宮城県第2の都市、石巻市。北上川の恵み豊かな大地と、世界三大漁場、金華山沖のおかげで食の宝庫として知られています。石ノ森章太郎氏の作品を展示する石ノ森萬画館や、3年続けてお参りすれば一生お金に困ることはないと伝わる奥州三霊場、金華山など見どころが豊富です。桜やつつじが見事な日和見山公園から石巻の町と海を見渡したり、少し足を延ばして猫の島として知られる田代島を訪ねるのもおすすめです。◆グルメ：金華丼、金華寿司、石巻焼きそば、石巻おでんバーガー◆おみやげ：鯨の大和煮缶詰、わかめ、魚網ミサンガ、農産物各種◆イベント：金華山・黄金山神社初巳大祭（5月）、サン・ファン祭り（5月）、石巻川開き祭り（7～8月）、いしのまき大漁まつり（10月）◆アクセス：石巻駅（JR）

山形城の城下町として栄えた市。今でもその面影が残り、歴史ある寺社が点在しています。松尾芭蕉ゆかりの立石寺は展望台の五大堂から絶景が楽しみ。市街地には文翔館や旧済生館本館など明治時代の建物も点在しています。蔵王温泉で良質な湯に浸かったり、蔵王温泉スキー場で樹氷を眺めたりという過ごし方もおすすめです。◆グルメ：芋煮、玉こんにゃく、山形牛、冷やしラーメン◆おみやげ：生どら焼き、乃し梅、おしどりミルクケーキ◆イベント：こけし雪だるま祭り（2月）、霞城観桜会（4月）、日本一さくらんぼまつり（6月）、山形花笠まつり（8月）、山形大花火大会（8月）、日本一の芋煮会フェスティバル（9月）、山形祭りだワッショイ（10月）◆アクセス：山形空港からバス。山形駅（JR）

盆地に広がる福島県の県庁所在地。周囲を囲む山のふもとには個性豊かな3つの温泉郷があります。最大の観光名所はサクラ、レンギョウ、ボケ、モクレンなど約70種類の花々が咲き誇る花見山。紅葉の季節は、吾妻連峰を縦走する観光道路・磐梯吾妻スカイラインのドライブが人気です。◆グルメ：円盤餃子、飯坂ラーメン、福島やきとり、福島ブルブル、◆おみやげ：いかにんじん、いもくり佐太郎、みそぱん、土湯こけし◆イベント：うそかえ祭（1月）、花見山のお花見（4月）、福島わらじまつり（8月）、飯坂けんか祭り（10月）◆アクセス：福島駅（JR）

新庄市は、城下町として栄えた町です。戊辰戦争の舞 台にもなった新庄城は、現在は城跡が最上公園として 整備されています。公園内には、天満宮・戸沢神社・ 護国神社があり、春には「新庄カド焼きまつり」が開 催され、満開の桜の木の下でカドと呼ばれるニシンを 食べながら春の訪れを祝う風景を見ることができます 。新庄ふるさと歴史センターで市の歴史について学ん だり、新庄市民スキー場に足を運んでスキーを楽しん だりするのもおすすめです。

宮城県北東部に位置する気仙沼市は、リアス式海岸の三陸海岸に面して広がる町。漁業が盛んで、気仙沼魚市場には、カツオ、サンマ、メカジキ、サメなどが大量に水揚げされます。おいしい海産物を楽しむことに加え、美しい海岸線も気仙沼市の魅力。乾いたときに踏むとクックッと音が鳴る十八鳴浜や、リアス式海岸の一大パノラマが堪能できる大島の亀山など見どころは豊富です。また東日本大震災の記憶を風化させることなく、後世に伝えるために建てられた津波体験館も訪れたいスポットのひとつです。◆グルメ：フカヒレ料理、どんこ汁、カツオのあら汁、サンマの刺身◆おみやげ：はまぐりもなかくっきー、笹かまぼこ、フカヒレスープ、オイスターソース◆イベント：気仙沼つつじフェス （5月）、気仙沼みなとまつり（8月）、気仙沼市産業まつり（10月）◆アクセス：気仙沼駅（JR）

