国の特別天然記念物、コウノトリの野生復帰に力を入れる豊岡市。かつて絶滅の危機に瀕していたコウノトリは、懸命の保護飼育活動によって、現在では野生のコウノトリが空を舞うほどになりました。コウノトリの野生復帰について知りたければ兵庫県立コウノトリの郷公園へ。観察ゾーンが設けられており、コウノトリを間近で見ることもできます。また、レトロな町並みが残る市内散策も楽しみ。日本海側には、小説『城の崎にて』で知られる城崎温泉があります。川に沿って広がるノスタルジックな温泉街で、のんびり湯浴みを楽しんでみてはいかがでしょうか。◆おみやげ：かばん、コウノトリグッズ◆グルメ：スイーツ各種、津居山かに◆アクセス：豊岡駅（JR）

京都の寺社は、日本の現代的な生活と、脈々と受け継がれる歴史の架け橋となっています。 たとえば、下賀茂神社は 6 世紀に建造されました。まるで時間が止まったような空気をまとい、その穏やかさとスピリチュアルなパワーをはっきりと感じ取ることができるでしょう。 伏見稲荷神社で稲荷の神に祈りを捧げたら、三十三間堂の千手観音像に手を合わせましょう。 伝統的な芸者の舞を堪能したら、鴨川を見下ろす料亭で静かな夕食をお楽しみください。

日本海に開けた良港として栄えた市。漁業や食品加工が盛んで、町のあちこちで越前がにや敦賀ふぐなどの海の幸を味わえます。縁結び桜が有名な氣比神宮や、恋の宮と呼ばれる金崎宮は、恋愛のパワースポットとして人気を集めています。◆グルメ：越前がに、敦賀ふぐ、ソースカツ丼、敦賀ラーメン◆おみやげ：おぼろ昆布、かまぼこ、へしこ◆イベント：敦賀西町の綱引き（1月）、金崎宮花換まつり（4月）、とうろう流しと大花火大会（8月）、氣比神宮例大祭敦賀まつり（9月）、敦賀港イルミネーションミライエ（11〜12月）◆アクセス：小松空港からバス。敦賀駅（JR）

日本一大きな湖・琵琶湖に隣接する市。世界文化遺産に認定された日本仏教の母山延暦寺や、本堂が滋賀県最古の木造建築という石山寺などの寺社仏閣巡りを楽しんで。百人一首の歌人としても有名な天智天皇をゆかりとする神社近江神宮は、かるたの殿堂としても知られ、競技かるたの決定戦の会場となっています。最近ではマンガ『ちはやふる』の人気でますます注目を集めています。◆グルメ：近江牛、鮎料理◆おみやげ：琵琶湖のえび煎餅、ブルーベリー◆イベント：石山寺・梅つくし（2～3月）、比叡山・もみじ祭（10～11月）◆アクセス：大津駅（JR）

壮麗な美しさから白鷺城と称される姫路城がシンボル。世界遺産に登録された城は、専用アプリを入れると詳しい情報を見ながらめぐれるのでおすすめです。書写山円教寺や広峯神社といった歴史ある寺社が点在し、城下町では姫路はりこや姫革細工といった伝統工芸が育まれてきました。姫路駅周辺にはグルメスポットが多く、手柄山方面へ足を延ばすと水族館や遊園地があります。◆グルメ：ビフカツ、姫路おでん、タコめし、姫路タンメン◆おみやげ：玉椿、書写千年杉、みかん大福◆イベント：姫路城観桜会（4月）、姫路お城まつり（5月）、姫路ゆかたまつり（6月）、姫路みなと祭（7月）、姫路城観月会（9月）◆アクセス：姫路駅（JR、山陽電鉄）

異国情緒漂う北野や旧居留地や六甲山から見下ろす港の眺めなど、神戸には旅行者を魅きつける数多くの魅力があります。また、酒どころとして有名な灘や、日本最古の湯とされる有馬温泉など歴史的、文化的な見所もたくさん。夜景の美しさも有数です。

香港やタイを越えた経済力のある大阪は、人口およそ 900 万人の、エネルギーあふれる都市です。 自信に満ちたこのおしゃれな都市には、すばらしいレストランやナイトライフがあります。またここはショッピングの中心でもあります。 そして、電車で 90 分以内のところには、京都の世界遺産や奈良のお寺、高野山の霊場があり、大阪は関西エリアを回るのに理想的な拠点です。 最も人気のある大阪の観光スポットには、水族館や大阪城、ユニバーサル スタジオ ジャパン、そして近未来的な空中庭園展望台があります。

野生のシカが暮らす奈良公園の中に、大仏が鎮座する東大寺や春日山が迫る春日大社、阿修羅像が有名な興福寺など歴史ある寺社が点在。町全体が「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。奈良駅から東へ延びる三条通りには、グルメやおみやげスポットが充実しています。◆グルメ：柿の葉寿司、若草鍋◆おみやげ：奈良漬、吉野本葛、大仏プリン、鹿グッズ◆イベント：春日大社万灯篭（2月）、春日祭（3月）、興福寺薪能（5月）、ライトアッププロムナード（7〜9月）、東大寺万灯供養会（8月）、奈良国立博物館正倉院展（10〜11月）◆アクセス：伊丹空港からバス。奈良駅（JR）

