関門海峡を望む福岡県北九州市は、水陸ともに九州の玄関口として発展してきた地。日本を代表するカルスト台地として有名な平尾台、山頂からの夜景が美しい皿倉山など、北九州国定公園に指定された景勝地が見ものです。さらに市で最も賑やかな小倉、製鉄業で栄えた八幡、日本の貿易を支える門司港など、特色の異なる地区が点在。特に明治～大正に建てられた建造物の残る門司港は、レトロな街歩きを楽しむだけでなく、地元で人気の焼きカレーや新鮮な海産物を求めて遠方から訪れる人も多いそうです。

福岡空港と並ぶ九州観光の玄関口。大型のデパートや商業ビルが並び、福岡の味覚を楽しめるレストランが密集した一大歓楽街です。ビジネスホテルや高級ホテルが点在し、旅行スタイルに合わせてチョイスできるのも嬉しいところ。おみやげは博多デイトスなど駅周辺のショッピング街へ。◆グルメ：もつ鍋、博多ラーメン、鉄なべ餃子、鶏皮焼き、ごぼう天うどん◆おみやげ：明太子、博多ふわり、博多ぶらぶら、博多いちごフロマージュ◆イベント：博多駅前どんたくストリート（5月）、住吉神社名越祭（7月）、はかた夏まつり（8月）◆アクセス：福岡空港からバス。博多駅（JR、福岡市地下鉄）

九州最大の歓楽街としてその名を轟かせています。福岡市中心を流れる那珂川と博多川に囲まれた三角州地帯を指し、飲食店、スナック、クラブなどが軒を連ねます。那珂川沿いは各種のお店のネオンの光が川面に映り、福岡名物の屋台が立ち並ぶ独特の景観を作り上げています。日中はショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設などが入居する博多キャナルシティでのショッピングをどうぞ。◆グルメ：ラーメン、おでん、餃子、川端ぜんざい◆おみやげ：明太子、博多人形、博多玉露まんじゅう、きんつば◆イベント：博多どんたく港まつり （5月）、博多祇園山笠（7月）、中洲まつり（10月）、博多おくんち（10月）◆アクセス：中洲川端駅（福岡市地下鉄）

福岡はグルメ天国です。福岡フォーラムの参加者曰く「ベジタリアンでなければ」だそうです。 玄界灘に近いこの街では、新鮮なシーフードをたっぷりとお楽しみいただけます。 また、福岡名物の屋台では福岡ラーメンを食べることができ、モダンなレストランも多数あります。 食後は、腹ごなしに大濠公園や近くの福岡城跡まで散歩しましょう。

別府温泉、浜脇温泉、亀川温泉、鉄輪温泉、観海寺温泉、堀田温泉、柴石温泉、明礬温泉という別府八湯が名物。同じ市にありますが、それぞれ泉質や雰囲気が異なるので湯めぐりが楽しみ。気ままに湯めぐりをしながら、温泉地ならではのグルメやおみやげを探してみましょう。別府タワーや別府ロープウェイから眺める海や山は絶景です。◆グルメ：地獄蒸し、関サバ、とり天、別府冷麺◆おみやげ：地獄蒸しプリン、別府温泉ぶたまん、とり天せんべい◆イベント：志高湖開き（3月）、別府八湯温泉まつり（4月）、べっぷ火の海まつり（7月）◆アクセス：大分空港からバス。別府駅（JR）

豊富な湯量を誇る湯布院温泉をはじめ、風情ある石畳が残る湯平温泉や強酸性の泉質で知られる塚原高原など、個性的な温泉地が人気。北部には豊後富士と呼ばれる由布岳がそびえ、温泉街からもその威容を眺められます。ほかにも朝霧が名物の金鱗湖など、温泉旅館に泊まりながら散策やハイキングを楽しむことができます。宇奈岐日女神社や天祖神社などのパワースポットも注目されています。◆グルメ：関アジ、とり天、だんご汁◆おみやげ：梨ジャム、湯布院プリン、ジャズ羊羹◆イベント：ゆふいん温泉まつり（4月）、湯平温泉まつり（5月）、湯平大ソーメン流し大会（7月）、由布市はさま花火大会（8月）、庄内神楽祭り（11月）◆アクセス：大分空港からバス。由布院駅（JR）

温泉地として名高い大分県。大分市にも地下600～800ｍから湧く大深度地熱温泉があります。こちらのお湯を気軽に楽しむなら「CITY SPAてんくう」へ。大分の豊かな海と山を見渡しながら高濃度炭酸泉で疲れを癒やすことができます。もう少しレトロな雰囲気が味わいたいなら「あたみ温泉」へ。豆タイルの壁や木製のロッカーが昭和の雰囲気を醸し出します。また、古くから航海の難所として知られている速吸瀬戸にある灯台は、明治34年（1901）に設置された県内最古のもの。対岸に四国の佐多岬が望める絶景スポットとして知られています。◆グルメ：とり天、だんご汁、やせうま、りゅうきゅう、関さば、関あじ、にら豚◆おみやげ：さびえる（銘菓）、かぼす羊羹◆イベント：柞原八幡宮仲秋祭「浜の市」（9月）◆アクセス：大分空港からレンタカー。大分駅（JR）

