伝統とポップカルチャーが共存する東京。古い寺院を恭しくあがめた後に、カラオケバーで歌い明かすこともできます。 早朝に豊洲市場に出向き、活気に満ちた競り市を見た後は、隅田川沿いを彩る桜の木の下を散策してリフレッシュしましょう。 皇居東御苑を散策してから、江戸東京博物館で江戸の歴史に触れるのはいかが？ 寿司やうどん、和菓子も心ゆくまでご堪能あれ。

山と清流に囲まれた市。徳川家康ゆかりの日光東照宮が世界遺産に登録されています。華厳の滝や戦場ヶ原など壮大な自然に触れられるスポットが充実。鬼怒川温泉の周辺には日光江戸村や東武ワールドスクウェアといった人気のテーマパークがあります。◆グルメ：今市そば、とちぎ和牛、鱒鮨、ゆば◆おみやげ：とちおとめ、らっきょう漬け、チーズケーキ◆イベント：武射祭（1月）、日光キャンドルページェント（2月）、弥生祭（4月）、龍王祭（7月）、日光夏の花火（8月）、ライトアップ日光（11月）◆アクセス：日光駅（JR、東武日光線）

高台から海を見晴らす温泉地。風呂自慢のホテルや旅館とレトロな公衆浴場が混在し、町全体がどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気に包まれています。熱海駅前の商店街には飲食店やおみやげ店が並び、路地裏では地魚を楽しめる寿司店やイタリアンを見つけることができます。網代の干物や初島のサザエ料理も人気です。◆グルメ：海鮮丼、寿司、サザエカレー◆おみやげ：干物、ネコの舌、伊豆乃踊子◆イベント：熱海海上花火大会（通年）、熱海梅園梅まつり（1〜3月）、熱海城桜まつり（4月）、湯かけまつり（5月）、マリンフェスタ（7月）◆アクセス：熱海駅（JR）

南部は約500kmにわたって延びる海岸線、北部は富士山をはじめとした3000m級の山が連なる山岳地帯と、多様な自然に恵まれた県。東端から突き出した伊豆半島は、海や温泉が充実した人気の観光地です。熱海温泉や修善寺温泉など全国的に知られる温泉も魅力のひとつ。浜松市では、炭火で香ばしく焼き上げたうなぎが名物です。富士山を見上げる三保の松原は世界遺産に登録。富士宮市や御殿場市は富士山観光の拠点として賑わいます。来宮神社や富士山本宮浅間大社などパワースポットも充実しています。◆グルメ：桜えび、海鮮丼、静岡おでん、うなぎ◆おみやげ：静岡茶、わさび、干物◆イベント：河津桜まつり（2〜3月）、静岡まつり（4月）、浜松まつり（5月）、黒船祭（5月）、吉原祇園祭（6月）、ふくろい遠州の花火（8月）、三嶋大祭り（8月）、大道芸ワールドカップin静岡（11月）◆アクセス：富士山静岡空港からバス。静岡駅（JR、静岡鉄道線）

日本有数の観光都市であり、近畿地方の交通・経済の中心地でもある大阪府。梅田や難波、心斎橋には、ファッションやグルメスポットが集中しています。のんびり観光をするなら、大阪城や四天王寺、大阪天満宮へ。ユニバーサルスタジオジャパンや海遊館、梅田スカイビルも外せません。お笑いの総本山「なんばグランド花月」で見る吉本興業の公演も人気です。◆グルメ：たこ焼き、お好み焼き、串カツ、どて焼き◆おみやげ：豚まん、堂島ロール、せみ餃子、面白い恋人◆イベント：今宮戎神社十日戎（1月）、難波八阪神社夏祭り（7月）、大阪天満宮七夕祭（7月）、岸和田だんじり祭（9月）◆アクセス：大阪国際空港からバス。大阪駅（JR、OsakaMetro、阪急線、阪神線）

富士山をはじめ、八ヶ岳、南アルプスなどの山々に恵まれ、登山はもちろん、多彩な自然体験やアクティビティが楽しめる山梨県。日照時間の長さが日本一で、花やフルーツ、農産物の生産が盛んです。ワインの醸造地としても国内屈指を誇り、高原リゾート地の清里・小淵沢、武田信玄ゆかりの甲府、ワインの生産地として有名な勝沼、富士山の裾野に点在する富士五湖など魅力的なスポットが満載です。◆グルメ：ほうとう、吉田のうどん◆おみやげ：ワイン、桔梗信玄餅、甲州印伝◆イベント：富士山山開き（7月）、吉田の火祭り（8月）◆アクセス：甲府駅（JR）

