世界遺産に登録された熊野古道で知られる町。紀伊山地の霊場へ続く参詣道には、石畳が美しい大門坂をはじめ、熊野三山のひとつに数えられる熊野那智大社、落差133mの那智の滝など見所が充実しています。海沿いには、露天風呂が充実した勝浦温泉や、レトロな雰囲気の浴場が点在する湯川温泉があります。◆グルメ：マグロ料理、サンマ寿司、熊野牛、めはり寿司◆おみやげ：那智黒石、海の生ハム、那智あめ、じゃばらチーズケーキ◆イベント：まぐろ祭り（1月）、 那智の扇祭り（7月）、那智勝浦町花火大会（8月）、あげいん熊野詣（10月）◆アクセス：南紀白浜空港からバス。紀伊勝浦駅（JR）

世界遺産の高野山、熊野三山など悠久の歴史を感じられるスポットもあれば、スキューバダイビングなどの海遊びを楽しめるスポットもある、自然豊かなエリア。日本三大火祭りのひとつ那智の火祭りや、白良浜での夏の花火大会なども見逃せません。白浜温泉、勝浦温泉などの温泉地も充実。市の南にはホテルや温泉施設を備えた和歌山マリーナシティがあり、併設された黒潮市場では、勝浦港で水揚げされたマグロの解体ショーが人気です。マグロをはじめ、近海の海の幸を堪能しましょう。◆グルメ：和歌山ラーメン、アシアカエビ、和歌山ポンチ、わかしらす◆おみやげ：あんぽ柿、梅干し、有田みかんの加工品◆イベント：和歌浦天満宮大祭（3月）、和歌祭（5月）、港まつり花火大会（7月）◆アクセス：南紀白浜空港から鉄道、レンタカー

沖合の人工島に関西国際空港をもつ泉佐野市。古くから漁業、商業、農業が盛んで、それらが集まり生まれた佐野町場は、かつておおいに賑わっていました。今も町にはかつての豪商の蔵や、当時の暮らしを伝える泉佐野ふるさと町屋館があり、それらをめぐりながら、かつての町場の賑わいに思いを馳せてみて。泉佐野港は、大阪府下で1、2位を争う漁獲量を誇る漁港。泉佐野漁業協同組合直結の青空市場では、新鮮な魚介を販売しています。時間が合えば、午後2時頃から始まる昼セリの見学も楽しいもの。その後は、大型アウトレットモール「りんくう プレミアム アウトレット」でグルメやショッピングを満喫しましょう。◆グルメ：アナゴの天ぷら、ワタリガニ、泉ダコの塩ゆで、じゃこごうこ◆おみやげ： 荘の郷（日本酒）、泉州タオル◆イベント： まくら祭り（5月）、夏まつり（7月）、ゆ祭り（7月）、ENJOY!りんくう（8月）、ザ・まつりin Izumisano（9月）泉州YOSAKOIゑぇじゃないか祭り（10月）◆アクセス： 関西国際空港からレンタカー

全長194kmにもわたる吉野川をはじめ138本もの川が市内をゆったりと流れる徳島市。吉野川の河口は幅1.3kmにも及び、雄大な景観に圧倒されます。冬から晩春にかけて行なわれるのがシラスウナギ漁。河口付近では漁を行なう船の灯りが連なり、その幻想的な光景は冬の風物詩となっています。町を流れる川ではクルージングも開催。川から町を眺めれば新たな発見があるでしょう。毎年8月に行なわれる阿波おどりは夏の最大のイベント。まつりの開催期間以外なら「阿波おどり会館」で阿波踊りについて知ることができます。◆グルメ：阿波尾鶏、阿波牛、徳島ラーメン◆おみやげ：阿波和三盆糖（砂糖菓子）、なると金時まんじゅう◆イベント：徳島ひょうたん島水都祭（7月）、阿波おどり（8月）◆アクセス：徳島阿波おどり空港からバス、レンタカー。徳島駅（JR）

渦潮で全国的に有名な鳴門市。観潮船や大鳴門橋遊歩道といった渦潮鑑賞が定番スポットですが、実はここは、ドイツ兵捕虜によってベートーベンの第九がアジアで初めて披露された地でもあります。当時の様子は「鳴門ドイツ館」で知ることができます。徳島各地で開催される阿波おどりの先陣を切るのも同市。パワースポットめぐりとしても人気の四国のお遍路の出発点となる霊場第一番札所・霊山寺も鎮座しています。◆グルメ：鳴ちゅるうどん、鳴門鯛、鳴門丼、なると金時アイス◆おみやげ：なると金時、鳴門わかめ、れんこん◆イベント：なると第九（6月）、鳴門市納涼花火大会（8月）、鳴門市阿波おどり（8月）◆アクセス：鳴門駅（JR）

香港やタイを越えた経済力のある大阪は、人口およそ 900 万人の、エネルギーあふれる都市です。 自信に満ちたこのおしゃれな都市には、すばらしいレストランやナイトライフがあります。またここはショッピングの中心でもあります。 そして、電車で 90 分以内のところには、京都の世界遺産や奈良のお寺、高野山の霊場があり、大阪は関西エリアを回るのに理想的な拠点です。 最も人気のある大阪の観光スポットには、水族館や大阪城、ユニバーサル スタジオ ジャパン、そして近未来的な空中庭園展望台があります。

異国情緒漂う北野や旧居留地や六甲山から見下ろす港の眺めなど、神戸には旅行者を魅きつける数多くの魅力があります。また、酒どころとして有名な灘や、日本最古の湯とされる有馬温泉など歴史的、文化的な見所もたくさん。夜景の美しさも有数です。