12月に菜の花が咲き始める温暖なエリアで、夏のシーズンには市民がアロハシャツ姿で観光客をお出迎えする「アロハのまち」。また県内屈指の温泉地でもあり、なかでも名物・砂むし温泉はデトックス効果抜群で若い女性を中心に大好評。薩摩半島のシンボル・開聞岳を眺めながら景勝地をめぐるドライブも定番です。◆グルメ：そうめん流し、温たまらん丼、いぶすき勝武士ラーメン、そら豆スイーツ◆おみやげ：いぶすきの秘密、指宿温泉サイダー、指宿マンゴープリン◆イベント：指宿温泉祭（9月）、いぶすき菜の花マラソン（1月）◆アクセス：指宿駅（JR）

香港やタイを越えた経済力のある大阪は、人口およそ 900 万人の、エネルギーあふれる都市です。 自信に満ちたこのおしゃれな都市には、すばらしいレストランやナイトライフがあります。またここはショッピングの中心でもあります。 そして、電車で 90 分以内のところには、京都の世界遺産や奈良のお寺、高野山の霊場があり、大阪は関西エリアを回るのに理想的な拠点です。 最も人気のある大阪の観光スポットには、水族館や大阪城、ユニバーサル スタジオ ジャパン、そして近未来的な空中庭園展望台があります。

三重県南東部、志摩半島に位置する鳥羽市は市域全体が伊勢志摩国立公園に指定されています。観光の目玉は飼育種類数日本一を誇る鳥羽水族館。日本で唯一飼育展示するジュゴンなど、かわいい海の生き物たちに会いましょう。その後は、世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモト真珠島へ。昔ながらの手法でアコヤガイを獲る海女の実演は必見です。また、複雑に入り組んだリアス海岸を生かし、鳥羽市南部の浦村町ではカキの養殖が盛ん。食べ放題の店も多く、冬の味覚が楽しめます。

金のしゃちほこで有名な名古屋城がランドマーク。ご当地グルメのなごやめしはラインナップが豊富で、名物店をめぐるグルメ旅も楽しいもの。パワースポットとして人気の熱田神宮や、市街の夜景を望む名古屋テレビ塔が鉄板の観光地です。◆グルメ：名古屋コーチン、きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、天むす、味噌カツ、あんかけスパゲティ◆おみやげ：手羽先、ういろう、しゃちほこグッズ◆イベント：おほほ祭り（5月）、若宮まつり（5月）、熱田まつり（6月）、名古屋港みなと祭（7月）、名古屋まつり（10月）◆アクセス：中部国際空港からバス。名古屋駅（JR、名古屋市営地下鉄線、近鉄線、名古屋臨海高速鉄道線）

富山城の城下町のほか、賑やかな港町やのどかな田園地帯など多彩な見どころが揃う富山市。ガラス美術館や水墨美術館などアートに触れられるスポットも点在しています。富山駅から徒歩9分の富岩運河環水公園は、運河に沿って富山県美術館やレストラン、カフェなどが並ぶ公園。自然に触れながら過ごせる市民の憩いの場になっています。◆グルメ：寿司、富山やくぜん、富山ブラックラーメン、ホタルイカ、シロエビ、ベニズワイガニ◆おみやげ：ますの寿司、薄氷、福わけ鯛、三角どら焼き◆イベント：越中八尾曳山祭（5月）、富山まつり（8月）、おわら風の盆（9月）、ホワイトイルミネーションとやま（12〜2月）◆アクセス：富山きときと空港からバス。富山駅（JR、富山地鉄線、富山ライトレール、あいの風とやま鉄道）

星型の敷地をもつ五稜郭公園がシンボル。かわいい雑貨やアクセサリーの店が並ぶ金森赤レンガ倉庫、100万ドルの夜景が美しい函館山、名湯と名高い湯の川温泉などが人気スポットです。函館朝市では上質な海鮮を食べるもよし、買うもよし。北海道の海の恵みを満喫できます。◆グルメ：イカ、うに丼、いくら丼、函館塩ラーメン、チャイニーズバーガー◆おみやげ：チーズオムレット、はこだて雪んこ、がごめ昆布◆イベント：五稜郭公園や函館公園の花見（4〜5月）、箱館五稜郭祭（5月）、函館港まつり（8月）、はこだてイルミネーション（12〜3月）◆アクセス：函館空港からバス。函館駅（JR、函館市電線）

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。

ニュー デリーは、無秩序さと静けさが一度に感じられる複雑な街で、バラック小屋が並ぶ通りを牛が右往左往しています。 17 世紀に建てられた赤い砦には巨大なドームとタレットがそびえ、チャンドニー チョークでは楽しみながら値下げを交渉できます。 ジャンタル マンタルには、大きな日時計と天文学の設備があり、どれも天気を予報するために使われています。 旅行者も地元の人々も、第二次世界大戦と第三次アフガン戦争で命を失ったインド兵を称えるインドの国定史跡、インディア ゲートに集います。