日本海と雄大な山々に囲まれた自然豊かな市。羽黒山に湯殿山、月山の出羽三山が有名で、平将門創建と伝えられる羽黒山五重塔や、修験道の霊地である湯殿山神社といった歴史ある観光スポットが点在しています。映画のオープンセットを観光できるスタジオセディックも人気です。◆グルメ：そば、岩がき、鶴岡節系ラーメン◆おみやげ：羽越しな布、べろべろもち、だだ茶豆、漬物◆イベント：月山あさひ雪まつり（2月）、鶴岡天神祭化けものまつり（5月）、大山犬まつり（6月）、出羽三山神社例大祭花祭り（7月）、赤川花火大会（8月）、荘内大祭（8月）◆アクセス：庄内空港からバス。鶴岡駅（JR）

東北では仙台に次ぐ商業都市で、都心から新幹線で約90分とアクセスも抜群。磐梯熱海温泉や郡山布引風の高原などの観光拠点で、また市内観光も充実。郡山市民のシンボル・開成山公園の桜並木は映画『時をかける少女』のラストシーンで使用されました。◆グルメ：クリームボックス、酪王カフェオレ、郡山ブラックラーメン、鯉料理、郡山グリーンカレー◆おみやげ：ままどおる、薄皮饅頭、くるみゆべし◆イベント：サマーフェスタIN KORIYAMA（7月）、郡山布引風の高原のひまわり（8〜9月）、郡山うねめまつり（8月）◆アクセス：郡山駅（JR、東北新幹線）

北前船交易の寄港地、米の産地として大いに栄えた山形県庄内地方の港町。その栄華の面影を残す豪商本間家の旧本邸や山居倉庫などの歴史建造物が人気の観光スポットです。鳥海山やその山麓にある玉簾の滝などの自然を楽しめるスポットも点在。日本海に浮かぶ飛島は渡り鳥の中継地で、バードウオッチングが盛んです。◆グルメ：酒田ラーメン、寒鱈汁（冬季）◆おみやげ：あみえび醤油、オランダせんべい、酒田むすめ◆イベント：酒田雛街道（2〜3月）、日和山公園のお花見（4月）、玉簾の滝ライトアップ（夏季）◆アクセス：庄内空港からバス。酒田駅（JR）

会津若松のシンボル鶴ヶ城は、戊辰戦争で激しい攻防戦に耐えた名城として有名。再建された城の天守の内部は博物館になっていて、会津の歴史を知ることができます。庭園を見ながら抹茶が飲める茶室麟閣や会津歴代の藩主がその景観を眺めてきた御薬園、白虎隊記念館、不思議な二重構造のらせん階段がある国の重要文化財、さざえ堂など見どころいっぱいです。◆グルメ：会津中華そば、ソースカツ丼◆おみやげ：赤べこ、会津絵ろうそく◆イベント：鶴ヶ城桜まつり（4～5月）、会津まつり　会津藩公行列（9月）◆アクセス：会津若松駅（JR）

伝統とポップカルチャーが共存する東京。古い寺院を恭しくあがめた後に、カラオケバーで歌い明かすこともできます。 早朝に豊洲市場に出向き、活気に満ちた競り市を見た後は、隅田川沿いを彩る桜の木の下を散策してリフレッシュしましょう。 皇居東御苑を散策してから、江戸東京博物館で江戸の歴史に触れるのはいかが？ 寿司やうどん、和菓子も心ゆくまでご堪能あれ。

高台から海を見晴らす温泉地。風呂自慢のホテルや旅館とレトロな公衆浴場が混在し、町全体がどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気に包まれています。熱海駅前の商店街には飲食店やおみやげ店が並び、路地裏では地魚を楽しめる寿司店やイタリアンを見つけることができます。網代の干物や初島のサザエ料理も人気です。◆グルメ：海鮮丼、寿司、サザエカレー◆おみやげ：干物、ネコの舌、伊豆乃踊子◆イベント：熱海海上花火大会（通年）、熱海梅園梅まつり（1〜3月）、熱海城桜まつり（4月）、湯かけまつり（5月）、マリンフェスタ（7月）◆アクセス：熱海駅（JR）

