モーツァルトがザルツブルクに住んでいたのは 200 年以上も前のことですが、今でも彼の人気は絶大です。モーツァルトの生家や住居を見学してみましょう。アルトシュタット (旧市街) でバロック様式の建築物を散策するのもおすすめです。ミュージカル好きの方は、サウンド オブ ミュージックのツアーに参加して、トラップ一家の足跡をたどってみるのも良いでしょう。

美しい湖、しぶきを上げる川、切り立った山、迫力のある城のあるフォアアールベルク州は、スイスとドイツの間にあります。この活気ある州には、バウハウスの影響を受けた建築、環境にやさしい住居、尖塔が林立する小さな街があります。州都ブレゲンツは、アルプスの山の中にある、多くの観光客を集める都市です。石畳の通りと湖畔の素晴らしい環境が、この都市の魅力をさらに高めています。チーズなどの乳製品で有名なフォアアールベルク州は、スキーなどのウィンタースポーツの人気スポットでもあります。

中世の町並みが残るヴェローナのすばらしさは、その評判を耳にして感銘を受けたシェークスピアが、この地を舞台に 2 つも戯曲を書き上げてしまったことからもわかるでしょう (『ロミオとジュリエット』と『ヴェローナの二紳士』)。どう考えても実際のキャピュレット家とのつながりはほとんどありませんが、いわゆる "ジュリエットの家" には毎年 50 万人の観光客が訪れ、その多くは有名なバルコニーのシーンを自ら再現しています。また、ローマ時代の円形闘技場とヴェローナの市庁舎もお見逃しなく。

賑やかなクレタの中心部とは違い、のんびりした雰囲気が漂うエロウンダ。漁村や無人島、静かな湾が広がっています。高級リゾートや自然保護区から要塞やハンセン病患者がかつて住んでいた施設まで、多数あるスポットを散策してみては。

火山島のエル イエロは古代文明の地から、人里離れた美しい自然を選ぶ上級者ダイバーやビーチ好きにぴったりの旅行先 (今でも手付かずですが) へと変貌を遂げました。 穏やかな海には珍しい海洋生物が豊富に生息し、陸に上がれば曲がった古木が景色のよいアクセントに。 素敵な村や起伏のある石畳の道のりを歩いて探索した後は、新鮮な魚、地元のチーズ、自生のハーブを使った素朴な料理をご堪能あれ。

グリーンランドの首都ヌークは、北極圏から 241.5 km ほどの距離で、フィヨルド沿いに位置しています。クジラウォッチング、イヌゾリ、氷河観察には最高の場所です。この都市は 4000 年前に築かれました。フライトは毎日あります。国立博物館には、滅多にお目にかかれない、古代スカンジナビア人やイヌイット族の遺物を展示しています。一方、文化ホール Katuaq では、現代的なグリーンランドアートや音楽を鑑賞できます。

華麗な邸宅からオーシャン ビューまで、メイン州最大のこの魅力的な街はあなたをとりこにするでしょう。オールド ポート地区の復元されたレンガや石畳の小道をそぞろ歩けば、書店を覗いたり、クラフト ショップを見て回ったり、あるいは心行くまで食事を楽しんだりできます。1791 年にまで歴史をさかのぼることのできるポートランド岬灯台は、アメリカで現在も継続して使われている最も古い灯台です。偉大な詩人のヘンリー ワズワース ロングフェローはこの街の出身で、子供時代に住んだ家がワズワース ロングフェロー ハウスとして公開されています。子供連れなら、体験型のメイン州子供博物館で楽しみましょう。その後はお隣にあるもう少し静かなポートランド美術館へどうぞ。小振りですが、印象派の作品を所蔵する洗練された美術館で、ホーマーやワイエスの手によるメインの風景画や他のコレクションが展示されています。ここでは山も海もどちらも楽しめます。街を十分に楽しんだら、人気の観光船やホエール ウォッチングに出かけたり、あるいはフェリーに乗ってカスコー湾の島々を訪ねるのもいいでしょう。一日の終わりには、子供はお留守番で、街の地ビール パブで疲れた足を癒してのんびりするのがお勧めです。