関東平野南部から房総半島にかけて、海と森に囲まれた県。東京ディズニーリゾートや鴨川シーワールドなどレジャー施設が豊富で、周辺には大型ホテルも点在しています。南房総は黒潮の影響で温暖な気候に恵まれ、フラワーパークが点在するリゾートのような雰囲気。また東側に66kmにわたって延びる九十九里浜など、海水浴を楽しめるビーチもたくさんあります。ほかにもカツオやイセエビの水揚げで有名な勝浦、城下町の面影を残す佐倉などが観光客に人気です。◆グルメ：カツオ料理、うなぎ料理、はかりめ丼◆おみやげ：落花生、銚子のしょう油、びわゼリー◆イベント：成田山新勝寺初詣（1月）、勝浦港カツオまつり（6月）、成田祇園祭（7月）、南房総白浜海女まつり（7月）、銚子みなとまつり（8月）、おんじゅく伊勢えび祭り（9月）、千葉湊大漁まつり（11月）◆アクセス：千葉駅（JR、京成線、千葉都市モノレール）

東京スカイツリーを見上げる浅草や高級ブランドのブティックが並ぶ銀座、アニメやゲームの聖地と言われる秋葉原、若者の町として賑わう渋谷や原宿など、見どころや立ち寄りスポットには事欠かない東京。南に浮かぶ伊豆諸島や小笠原諸島には、黒潮の恵みを受けた美しい海が広がっています。◆グルメ：江戸前寿司、藪蕎麦、もんじゃ焼き、ドジョウ料理◆おみやげ：東京ばな奈、雷おこし、芋ようかん、どら焼き◆イベント：うえの桜まつり（4月）、隅田川花火大会（7月）、東京高円寺阿波踊り（8月）、高尾山の紅葉（11月）◆アクセス：羽田空港からバス。東京駅（JR線、東京メトロ）

名古屋城、熱田神宮、犬山城などの歴史的スポットをはじめ、観光スポットが豊富。愛・地球博記念公園（モリコロパーク）には、宮崎駿監督のアニメ映画『となりのトトロ』の主人公の草壁家を忠実に再現した「サツキとメイの家」が今も残っています。また、ひつまぶし、きしめん。味噌煮込みうどん、台湾ラーメン、あんかけスパ、小倉トーストなど、独特のご当地グルメも必食です。◆グルメ：味噌煮込みうどん、手羽先、あんかけスパ◆おみやげ：青柳ういろう、鬼まんじゅう、なごやん◆イベント：名古屋城春まつり（3～5月）、犬山祭の山車行事（4月第1土曜とその翌日）◆アクセス：中部国際空港から鉄道。名古屋駅（JR、あおなみ線、名古屋市営地下鉄）

徳島、香川、愛媛、高知の4県から成る四国地方。穏やかな内海の瀬戸内海と黒潮が沖合を流れる太平洋に挟まれ、年間を通じて温暖な気候が特徴です。日本最古の源泉のひとつとして有名な道後温泉（愛媛）や吉野川の大歩危峡（徳島）、日本随一の清流、四万十川（高知）など、随所で豊かな自然の恵みが感じられます。偉人の足跡をたどるなら土佐の英雄、坂本龍馬ゆかりの地へ。また四国各地に弘法大師が拓いた88カ所の札所を巡礼するお遍路で、心と体を清めるのもいいでしょう。

2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で一躍脚光を浴びた鹿児島県。噴煙を上げる桜島で広く知られていますが、火山が多い土地柄ゆえに霧島温泉、宮之城温泉、妙見温泉、指宿温泉など、各地で良質な温泉を楽しめます。屋久島や奄美大島などの離島に足を延ばせば、美しい自然と島に息づく伝統文化を体験できるでしょう。◆グルメ：黒豚、薩摩料理、黒毛和牛、鹿児島ラーメン、しろくま◆おみやげ：かるかん、さつまいもスイーツ、さつまあげ、薩摩焼酎、知覧茶◆イベント：かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会（8月）、おはら祭（11月）、薩摩のひなまつり（2〜4月）◆アクセス：鹿児島中央駅（JR、九州新幹線、鹿児島市電）

ソウルは韓国のビジネスと文化の中心地であり、摩天楼が仏教寺院を見下ろしています。 さまざまな産業や技術があふれるソウルは、今や国際都市に発展しました。 南山公園の頂上にある N ソウル タワーからは、街を一望に見渡すことができます。 仁寺洞のティーハウスやショップを訪れると、韓国らしさを感じることができるでしょう。景福宮に足を踏み入れ、博物館を見物すると、さらにそれは深まります。 ユネスコ世界遺産地である昌徳宮は、正真正銘の古代建築の傑作です。