金のしゃちほこで有名な名古屋城がランドマーク。ご当地グルメのなごやめしはラインナップが豊富で、名物店をめぐるグルメ旅も楽しいもの。パワースポットとして人気の熱田神宮や、市街の夜景を望む名古屋テレビ塔が鉄板の観光地です。◆グルメ：名古屋コーチン、きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、天むす、味噌カツ、あんかけスパゲティ◆おみやげ：手羽先、ういろう、しゃちほこグッズ◆イベント：おほほ祭り（5月）、若宮まつり（5月）、熱田まつり（6月）、名古屋港みなと祭（7月）、名古屋まつり（10月）◆アクセス：中部国際空港からバス。名古屋駅（JR、名古屋市営地下鉄線、近鉄線、名古屋臨海高速鉄道線）

京都の寺社は、日本の現代的な生活と、脈々と受け継がれる歴史の架け橋となっています。 たとえば、下賀茂神社は 6 世紀に建造されました。まるで時間が止まったような空気をまとい、その穏やかさとスピリチュアルなパワーをはっきりと感じ取ることができるでしょう。 伏見稲荷神社で稲荷の神に祈りを捧げたら、三十三間堂の千手観音像に手を合わせましょう。 伝統的な芸者の舞を堪能したら、鴨川を見下ろす料亭で静かな夕食をお楽しみください。

香港やタイを越えた経済力のある大阪は、人口およそ 900 万人の、エネルギーあふれる都市です。 自信に満ちたこのおしゃれな都市には、すばらしいレストランやナイトライフがあります。またここはショッピングの中心でもあります。 そして、電車で 90 分以内のところには、京都の世界遺産や奈良のお寺、高野山の霊場があり、大阪は関西エリアを回るのに理想的な拠点です。 最も人気のある大阪の観光スポットには、水族館や大阪城、ユニバーサル スタジオ ジャパン、そして近未来的な空中庭園展望台があります。

福岡はグルメ天国です。福岡フォーラムの参加者曰く「ベジタリアンでなければ」だそうです。 玄界灘に近いこの街では、新鮮なシーフードをたっぷりとお楽しみいただけます。 また、福岡名物の屋台では福岡ラーメンを食べることができ、モダンなレストランも多数あります。 食後は、腹ごなしに大濠公園や近くの福岡城跡まで散歩しましょう。

ソウルは韓国のビジネスと文化の中心地であり、摩天楼が仏教寺院を見下ろしています。 さまざまな産業や技術があふれるソウルは、今や国際都市に発展しました。 南山公園の頂上にある N ソウル タワーからは、街を一望に見渡すことができます。 仁寺洞のティーハウスやショップを訪れると、韓国らしさを感じることができるでしょう。景福宮に足を踏み入れ、博物館を見物すると、さらにそれは深まります。 ユネスコ世界遺産地である昌徳宮は、正真正銘の古代建築の傑作です。

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。

おいしい点心、離島、他の場所では見ることができないようなスカイライン。香港ならではの魅力です。 昴坪村で中国の伝統的な建築物を存分に楽しんだら、路面電車に乗って、ビクトリア ピークの頂上からの絶景を堪能しましょう。 南蓮園池の岩や緩やかな丘は、心の平安をもたらしてくれるでしょう。また、スタンレー カフェでお茶を飲むと、穏やかな気分になります。 心静かな仏教建築群、志蓮淨苑は、精神統一にうってつけです。

シンガポールの街並みは、まるで SF 漫画の 1 ページを切り取ったようです。 真のシンガポールを経験したい方は、種類豊富な屋台を訪れるか、お料理教室への参加をお勧めします。 植物園やガーデンズ バイ ザ ベイでは、園芸の天国を垣間見ることができるでしょう。また、サンズ スカイパークの展望台に上ると、まるで雲の上にいるかのような気分を味わえます。 シンガポール リバー沿いの遊歩道は、地元ならではのアクティビティに富んでいます。