。◆グルメ：館山メンチ、房総びわカレー◆おみやげ：ぴーなっつ最中、まるごとびわゼリー◆イベント：やわたんまち（9月）、南総里見まつり（10月）◆アクセス：館山駅（JR）

富士五湖の中で最も広い山中湖のほとりに広がる山中湖村。富士山に近く、湖畔からは四季折々に美しい富士山の姿を見ることができます。特に10～2月の日没時に見られる、太陽が山頂付近に重なり光り輝く「ダイヤモンド富士」と呼ばれる絶景を求めて、多くの写真家が集まります。山中湖湖畔では、ハイキングやサイクリング、キャンプなどのアウトドアイベントが盛ん。湖では、ブラックバスフィッシングも楽しめます。釣り道具は現地でレンタルできるので初心者でも気軽に体験できるのが魅力です。◆グルメ：ほうとう、地ビール◆おみやげ：ワイン、富士まりも◆イベント：報湖祭　山中湖花火大会（8月）、夕焼けの渚・紅葉まつり（10～11月）◆アクセス：富士山駅（富士急行）、御殿場駅（JR）からバス

富士五湖のうち、河口湖と西湖、精進湖、本栖湖の4つを有す町。湖畔には素朴なレストランやペンションが立ち、 自然に囲まれながら穏やかな休日を過ごせます。富士山を眺める富士河口湖温泉郷や、森を利用したアスレチック施設も人気を集めています。◆グルメ：吉田うどん、ほうとう、ふじやまビール◆おみやげ：フジヤマクッキー、河口湖プリン◆イベント：富士山の日（2月）、富士河口湖さくら祭り（4月）、富士山河口湖山開きまつり花火大会（7月）、河口湖湖上祭（8月）、富士山マラソン（11月）◆アクセス：河口湖駅（富士急行線）

古くは成田山新勝寺の門前町として栄え、今でも初詣には多くの参拝客が訪れることで知られます。日本の玄関口である成田国際空港を擁し、周辺には大小のホテルが点在。飛行機を眺めるなら、滑走路の北側にあるさくらの山公園か南側の三里塚さくらの丘公園へ。発着する飛行機を目の前に見られます。◆グルメ：うなぎ料理◆おみやげ：栗羊羹、落花生、ぴーなっつ最中◆イベント：成田の梅まつり （2〜3月）、おどり花見（4月）、成田祇園祭（7月）、成田うなぎ祭り（7〜8月）、成田伝統芸能まつり（9月）、NARITA花火大会 in 印旛沼（10月）、成田山公園紅葉まつり（11月）◆アクセス：成田空港からバス。成田駅（JR、京成線）

山梨県北西部に位置し、八ヶ岳、南アルプス、奥秩父山塊といった山々に囲まれた高原エリア。夏でも涼しく、ホテルやペンション、キャンプ場などがあり、避暑地として人気です。白州エリアにはサントリー白州蒸留所があります。森の中にひっそりとたたずむ蒸留所を訪ねて、清らかな水と森が育んだ、世界でも評判のウイスキーを試飲してみましょう。周囲の森では、散策やバードウオッチングも楽しみです。◆グルメ：清里ハム・ソーセージ、ソフトクリーム、そば◆おみやげ：信玄餅、八ヶ岳チーズケーキ◆イベント：長沢鯉のぼり祭り（5月）、美し森の紅葉（10～11月）◆アクセス：小淵沢（JR）

山間の別荘地として知られる町。白糸の滝や雲場池といった自然を舞台にした観光スポットが点在し、テニスやゴルフを楽しめるスポーツ施設も充実しています。軽井沢駅から続く軽井沢本通りと旧軽井沢銀座通りには、おしゃれなレストランやカフェが集中。評判のベーカリーも点在しています。買い物派には軽井沢駅から徒歩3分の軽井沢・プリンスショッピングプラザが人気です。◆グルメ：信州そば、信州牛、コシアブラ◆おみやげ：軽井沢ビール、軽井沢プリン、浅野屋ラスク、野沢菜◆イベント：軽井沢若葉まつり（4〜6月）、軽井沢夏の花火大会（7、8月）、軽井沢ウィンターフェスティバル（11〜2月）◆アクセス：軽井沢駅（JR、しなの鉄道）

海と山に囲まれた自然豊かな市。伊達政宗の像が立つ仙台駅を中心にショッピングモールやデパートが並び、名物の牛たん料理を堪能できる飲食店も点在しています。都市部にも公園や並木道など緑が多く、仙台駅の隣に立つAERビルの展望テラスから美しい町並みを一望できます。◆グルメ：牛たん、仙台牛、牡蠣、仙台ラーメン◆おみやげ：ずんだ餅、笹かまぼこ、牛たんサイダー、萩の月◆イベント：仙台青葉まつり（5月）、仙台七夕まつり（8月）、広瀬川灯ろう流し（8月）、萩まつり（仙台）、みちのくYOSAKOIまつり（10月）、SENDAI光のページェント（10月）◆アクセス：仙台空港よりバス。仙台駅（JR、仙台市営地下鉄）

