栃木県中南部の宇都宮市は、都市と自然が融合した北関東最大の町。餃子の消費量は日本トップクラスで、市内には200もの専門店があるといわれています。「餃子の町」以外に、腕利きバーテンダーが多い「カクテルの町」でもある宇都宮市。百人一首も盛んで「百人一首と和歌の都」としても知られています。観光スポットでは、採石場跡を見学する大谷資料館や、日本最古の石仏が鎮座する大谷寺が人気です。◆グルメ：宇都宮餃子、とちぎ和牛、とちおとめ◆おみやげ：いちごパイ、宇都宮カクテル、レモン牛乳◆イベント：宇都宮城桜まつり（3月）、ふるさと宮まつり（8月）、うつのみや花火大会（8月）、宇都宮餃子祭り（11月）◆アクセス：宇都宮駅（JR）

全国でも圧倒的なだるまの生産量を誇る高崎市。その始まりは江戸時代に遡り、養蚕農家が縁起物として奉っていたのが始まりだといわれています。冬場に吹く上州名物からっ風にさらされる高崎の乾燥した気候はだるま作りに適しており、この地を代表する工芸品になりました。市内には多数のだるまが展示されている少林寺達磨寺をはじめ、高さ41.8mの巨大な白衣大観音やパワースポットとして話題の榛名神社など、運気アップに効果がありそうな見どころが点在。また多くのテレビドラマや映画のロケ地となっており、GENERATIONS from EXILE TRIBE の佐野玲於主演の映画『GHOSTING』は全シーンが高崎で撮影されています。◆グルメ：焼きまんじゅう、高崎うどん、すいとん、◆おみやげ：だるま、日本酒、ラスク◆イベント：高崎まつり（8月上旬）、高崎えびす講（11月）◆アクセス：高崎駅（JR）

江戸時代に徳川御三家のひとつ、水戸徳川家によって栄えた水戸。最大の見どころといえば、徳川斉昭によって天保13年（1842年）に造園された偕楽園。金沢の兼六園、岡山の後楽」と並んで日本三名園のひとつに数えられ、特に約100品種、3000本の梅の花が見られる早春の梅まつりには全国から多くの観光客が訪れます。また水戸藩の藩校が残されている国の特別史跡、弘道館も梅の名所として知られています。60種800本の梅が咲き誇る様子は見事です。大豆の生産量が多い水戸では、古くから農家で納豆が作られており、それが次第に水戸の名物に発展しました。市内のレストランでは納豆をさまざまにアレンジした料理を味わうことができます。◆グルメ：水戸藩ラーメン、うなぎ、スタミナラーメン、あんこう鍋、黄門料理◆おみやげ：水戸の梅、梅酒、納豆、吉原殿中◆イベント：水戸の梅まつり（2・3月）、水戸黄門まつり（7・8月）◆アクセス：水戸駅（JR）

さいたま市は浦和、大宮、与野、岩槻の4市の合併により成立した埼玉県の県庁所在地。新幹線をはじめとする鉄道各線が集まり、東京へ片道1時間圏内でアクセスできる利便性が特徴です。大宮エリアでは鉄道ファンの聖地と誉れ高い鉄道博物館が人気。国内最大の鉄道ジオラマを見学した後は、2000年以上の歴史があるという日本でも指折りの古社、武蔵一宮氷川神社に手を合わせましょう。また、日韓ワールドカップ開催を機に造られた埼玉スタジアム2002も、サッカーファンの間では有名です。

観光の中心となるのは、桜の名所として知られる上野恩賜公園。園内にはパンダを飼育する上野動物園をはじめ、東京国立博物館や国立科学博物館、上野の森美術館など、多くの文化施設が並んでいます。ショッピングならアメヤ横丁へ。食品や雑貨を扱う店舗が400以上並び、特に年末は熱気に包まれます。◆グルメ：上野藪そば、ビーフシチュー、やみつきメンチ◆おみやげ：パンダグッズ、東京おかきパンダ、どら焼き◆イベント：上野東照宮のぼたん（1月）、うえの桜まつり（3月）、上野ぼたん祭（4月）◆アクセス：上野駅（JR、東京メトロ、京成線）

伝統とポップカルチャーが共存する東京。古い寺院を恭しくあがめた後に、カラオケバーで歌い明かすこともできます。 早朝に豊洲市場に出向き、活気に満ちた競り市を見た後は、隅田川沿いを彩る桜の木の下を散策してリフレッシュしましょう。 皇居東御苑を散策してから、江戸東京博物館で江戸の歴史に触れるのはいかが？ 寿司やうどん、和菓子も心ゆくまでご堪能あれ。

千葉県の中心であり、稲毛海浜公園や海浜幕張公園など家族で楽しめるスポットが充実。写実絵画専門のホキ美術館やネオルネッサンス様式の銀行を改装した千葉市美術館など、個性的な文化施設も点在しています。夜景スポットとして人気の千葉ポートタワーはアニメ映画『きみと、波にのれたら』にも登場し話題に。海浜幕張駅前の幕張メッセでは、さまざまなイベントが開催されているので要チェックです。野球ファンには、千葉ロッテマリーンズのホーム、千葉マリンスタジアムの所在地として知られています。◆グルメ：落花生、海鮮丼◆おみやげ：ピーナッツペースト、ちばの街、落花生パイ◆イベント：千葉おもてなしひな祭り（2〜3月）、千葉ポートタワーGWフェスタ（4〜5月）、きらきら七夕かざり（7月）、千葉神社妙見大祭（8月）、千葉湊大漁まつり（11月）◆アクセス：千葉駅（JR、京成線、千葉都市モノレール）