福岡はグルメ天国です。福岡フォーラムの参加者曰く「ベジタリアンでなければ」だそうです。 玄界灘に近いこの街では、新鮮なシーフードをたっぷりとお楽しみいただけます。 また、福岡名物の屋台では福岡ラーメンを食べることができ、モダンなレストランも多数あります。 食後は、腹ごなしに大濠公園や近くの福岡城跡まで散歩しましょう。

「日本の縮図」とも呼ばれる兵庫県。瀬戸内海から日本海まで続く広大な県土には洗練された都会から美しい自然風景までが揃い、その楽しみ方は自由自在。1000を超える城跡が残る国内有数の城跡密集県でもあります。◆グルメ：明石焼き、神戸牛、姫路おでん、加古川かつめし、播州ラーメン、ぼっかけ焼きそば、出石そば◆おみやげ：ゴーフル、炭酸せんべい、神戸プリン、神戸牛しぐれ煮、豚まん◆イベント：淡路島まつり花火大会（8月）、灘のけんか祭り（10月）、最上山もみじ祭り（11月）、十日えびす（1月）、春節祭（2月）◆アクセス：三ノ宮駅（JR）

日本一小さな県内に約800軒のうどん店がある香川県。シンプルなかけうどんから、個性派メニューまでさまざまなラインナップがあり、お気に入りを探して食べ比べてみるのも楽しいもの。「こんぴらさん」と親しまれている金刀比羅宮や、東山魁夷せとうち美術館など観光スポットが豊富です。美術館やアート作品が点在する直島は、現代アートの聖地として近年人気急上昇中。また温暖な気候に恵まれた小豆島はオリーブの栽培が盛ん。潮の満ちひきによって現れる砂の道エンジェルロードへ訪れるなら、あらかじめ干潮時間をチェックしておきましょう。◆グルメ：讃岐うどん、骨付鶏◆おみやげ：オリーブオイル、香川漆器◆イベント：瀬戸内国際芸術祭（9～11月）、金刀比羅宮例大祭（10月）◆アクセス：高松空港からバス、レンタカーで各地へ。高松駅（JR）

東京に隣接する埼玉県ですが、西部の秩父地方は豊かな自然が残り、ハイキングや長瀞渓谷での川下り、キャニオニングなどのアウトドアアクティビティが盛んです。蔵造りの町並みが残る川越は、池袋からわずか30分。気軽に古都の風情が楽しめる町として、都心からの日帰り旅行地として賑わいを増しています。アミューズメントパークも多く、車輌の実物やシミュレーター、貴重な資料を展示する鉄道博物館や、2019年に飯能市の宮沢湖湖畔にオープンしたムーミンパークなどが話題を呼んでいます。◆グルメ：川越の芋スイーツ、草加せんべい、みそポテト◆おみやげ： 狭山茶、地ビール◆イベント： 長瀞火祭り（3月）、さいたま火祭り（5月）、羽生てんのうさま夏祭り（7月）、秩父夜祭（12月）◆アクセス： 大宮駅（JR）、川越駅（JR、東武鉄道）

世界遺産に登録された首里城を中心に、昔ながらの沖縄の風景を残す市。南国らしい活気にあふれ、特に飲食店や雑貨店が軒を連ねる国際通りは外せないスポット。隣接する牧志公設市場にはカラフルな魚や野菜、果物などが並び、おみやげに沖縄の食材を購入することもできます。泊港からは、慶良間諸島や久米島など周辺離島への船が往復しています。◆グルメ：沖縄料理、ソーキそば、ステーキ◆おみやげ：琉球ガラス、やちむん（陶器）、泡盛、紅芋タルト、海ぶどう、島らっきょう◆イベント：那覇さくらまつり（2月）、那覇ハーリー（5月）、首里城祭（10月）◆アクセス：那覇空港からモノレール、タクシー

浦安といえばディズニーランドがあることで有名ですが、実は伝統的な漁村も残されています。ほとんどの人々は東京ディズニーランドや東京ディズニーシー (そして、周辺のホテル、レストラン、ショッピングセンター) に行くために浦安を訪れますが、浦安の歴史に興味がある方は、古い漁師小屋を見学してみてはいかがでしょうか。