モーツァルトがザルツブルクに住んでいたのは 200 年以上も前のことですが、今でも彼の人気は絶大です。モーツァルトの生家や住居を見学してみましょう。アルトシュタット (旧市街) でバロック様式の建築物を散策するのもおすすめです。ミュージカル好きの方は、サウンド オブ ミュージックのツアーに参加して、トラップ一家の足跡をたどってみるのも良いでしょう。

シュラドミングは、かつては鉱山の街でした。今では、上級のスキーヤーやスノーボーダーで賑わっています。 4 つの山で形成された連山は、ワールドクラスのゲレンデを作り出しているだけでなく、オフピストも申し分ありません。 日が落ちると、スリルを求めるナイト スキーヤーが繰り出し、ゲレンデは熱を帯びてきます。 宿泊施設は、奇抜な丸太小屋から素朴なロッジ、さらには超大型リゾート施設までありますが、すべてがオーストリアの魅力を大事にしています。

高台のウディネ城が美しい、イタリア北東部のフリウリ地方にあるウディネ。見事な建築を満喫できることで有名です。観光スポットとしては、ゴシック様式のリオネッロのロッジア、バロック様式のウディネ大聖堂や壮観なリベルタ広場などがおすすめ。

ディンケルスビュールは、ローテンブルクと並ぶ、比較的小さな中世の要塞都市です。市壁と塔が当時のまま残っており、15 世紀から 17 世紀初頭のドイツの典型的な街の外観が保たれています。雑踏のない環境で大都市と同じ名高いドイツ料理を味わうことができます。1 年に一度開かれる夏祭りは必見です。この祭りは、三十年戦争時にこの街がスウェーデン軍に降伏したことを記念して催されており、当時の様子が、この街の多くの住民の熱演によって再現されます。こうした素人劇に、誰もが楽しまずにいられません。

フランス屈指のエネルギーに満ち、文化的に発展する街として生まれ変わったナント。その革新性は各所にはっきりと表れています。アーティスト、エンジニア、学生が多く住むこの街の町並みは、中世の起源と豊かな海事の遺産を大切にしながらも、変化を続けています。

カザンはヴォルガ川岸にひっそりと佇んでいます。カザンでは、やや冗談とも本気とも取れるさまざまな建造物を見ることができます。 精神的に影響される傾向があるにしても、イルダル カノフという建築家が建てた、テクニカラーの文化的中心である「全宗教の寺院 (the Temple of All Religions)」を訪ねてください。 まだ建築途中の建造物ですが、「寺院」は目にも心にも訴える力を持っています。