魅力あるベトナムの首都は、旧市街、モニュメント、植民地時代の建築が残されている一方で、現代的な発展も進んでいる、魅力的な都市です。 ハノイはこれまで、タンロン (昇竜) など、何度か都市の名称が変わってきましたが、ホーチミン廟やホアロー収容所といった歴史的遺産は変わらず残されています。 街の魅力を引き立たせている湖、公園、木陰の並木道、600 余りの寺や仏塔を巡るには、タクシーを利用すると便利でしょう。

ベトナム最大の都市ホーチミンは、文化や経済でも国の中心で、いつでも活気づいています。 かつてはサイゴン市として知られていたこの街には、フランス植民地時代のおしゃれな建築物が残されています。 交通量が多く、無秩序に広がった街の観光にはタクシーが便利でしょう。 戦争証跡博物館では、ベトナム人の視点から見たベトナム戦争への想いが伝わってきます。 見ごたえたっぷりの玉皇殿にもぜひ足を運びましょう。 いつも大盛況のベンタイン・マーケットでは、食料、花だけでなく、蛙まで販売されています。 メコン川ツアーへ参加し、水田やハウスボートなど村々の風景を眺めても良いでしょう。

無秩序で混沌とした街並み、国際性と華やかさを併せ持つインドネシアの首都ジャカルタは、正反対の側面が共存する街です。 世界中から何百万人もの人が集まるこの街では、言語や文化、貧困と富が混ざり合っています。 アジアで最も賑やかな夜の街が楽しめる一方、交通渋滞は最悪といえます。 休日になると地元の人々は、公害や人混みから逃れるべくアンチョル ドリームランドなどに出かけていきます。ドリームランドにはウォーター パーク、ビーチ、ゴルフ コースやシー ワールドがあります。

黄金に輝く宮殿、水上マーケット、磁器の装飾が施された尖塔…ここは魔法の国でしょうか。 惜しいです。 ここはバンコク。 タイの首都であるバンコクは、50 の地区に分かれています。 プラトゥーナムやサイアム広場で高級ショッピングを楽しんだら、ヨーロッパ形式のデュシタニ庭園で一休み。 トン ブリー地区には荘厳なワット アルン寺院があり、プラナコーン地区には寝釈迦仏で知られるワット ポー寺院があります。 黄金に輝く壮大な王宮を訪れる前に、屋台でもち米とマンゴーのデザートをご賞味ください。

ソウルは韓国のビジネスと文化の中心地であり、摩天楼が仏教寺院を見下ろしています。 さまざまな産業や技術があふれるソウルは、今や国際都市に発展しました。 南山公園の頂上にある N ソウル タワーからは、街を一望に見渡すことができます。 仁寺洞のティーハウスやショップを訪れると、韓国らしさを感じることができるでしょう。景福宮に足を踏み入れ、博物館を見物すると、さらにそれは深まります。 ユネスコ世界遺産地である昌徳宮は、正真正銘の古代建築の傑作です。

中国最大の都市は最も国際的な都市でもあり、旅行者は過去、現在、未来を一度に味わうことができます。 上海は、黄浦江を境に浦东と浦西の 2 つの地区に分けられます。 浦东のスカイラインは、「宇宙家族ジェットソン」の 1 コマのようです。球根のようなオリエンタル パール TV タワーは、あめ玉が 2 つ付いた棒付きキャンディを連想させます。 浦西の外灘地区を歩くと、古き良き上海を感じることができます。

中国第三の都市である広東省の省都は、活気ある商業の中心地。 珠江に接する立地と香港に近いことから、広州は何世紀にもわたり戦略上重要な港となってきました。 建築物のツアーでは、古い寺院と光り輝く鉄塔を垣間見ることができます。 長隆歓楽世界にある 4 つのテーマ パークのいずれかを訪れ、ぞくぞくするようなスリルを味わいましょう。 かつてカントンと呼ばれていた広州は、伝統的な (広東の) 「中華料理」の本拠地と言われています。 食通はここで中国の他のどこよりも 1 人あたりの軒数で勝るレストランの数々に巡り合えるでしょう。

絵はがきの景色が広がるバリ島は幻想の世界へ誘うインドネシアのパラダイス。 さらさらの白砂が広がるビーチで日光浴を楽しみ、ダイビングでは珊瑚礁や、第二次大戦の名残でもあるカラフルな沈没船を見ながら、熱帯魚とたわむれることができます。 陸上では、うっそうと生い茂るジャングルに石の寺院がたたずみ、いたずら好きなサルたちの住みかとなっています。 「芸術の首都」ともいえるウブドは、文化的なダンスパフォーマンスを鑑賞したり、バティックや銀細工のワークショップに参加したり、またヨガのクラスで心と体をリフレッシュするのにもぴったりです。

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。