本州最西端の市。関門海峡を中心に、東は瀬戸内海側の周防灘、西は日本海側の響灘と、三方を海に囲まれています。九州の福岡県へ続く関門トンネルは、自動車はもちろん歩いて渡ることも。青い海が美しい角島など、釣りやマリンレジャーを楽しめるスポットが充実しているのも特徴です。グルメやおみやげを探すなら、道の駅北浦街道豊北や唐戸市場がおすすめ。◆グルメ：ふぐ料理、ウニ、あんこう料理、くじら料理◆おみやげ：ふぐ煎餅、あわゆき、うにパイ◆イベント：下関海峡まつり（5月）、関門海峡花火大会（8月）、しものせき馬関まつり（8月）、下関さかな祭り（11月）◆アクセス：山口宇部空港からバス。下関駅（JR）

福岡空港と並ぶ九州観光の玄関口。大型のデパートや商業ビルが並び、福岡の味覚を楽しめるレストランが密集した一大歓楽街です。ビジネスホテルや高級ホテルが点在し、旅行スタイルに合わせてチョイスできるのも嬉しいところ。おみやげは博多デイトスなど駅周辺のショッピング街へ。◆グルメ：もつ鍋、博多ラーメン、鉄なべ餃子、鶏皮焼き、ごぼう天うどん◆おみやげ：明太子、博多ふわり、博多ぶらぶら、博多いちごフロマージュ◆イベント：博多駅前どんたくストリート（5月）、住吉神社名越祭（7月）、はかた夏まつり（8月）◆アクセス：福岡空港からバス。博多駅（JR、福岡市地下鉄）

九州最大の歓楽街としてその名を轟かせています。福岡市中心を流れる那珂川と博多川に囲まれた三角州地帯を指し、飲食店、スナック、クラブなどが軒を連ねます。那珂川沿いは各種のお店のネオンの光が川面に映り、福岡名物の屋台が立ち並ぶ独特の景観を作り上げています。日中はショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設などが入居する博多キャナルシティでのショッピングをどうぞ。◆グルメ：ラーメン、おでん、餃子、川端ぜんざい◆おみやげ：明太子、博多人形、博多玉露まんじゅう、きんつば◆イベント：博多どんたく港まつり （5月）、博多祇園山笠（7月）、中洲まつり（10月）、博多おくんち（10月）◆アクセス：中洲川端駅（福岡市地下鉄）

福岡はグルメ天国です。福岡フォーラムの参加者曰く「ベジタリアンでなければ」だそうです。 玄界灘に近いこの街では、新鮮なシーフードをたっぷりとお楽しみいただけます。 また、福岡名物の屋台では福岡ラーメンを食べることができ、モダンなレストランも多数あります。 食後は、腹ごなしに大濠公園や近くの福岡城跡まで散歩しましょう。

日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔が町のシンボル。京都と大陸の文化が融合し、この地で花開いた独自の大内文化を今に伝える代表的な建造物です。幕末に萩から山口市に藩庁が移されたことから、市内には明治維新ゆかりの史跡が点在します。維新の志士や文化人も体を温めた湯田温泉は美肌の湯として人気があります。◆グルメ：ばりそば、車エビ料理◆おみやげ：外郎、大内塗、小郡饅頭◆イベント：湯田温泉白狐まつり（4月）、山口祇園祭り（7月）、あいおえび狩り世界選手権大会（9月）、長門峡もみじ祭り（11月）◆アクセス：山口宇部空港から電車。新山口駅（山陽新幹線）、山口駅（JR）

山口県の日本海側に位置する、長州藩の城下町。吉田松陰が開いた松下村塾からは、明治維新の指導者となる人物を多数輩出されました。天災や戦災を免れた町並みは、江戸時代の古地図が使えるほど当時のたたずまいをそのままに残しており、城下町の情緒を存分に感じられます。市内から陸続きになった島には日本最小の火山といわれる笠山があり、2018年には萩ジオパークに認定されています。風穴や火口跡まで徒歩で行ける人気のスポットです。◆グルメ：見蘭牛、真ふぐ、生ウニ◆おみやげ：萩焼、夏ミカン、焼き抜き蒲鉾、しそわかめ◆イベント：萩焼まつり（5月）、萩・万灯会（8月）、萩時代まつり（11月）◆アクセス：東萩駅（JR）