横浜は東京のすぐ近くですが、日帰り旅行では足りないほど見どころ満載です。 みなとみらい 21 は人気の観光スポットで、多くのショップやレストランが建ち並びます。 「くじらのせなか」と呼ばれるユニークな形をした大さん橋ふ頭からは素晴らしい景色を見ることができ、TripAdvisor の旅行者にも人気があります。

海と山に囲まれた自然豊かな市。伊達政宗の像が立つ仙台駅を中心にショッピングモールやデパートが並び、名物の牛たん料理を堪能できる飲食店も点在しています。都市部にも公園や並木道など緑が多く、仙台駅の隣に立つAERビルの展望テラスから美しい町並みを一望できます。◆グルメ：牛たん、仙台牛、牡蠣、仙台ラーメン◆おみやげ：ずんだ餅、笹かまぼこ、牛たんサイダー、萩の月◆イベント：仙台青葉まつり（5月）、仙台七夕まつり（8月）、広瀬川灯ろう流し（8月）、萩まつり（仙台）、みちのくYOSAKOIまつり（10月）、SENDAI光のページェント（10月）◆アクセス：仙台空港よりバス。仙台駅（JR、仙台市営地下鉄）

金のしゃちほこで有名な名古屋城がランドマーク。ご当地グルメのなごやめしはラインナップが豊富で、名物店をめぐるグルメ旅も楽しいもの。パワースポットとして人気の熱田神宮や、市街の夜景を望む名古屋テレビ塔が鉄板の観光地です。◆グルメ：名古屋コーチン、きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、天むす、味噌カツ、あんかけスパゲティ◆おみやげ：手羽先、ういろう、しゃちほこグッズ◆イベント：おほほ祭り（5月）、若宮まつり（5月）、熱田まつり（6月）、名古屋港みなと祭（7月）、名古屋まつり（10月）◆アクセス：中部国際空港からバス。名古屋駅（JR、名古屋市営地下鉄線、近鉄線、名古屋臨海高速鉄道線）

京都の寺社は、日本の現代的な生活と、脈々と受け継がれる歴史の架け橋となっています。 たとえば、下賀茂神社は 6 世紀に建造されました。まるで時間が止まったような空気をまとい、その穏やかさとスピリチュアルなパワーをはっきりと感じ取ることができるでしょう。 伏見稲荷神社で稲荷の神に祈りを捧げたら、三十三間堂の千手観音像に手を合わせましょう。 伝統的な芸者の舞を堪能したら、鴨川を見下ろす料亭で静かな夕食をお楽しみください。

香港やタイを越えた経済力のある大阪は、人口およそ 900 万人の、エネルギーあふれる都市です。 自信に満ちたこのおしゃれな都市には、すばらしいレストランやナイトライフがあります。またここはショッピングの中心でもあります。 そして、電車で 90 分以内のところには、京都の世界遺産や奈良のお寺、高野山の霊場があり、大阪は関西エリアを回るのに理想的な拠点です。 最も人気のある大阪の観光スポットには、水族館や大阪城、ユニバーサル スタジオ ジャパン、そして近未来的な空中庭園展望台があります。

異国情緒漂う北野や旧居留地や六甲山から見下ろす港の眺めなど、神戸には旅行者を魅きつける数多くの魅力があります。また、酒どころとして有名な灘や、日本最古の湯とされる有馬温泉など歴史的、文化的な見所もたくさん。夜景の美しさも有数です。

札幌といえば、ビールを思い浮かべる方が多いかもしれません。北海道最大の都市である札幌には、1972年の冬季オリンピック当時のはつらつとしたオープンな雰囲気が今なお残っています。雪まつりや、世界的にも有名なさっぽろラーメンを目当てに、海外からも観光客が訪れます。 日本料理の多様性を体験したい方は、 ラーメンのテーマ・パークを訪れてみてください。グルメな人もきっと満足できます。

福岡はグルメ天国です。福岡フォーラムの参加者曰く「ベジタリアンでなければ」だそうです。 玄界灘に近いこの街では、新鮮なシーフードをたっぷりとお楽しみいただけます。 また、福岡名物の屋台では福岡ラーメンを食べることができ、モダンなレストランも多数あります。 食後は、腹ごなしに大濠公園や近くの福岡城跡まで散歩しましょう。

世界遺産に登録された首里城を中心に、昔ながらの沖縄の風景を残す市。南国らしい活気にあふれ、特に飲食店や雑貨店が軒を連ねる国際通りは外せないスポット。隣接する牧志公設市場にはカラフルな魚や野菜、果物などが並び、おみやげに沖縄の食材を購入することもできます。泊港からは、慶良間諸島や久米島など周辺離島への船が往復しています。◆グルメ：沖縄料理、ソーキそば、ステーキ◆おみやげ：琉球ガラス、やちむん（陶器）、泡盛、紅芋タルト、海ぶどう、島らっきょう◆イベント：那覇さくらまつり（2月）、那覇ハーリー（5月）、首里城祭（10月）◆アクセス：那覇空港からモノレール、タクシー