福井県の北端から日本海に接する市。漫画『ちはやふる』では綿谷新の出身地として描かれ、芦原温泉駅の周辺には、作中に登場するスポットが点在。多くのファンが聖地めぐりに訪れます。関西の奥座敷と呼ばれる芦原温泉には74の源泉があり、旅館ごとに異なる泉質や効能を確かめながら、湯めぐりを楽しめます。◆グルメ：越前おろしそば、若狭牛◆おみやげ：越前瓦、どんりん、松乃露、湯の花せんべい◆イベント：丸岡城桜まつり（4月）、蓮如忌（4月）、三国祭り（5月）、あわら北潟湖畔花菖蒲まつり（6月）、金津まつり（7月）、あわら湯かけ祭り（8月）◆アクセス：芦原温泉駅（JR）

横浜は東京のすぐ近くですが、日帰り旅行では足りないほど見どころ満載です。 みなとみらい 21 は人気の観光スポットで、多くのショップやレストランが建ち並びます。 「くじらのせなか」と呼ばれるユニークな形をした大さん橋ふ頭からは素晴らしい景色を見ることができ、TripAdvisor の旅行者にも人気があります。

伝統とポップカルチャーが共存する東京。古い寺院を恭しくあがめた後に、カラオケバーで歌い明かすこともできます。 早朝に豊洲市場に出向き、活気に満ちた競り市を見た後は、隅田川沿いを彩る桜の木の下を散策してリフレッシュしましょう。 皇居東御苑を散策してから、江戸東京博物館で江戸の歴史に触れるのはいかが？ 寿司やうどん、和菓子も心ゆくまでご堪能あれ。

ソウルは韓国のビジネスと文化の中心地であり、摩天楼が仏教寺院を見下ろしています。 さまざまな産業や技術があふれるソウルは、今や国際都市に発展しました。 南山公園の頂上にある N ソウル タワーからは、街を一望に見渡すことができます。 仁寺洞のティーハウスやショップを訪れると、韓国らしさを感じることができるでしょう。景福宮に足を踏み入れ、博物館を見物すると、さらにそれは深まります。 ユネスコ世界遺産地である昌徳宮は、正真正銘の古代建築の傑作です。

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。

おいしい点心、離島、他の場所では見ることができないようなスカイライン。香港ならではの魅力です。 昴坪村で中国の伝統的な建築物を存分に楽しんだら、路面電車に乗って、ビクトリア ピークの頂上からの絶景を堪能しましょう。 南蓮園池の岩や緩やかな丘は、心の平安をもたらしてくれるでしょう。また、スタンレー カフェでお茶を飲むと、穏やかな気分になります。 心静かな仏教建築群、志蓮淨苑は、精神統一にうってつけです。

マカオでは、きらびやかなカジノや世界的に有名なホテルが観光客を迎えてくれます。マカオはかつてポルトガルの植民地でしたが、現在は中国の特別行政区となっています。ラスベガスを想起させる華やかさと、魅力的な歴史とのコンビネーションが旅行者の人気を集めています。特に注目を集めているスポットは、16 世紀建造のカトリック教会で、ユネスコ世界遺産にも登録された聖ポール天主堂跡や、ギア要塞などがあります。

太平洋西岸に位置するグアムは、日本人観光客と米国軍人が行き交う国際的な観光地です。グアムならではの文化と建造物は、チャモロ人の文化を反映しています。伝統的な言語、食事、建築物、音楽、そして舞踊はすべて、スペインの影響を色濃く残しています。旅慣れた方であれば、3 月にはウマタックのマゼラン フェスティバルに参加したり、リティディアン ポイントの野生生物保護区を訪れることが多いようです。

ダナンでは、人々はおおらかで友好的です。おいしい食事がそうさせているのかもしれません。 料理ツアーに参加して、地元の料理を味わうことができます。 太麺のスープや屋台の食べ物で満足した後は、マーブル マウンテンズにある石灰岩の洞窟や仏教徒の岩屋にでかけましょう。

黄金に輝く宮殿、水上マーケット、磁器の装飾が施された尖塔…ここは魔法の国でしょうか。 惜しいです。 ここはバンコク。 タイの首都であるバンコクは、50 の地区に分かれています。 プラトゥーナムやサイアム広場で高級ショッピングを楽しんだら、ヨーロッパ形式のデュシタニ庭園で一休み。 トン ブリー地区には荘厳なワット アルン寺院があり、プラナコーン地区には寝釈迦仏で知られるワット ポー寺院があります。 黄金に輝く壮大な王宮を訪れる前に、屋台でもち米とマンゴーのデザートをご賞味ください。