別府温泉、浜脇温泉、亀川温泉、鉄輪温泉、観海寺温泉、堀田温泉、柴石温泉、明礬温泉という別府八湯が名物。同じ市にありますが、それぞれ泉質や雰囲気が異なるので湯めぐりが楽しみ。気ままに湯めぐりをしながら、温泉地ならではのグルメやおみやげを探してみましょう。別府タワーや別府ロープウェイから眺める海や山は絶景です。◆グルメ：地獄蒸し、関サバ、とり天、別府冷麺◆おみやげ：地獄蒸しプリン、別府温泉ぶたまん、とり天せんべい◆イベント：志高湖開き（3月）、別府八湯温泉まつり（4月）、べっぷ火の海まつり（7月）◆アクセス：大分空港からバス。別府駅（JR）

豊富な湯量を誇る湯布院温泉をはじめ、風情ある石畳が残る湯平温泉や強酸性の泉質で知られる塚原高原など、個性的な温泉地が人気。北部には豊後富士と呼ばれる由布岳がそびえ、温泉街からもその威容を眺められます。ほかにも朝霧が名物の金鱗湖など、温泉旅館に泊まりながら散策やハイキングを楽しむことができます。宇奈岐日女神社や天祖神社などのパワースポットも注目されています。◆グルメ：関アジ、とり天、だんご汁◆おみやげ：梨ジャム、湯布院プリン、ジャズ羊羹◆イベント：ゆふいん温泉まつり（4月）、湯平温泉まつり（5月）、湯平大ソーメン流し大会（7月）、由布市はさま花火大会（8月）、庄内神楽祭り（11月）◆アクセス：大分空港からバス。由布院駅（JR）

温泉地として名高い大分県。大分市にも地下600～800ｍから湧く大深度地熱温泉があります。こちらのお湯を気軽に楽しむなら「CITY SPAてんくう」へ。大分の豊かな海と山を見渡しながら高濃度炭酸泉で疲れを癒やすことができます。もう少しレトロな雰囲気が味わいたいなら「あたみ温泉」へ。豆タイルの壁や木製のロッカーが昭和の雰囲気を醸し出します。また、古くから航海の難所として知られている速吸瀬戸にある灯台は、明治34年（1901）に設置された県内最古のもの。対岸に四国の佐多岬が望める絶景スポットとして知られています。◆グルメ：とり天、だんご汁、やせうま、りゅうきゅう、関さば、関あじ、にら豚◆おみやげ：さびえる（銘菓）、かぼす羊羹◆イベント：柞原八幡宮仲秋祭「浜の市」（9月）◆アクセス：大分空港からレンタカー。大分駅（JR）

熊本県の北東部、阿蘇山のふもとに位置する阿蘇市。世界最大級のカルデラをもち、標高936mのビュースポット、大観峰からは阿蘇五岳の絶景が楽しめます。このあたりは絶景の宝庫。どこまでも広がる草原にのんびりと馬が草を食む草千里ヶ浜の美しい光景も必見です。乗馬や熱気球、パラグライダーなどのアクティビティも豊富。牧場ではウインナーづくりや乳しぼり体験などにもチャレンジできます。温泉も多く、源泉掛け流しを楽しめる温泉宿が点在しています。◆グルメ：あか牛、馬刺し◆おみやげ：たのシュー、湯だまりプリン、手作りハム・ソーセージ◆イベント：阿蘇神社の火振り神事（3月）、神楽フェスティバル（10月）◆アクセス：くまもと阿蘇空港からバス、鉄道、レンタカー。阿蘇駅（JR）