星型の敷地をもつ五稜郭公園がシンボル。かわいい雑貨やアクセサリーの店が並ぶ金森赤レンガ倉庫、100万ドルの夜景が美しい函館山、名湯と名高い湯の川温泉などが人気スポットです。函館朝市では上質な海鮮を食べるもよし、買うもよし。北海道の海の恵みを満喫できます。◆グルメ：イカ、うに丼、いくら丼、函館塩ラーメン、チャイニーズバーガー◆おみやげ：チーズオムレット、はこだて雪んこ、がごめ昆布◆イベント：五稜郭公園や函館公園の花見（4〜5月）、箱館五稜郭祭（5月）、函館港まつり（8月）、はこだてイルミネーション（12〜3月）◆アクセス：函館空港からバス。函館駅（JR、函館市電線）

札幌といえば、ビールを思い浮かべる方が多いかもしれません。北海道最大の都市である札幌には、1972年の冬季オリンピック当時のはつらつとしたオープンな雰囲気が今なお残っています。雪まつりや、世界的にも有名なさっぽろラーメンを目当てに、海外からも観光客が訪れます。 日本料理の多様性を体験したい方は、 ラーメンのテーマ・パークを訪れてみてください。グルメな人もきっと満足できます。

十勝地方の中心となる帯広市。この地の必食グルメと言えば豚丼。「ぱんちょう」「ぶたはげ」「はげ天」「とん田」などの有名店が点在し、食事どきには長蛇の列となっています。また、酪農が盛んな十勝は、古くからスイーツの町として知られています。NHK連続テレビ小説『なつぞら』でも酪農と製菓店の様子が描かれているのでご存知の方も多いでしょう。マルセイバターサンドで有名な六花亭の帯広本店では、限定のオリジナルスイーツも味わえます。また、幸福の聖地として人気の幸福駅は、カップルに人気のパワースポットです。◆グルメ：豚丼、チーズ、パン、スイーツ◆おみやげ：三方六（バームクーヘン）、霜だたみ（パイ）、マルセイバターサンド（六花亭）◆イベント：ばんえい競馬（6～9月）、おびひろ平原まつり（8月）◆アクセス：とかち帯広空港からバス、タクシー、レンタカー。帯広駅（JR）

釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園という2つの国立公園を擁する雄大な自然に恵まれた市。釧路湿原には特別天然記念物のタンチョウが生息し、丹頂鶴自然公園では飼育されたタンチョウが見られます。マリモで有名な阿寒湖は南岸に温泉街が広がり、日本初のアイヌ文化シアターであるイコロも話題に。おみやげやグルメは複合施設の釧路フィッシャーマンズワーフMOOへ。和商市場では、自分好みの海鮮丼を作る勝手丼が名物です。◆グルメ：勝手丼、ザンギ、釧路ラーメン、スパカツ◆おみやげ：マリモ、さんまんま、丹頂鶴のたまご、紅鮭ししゃもっ子◆イベント：阿寒湖砕氷帯観光遊覧（4月）くしろ港まつり（8月）、釧新花火大会（8月）、釧路大漁どんぱく（9月）◆アクセス：釧路空港からバス。釧路駅（JR）

アイヌ語でカムイトー（神の湖）と呼ばれる摩周湖がある弟子屈町。晴れた日には摩周ブルーの美しい湖面が見えますが、霧の発生が多いため、見ることができたらラッキーと言えるでしょう。第一展望台、第三展望台ではそれぞれ異なる風景が楽しめるので、ぜひどちらも訪れて。また近くには国内最大のカルデラ湖、屈斜路湖や今なお噴煙を上げる硫黄山などがあり、北海道の自然の懐の深さを感させてくれます。屈斜路湖から流れる釧路川では、リバーカヌーも。硫黄山の麓には源泉かけ流しの川湯温泉があり、旅の疲れを癒やすのに最適です。◆グルメ：摩周ポークの豚丼、摩周そば、ジェラード◆おみやげ：摩周メロン、ジャム、そば粉のガレット◆イベント：摩周ウィンターフェスタ（2月）、湯のまち川湯　源泉まつり（8月）◆アクセス：摩周駅（JR）、川湯駅（JR）

この旧植民地のリゾートに来れば、ベトナム南部の年間を通じた暑さを逃れ、ほっと一息つくことができます。町にはフランス占領時代の美しい建物が立ち並び、周囲には松の林と、エキゾチックな野菜や花が育つ農園があります。数日間暑さから逃れるためだけでも、十分訪れる価値のある場所です。