瀬戸内海を望む風光明媚な市。斜面に沿って建物が並び、中腹には寺社仏閣が点在。それを縫うように細い階段や路地が張り巡らされ、坂の町と呼ばれるにふさわしい景観を見せています。その独特の景観から多くの映画のロケ地にもなっています。尾道の全容を眺めるなら千光寺山ロープウェイで千光寺へ。眼下に広がる絶景を堪能できます。尾道は全長60kmの瀬戸内しまなみ海道の起点としても知られ、サイクリングで愛媛県の今治市を目指してもよいでしょう。◆グルメ：尾道ラーメン、オコゼ料理、 アイスモナカ◆おみやげ：尾道プリン、尾道ロール、はっさく大福◆イベント：尾道みなと祭（4月）、山王祭（5月）、祇園祭（6月）、おのみち住吉花火まつり（7月）、因島水軍まつり（8月）、瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ（10月）◆アクセス：広島空港からバス。尾道駅（JR）

江戸時代の町並みを残す倉敷美観地区が観光の中心スポット。大原家住宅や有隣荘などの古い邸宅や、江戸・明治時代の土蔵を改装した倉敷民藝館などの伝統的な建物に、大原美術館や倉敷館のような洋風建築物がうまく溶け込んでいるのが特徴です。白壁の屋敷や柳が揺れる河畔の中におしゃれなカフェや雑貨店が点在し、町歩きがてらグルメやショッピングも楽しめます。国産ジーンズ発祥の地、児島地区には、倉敷デニムストリートというデニムをテーマにしたエリアがあり、児島産のデニム製品や雑貨が並びます。◆グルメ：どどめせ、倉敷バーガー、ぶっかけうどん◆おみやげ：デニム製品、むかし吉備団子、倉敷地ビール◆イベント：ハートランド倉敷（5月）、倉敷天領夏祭り（7月）、水島港まつり（8月）、倉敷屏風祭（10月）、倉敷雛巡り（2〜3月）、倉敷春宵あかり（3月）◆アクセス：岡山空港からバス。倉敷駅（JR、水島臨海鉄道）

瀬戸内海に面したのどかな市。日本最古と言われる道後温泉には昔ながらの旅館や温泉施設が連なり、特に荘厳なたたずまいの道後温泉本館は重要文化財に指定されています。市の中心に立つ松山城には、江戸時代以前に建造された天守閣が残り、日本三大平山城のひとつとも称されます。松山市内では路面電車の伊予鉄道も旅情をそそる風景。夏目漱石ゆかりの路面電車、坊っちゃん列車も人気です。◆グルメ：もぶり飯、たこ飯、三津浜焼き◆おみやげ：五色そうめん、道後ビール、伊予柑クッキー◆イベント：松山道後秋祭り（7月）、道後温泉夏まつり（8月）、大神輿総練（9月）、二之丸光の庭園（11月）◆アクセス：松山空港からバス。松山駅（JR、伊予鉄道）

香川県坂出市は瀬戸内海沿岸に位置し、かつて海水を煮詰めて作る塩田が広がっていました。塩の産出シェアが長らく全国トップであった名残で、いまでも「塩まつり」が毎年開催されます。また、この市は、瀬戸大橋の四国側玄関口としても知られ、開通から２５年を経た今も大橋自体が有名な観光名所であり、また、近隣の瀬戸大橋記念公園も人気スポットになっています。地元グルメは讃岐うどんのほか、鯛の干物、金時人参・金時芋・金時みかんの「三金時」が有名です。

全国的に知られる、桃太郎伝説が残る市。中心部には漆黒の外観から烏城と呼ばれる岡山城や日本三名園のひとつ岡山後楽園などの史跡が集まり、徒歩で散策することもできますし、路面電車でめぐってみるのもいいでしょう。瀬戸内の温暖な気候に育まれた岡山市は、白桃やマスカット、ピオーネなどのフルーツの名産地。カフェでは見た目も華やかなフルーツパフェが定番です。◆グルメ：ばら寿司、デミカツ丼、えびめし、岡山ラーメン、フルーツパフェ◆おみやげ：きびだんご、岡山銘菓調布、ワッフル◆イベント：岡山さくらカーニバル（4月）、ゴールデンフェスタ岡山（5月）、夏の烏城灯源郷（8月）、おかやま桃太郎まつり（8月）◆アクセス：岡山空港からバス。岡山駅（JR、岡山電気軌道線）

坂本龍馬ゆかりの市として、市内各所に記念館や博物館が点在。風光明媚な桂浜にも龍馬像が立っています。景色を眺めるなら高台に立つ高知城へ。天守に上ると、眼下に絶景が広がります。グルメスポットとして観光客に人気なのは、高知駅から車で5分ほどのひろめ市場。食事処はもちろん、おみやげ店も充実しています。◆グルメ：カツオのたたき、皿鉢料理、田舎寿司、なるこ丼◆おみやげ：酒盗、土佐の赤かつお、かつお生節、ミレービスケット◆イベント：高知城花回廊（4月）、よさこい祭り（8月）、高知市納涼花火大会（8月）、桂浜観月会（10月）、龍馬まつり（11月）◆アクセス：高知龍馬空港からバス。高知駅（JR）