野生のシカが暮らす奈良公園の中に、大仏が鎮座する東大寺や春日山が迫る春日大社、阿修羅像が有名な興福寺など歴史ある寺社が点在。町全体が「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。奈良駅から東へ延びる三条通りには、グルメやおみやげスポットが充実しています。◆グルメ：柿の葉寿司、若草鍋◆おみやげ：奈良漬、吉野本葛、大仏プリン、鹿グッズ◆イベント：春日大社万灯篭（2月）、春日祭（3月）、興福寺薪能（5月）、ライトアッププロムナード（7〜9月）、東大寺万灯供養会（8月）、奈良国立博物館正倉院展（10〜11月）◆アクセス：伊丹空港からバス。奈良駅（JR）

京都の寺社は、日本の現代的な生活と、脈々と受け継がれる歴史の架け橋となっています。 たとえば、下賀茂神社は 6 世紀に建造されました。まるで時間が止まったような空気をまとい、その穏やかさとスピリチュアルなパワーをはっきりと感じ取ることができるでしょう。 伏見稲荷神社で稲荷の神に祈りを捧げたら、三十三間堂の千手観音像に手を合わせましょう。 伝統的な芸者の舞を堪能したら、鴨川を見下ろす料亭で静かな夕食をお楽しみください。

金のしゃちほこで有名な名古屋城がランドマーク。ご当地グルメのなごやめしはラインナップが豊富で、名物店をめぐるグルメ旅も楽しいもの。パワースポットとして人気の熱田神宮や、市街の夜景を望む名古屋テレビ塔が鉄板の観光地です。◆グルメ：名古屋コーチン、きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、天むす、味噌カツ、あんかけスパゲティ◆おみやげ：手羽先、ういろう、しゃちほこグッズ◆イベント：おほほ祭り（5月）、若宮まつり（5月）、熱田まつり（6月）、名古屋港みなと祭（7月）、名古屋まつり（10月）◆アクセス：中部国際空港からバス。名古屋駅（JR、名古屋市営地下鉄線、近鉄線、名古屋臨海高速鉄道線）

広島を旅するなら、広島平和記念公園から始めましょう。ここには、博物館、1945年に原子爆弾によって破壊され記念として残されている建物、犠牲となった人々のモニュメントがあります。 広島が比較的最近台風で大きな被害を受けたことを知れば、その美しさと文化をさらに深く感じることができるでしょう。 広島城や縮景園など、美しく再建された史跡を訪ねてみてください。近くの宮島に建つ厳島神社は必見です。

富士箱根伊豆国立公園に指定された緑豊かな山々が囲む町。清流沿いに温泉宿が並び、温泉街ではのんびりと散策を楽しめます。噴煙が上がる大涌谷を目指して、絶景のロープウェイに乗るのもいいでしょう。周辺にはユニークな美術館や博物館が点在。箱根神社と箱根元宮、九頭竜神社の三社は関東きってのパワースポットとして注目されています。◆グルメ：黒たまご、ワカサギ料理◆おみやげ：寄木細工、月のうさぎ、箱根ビール◆イベント：箱根駅伝（1月）、芦ノ湖湖水まつり（7月）、仙石原のすすき（9〜11月）、箱根大名行列（11月）◆アクセス：箱根湯本駅（小田急線、箱根登山鉄道）

横浜は東京のすぐ近くですが、日帰り旅行では足りないほど見どころ満載です。 みなとみらい 21 は人気の観光スポットで、多くのショップやレストランが建ち並びます。 「くじらのせなか」と呼ばれるユニークな形をした大さん橋ふ頭からは素晴らしい景色を見ることができ、TripAdvisor の旅行者にも人気があります。

伝統とポップカルチャーが共存する東京。古い寺院を恭しくあがめた後に、カラオケバーで歌い明かすこともできます。 早朝に豊洲市場に出向き、活気に満ちた競り市を見た後は、隅田川沿いを彩る桜の木の下を散策してリフレッシュしましょう。 皇居東御苑を散策してから、江戸東京博物館で江戸の歴史に触れるのはいかが？ 寿司やうどん、和菓子も心ゆくまでご堪能あれ。

世界遺産に登録された首里城を中心に、昔ながらの沖縄の風景を残す市。南国らしい活気にあふれ、特に飲食店や雑貨店が軒を連ねる国際通りは外せないスポット。隣接する牧志公設市場にはカラフルな魚や野菜、果物などが並び、おみやげに沖縄の食材を購入することもできます。泊港からは、慶良間諸島や久米島など周辺離島への船が往復しています。◆グルメ：沖縄料理、ソーキそば、ステーキ◆おみやげ：琉球ガラス、やちむん（陶器）、泡盛、紅芋タルト、海ぶどう、島らっきょう◆イベント：那覇さくらまつり（2月）、那覇ハーリー（5月）、首里城祭（10月）◆アクセス：那覇空港からモノレール、タクシー

札幌といえば、ビールを思い浮かべる方が多いかもしれません。北海道最大の都市である札幌には、1972年の冬季オリンピック当時のはつらつとしたオープンな雰囲気が今なお残っています。雪まつりや、世界的にも有名なさっぽろラーメンを目当てに、海外からも観光客が訪れます。 日本料理の多様性を体験したい方は、 ラーメンのテーマ・パークを訪れてみてください。グルメな人もきっと満足できます。