江戸時代に築かれた城下町の風情が残る鳥取県西部の観光拠点。現在、城の姿はありませんが、高台にはかつての城壁が残り、360度のパノラマを望むことができます。日本海や伯耆富士とも呼ばれる大山から昇る朝日、中海に沈む夕日が見られる、豊かな自然に囲まれた町です。山陰屈指の名湯・皆生温泉は総延長17kmにもわたる巨大な砂州、弓ヶ浜の上にあり、海に湧く塩の湯として有名です。◆グルメ：とっとりバーガー（米子バーガー）、鯖寿司、牛骨ラーメン、大山鶏◆おみやげ：因幡の白兎、大山ハム、とち餅、大風呂敷◆イベント：米子さくらまつり（4月）、よいとまかせ（5月）、米子がいな祭（7月）、全日本トライアスロン皆生温泉（7月）◆アクセス：米子駅（JR）

江戸時代の天守閣が見事な松江城がシンボル。城周辺には約270年前に建てられた武家屋敷が残り、当時の武士の暮らしを知ることができます。市内の観光には、堀川を屋形船で巡る「堀川めぐり」が便利。船頭さんの軽妙なトークを聞きながら、お堀から町を眺めれば新たな発見があるかもしれません。熊野大社や八重垣神社など神話が伝わる寺社はパワースポットとして人気。美肌の湯で知られる玉造温泉には縁結びポイントが点在しています。夕日の名所、宍道湖では宍道湖観光遊覧船が定番です。夕日を眺めるなら、宍道湖畔に立つ島根県立美術館へ。閉館時間を日没に合わせてあるのが素敵です。◆グルメ：出雲そば、ノドグロ、松葉ガニ、しじみ汁、ぼてぼて茶、和菓子◆おみやげ：あご野焼き、どじょうすくい饅頭、和菓子、松江縁結びマシュマロ◆イベント：松江城お城まつり（3〜4月）、玉造温泉夏祭り（7〜8月）、松江水郷祭（8月）◆アクセス：出雲縁結び空港からバス。松江駅（JR）

福島県の南東部、太平洋に面したいわき市。国宝建造物の国宝白水阿弥陀堂、太平洋の絶景が見られる塩屋埼灯台、いわきの名産品が手に入る観光物産館いわき・ら・ら・ミュウ、福島をはじめ世界の海の生き物を紹介する水族館アクアマリンふくしまなど見どころが豊富です。映画『フラガール』の舞台となったスパリゾートハワイアンズでは、広大な敷地にトロピカルムードあふれるウォーターパークや江戸情緒いっぱいの大露天風呂など5つの温泉が楽しめます。もちろんフラガールによるショーも開催。そのほか、日帰り温泉も多く気軽に疲れを癒やすことができます。◆グルメ：海鮮丼、さんまのポーポー焼き◆おみやげ：じゃんがら（和菓子）、めひかり焼きかまぼこ◆イベント：いわき回転櫓盆踊り大会（8月）、夏井川流灯花火大会（8月）◆アクセス：いわき駅（JR）

札幌といえば、ビールを思い浮かべる方が多いかもしれません。北海道最大の都市である札幌には、1972年の冬季オリンピック当時のはつらつとしたオープンな雰囲気が今なお残っています。雪まつりや、世界的にも有名なさっぽろラーメンを目当てに、海外からも観光客が訪れます。 日本料理の多様性を体験したい方は、 ラーメンのテーマ・パークを訪れてみてください。グルメな人もきっと満足できます。

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。

おいしい点心、離島、他の場所では見ることができないようなスカイライン。香港ならではの魅力です。 昴坪村で中国の伝統的な建築物を存分に楽しんだら、路面電車に乗って、ビクトリア ピークの頂上からの絶景を堪能しましょう。 南蓮園池の岩や緩やかな丘は、心の平安をもたらしてくれるでしょう。また、スタンレー カフェでお茶を飲むと、穏やかな気分になります。 心静かな仏教建築群、志蓮淨苑は、精神統一にうってつけです。

絵はがきの景色が広がるバリ島は幻想の世界へ誘うインドネシアのパラダイス。 さらさらの白砂が広がるビーチで日光浴を楽しみ、ダイビングでは珊瑚礁や、第二次大戦の名残でもあるカラフルな沈没船を見ながら、熱帯魚とたわむれることができます。 陸上では、うっそうと生い茂るジャングルに石の寺院がたたずみ、いたずら好きなサルたちの住みかとなっています。 「芸術の首都」ともいえるウブドは、文化的なダンスパフォーマンスを鑑賞したり、バティックや銀細工のワークショップに参加したり、またヨガのクラスで心と体をリフレッシュするのにもぴったりです。