中国地方の最高峰大山を抱く鳥取県西部の町。大山は山岳信仰の霊場として長らく入山が禁止されていたこともあり今も手つかずの自然が残り、一帯は大山隠岐国立公園に指定されています。西日本最大級のブナの森や日本に生息する野鳥の種類の3分の1が生息すると言われる野鳥保護区など、大山には大自然に触れられるスポットがたくさん。本格登山だけでなく、トレッキングや散策も楽しめます。山岳信仰の中心となる大神山神社はパワースポットとしてよく知られており、参拝客が絶えません。冬は町内に点在するスキー場でスノーアクティビティを楽しむのが定番です。市内にある植田正治写真美術館は、鳥取県出身であり、アーティスト福山雅治の師匠としても有名な、植田正治のコレクションが揃う貴重なスポット。最近はSNS映えスポットとしても有名です。館内にある水がはられた場所に大山が映り、逆さ富士ならぬ逆さ大山を見ることができます。◆グルメ：大山そば、大山百歳食、いただき◆おみやげ：大山まきばみるくの里特製ソフトクリーム、大山ハム◆イベント：大山夏山開き祭（6月）、秋のたいまつ行列（9月）、大山の大献灯（8・10月）◆アクセス：米子空港からバス。米子駅（JR）

江戸時代の天守閣が見事な松江城がシンボル。城周辺には約270年前に建てられた武家屋敷が残り、当時の武士の暮らしを知ることができます。市内の観光には、堀川を屋形船で巡る「堀川めぐり」が便利。船頭さんの軽妙なトークを聞きながら、お堀から町を眺めれば新たな発見があるかもしれません。熊野大社や八重垣神社など神話が伝わる寺社はパワースポットとして人気。美肌の湯で知られる玉造温泉には縁結びポイントが点在しています。夕日の名所、宍道湖では宍道湖観光遊覧船が定番です。夕日を眺めるなら、宍道湖畔に立つ島根県立美術館へ。閉館時間を日没に合わせてあるのが素敵です。◆グルメ：出雲そば、ノドグロ、松葉ガニ、しじみ汁、ぼてぼて茶、和菓子◆おみやげ：あご野焼き、どじょうすくい饅頭、和菓子、松江縁結びマシュマロ◆イベント：松江城お城まつり（3〜4月）、玉造温泉夏祭り（7〜8月）、松江水郷祭（8月）◆アクセス：出雲縁結び空港からバス。松江駅（JR）

かつて城下町として栄えた倉吉市。市の中心部には白壁土蔵群に代表されるレトロな町屋や商家が残り、シンボルである「赤瓦」と呼ばれる赤色の石州瓦を用いた蔵造りの施設は、おみやげ店や飲食店として活用されています。さらに日本唯一のフィギュア工場が市内にあることから「Made in Kurayoshi」のキャラクターグッズもブランド化。「レトロとクールが調和・融合するまち」を掲げています。◆グルメ：牛骨ラーメン◆おみやげ：打吹公園だんご、たい焼き、醤油アイス◆イベント：倉吉春まつり（3〜5月）、白壁土蔵群〜光の回廊〜（7月）、倉吉打吹まつり（8月）、関金御幸行列（9月）◆アクセス：倉吉駅（JR）

出雲市といえば、縁結びの神様として知られる出雲大社が有名。境内は広々としているので、時間に余裕をもって参拝に訪れましょう。周辺には須佐神社や日御碕神社といった神話に由来する古社が点在し、パワースポットとして人気を集めています。青空に映える出雲日御碕灯台も訪れたいスポット。灯台の上からは雄大な日本海を一望できます。奇岩が連なる立久恵峡や江戸時代の町並みを残す木綿街道も定番の観光地。休憩は地元産ワインのテーマパーク、島根ワイナリーへ。◆グルメ：出雲そば、出雲ぜんざい、のどぐろ、◆おみやげ：そばおやき、雪ふわり、俵まんぢう、うず煮◆イベント：武蔵坊弁慶まつり（4月）、万九千神社春祭り（5月）、出雲神話まつり（8月）◆アクセス：出雲縁結び空港からバス。出雲駅（JR、一畑電車）

全国的に知られる、桃太郎伝説が残る市。中心部には漆黒の外観から烏城と呼ばれる岡山城や日本三名園のひとつ岡山後楽園などの史跡が集まり、徒歩で散策することもできますし、路面電車でめぐってみるのもいいでしょう。瀬戸内の温暖な気候に育まれた岡山市は、白桃やマスカット、ピオーネなどのフルーツの名産地。カフェでは見た目も華やかなフルーツパフェが定番です。◆グルメ：ばら寿司、デミカツ丼、えびめし、岡山ラーメン、フルーツパフェ◆おみやげ：きびだんご、岡山銘菓調布、ワッフル◆イベント：岡山さくらカーニバル（4月）、ゴールデンフェスタ岡山（5月）、夏の烏城灯源郷（8月）、おかやま桃太郎まつり（8月）◆アクセス：岡山空港からバス。岡山駅（JR、岡山電気軌道線）

広島県第2の都市・福山。駅のホームからも見ることのできる福山城。内部は博物館となっており、城や地域に関する資料が展示されています。ほかにもユネスコ世界記憶遺産に登録されている江戸時代から栄えた鞆の浦、弘法大師の開基と伝えられる明王院、福山の開祖・水野勝成公の菩提寺、曹洞宗南陽山賢忠寺など、歴史を身近に感じられるスポットが多数。またバラの町としても有名で、毎年5月と10月には美しく咲き誇る風景が楽しめます。◆イベント：福山ばら祭（5月）、福山夏まつり（8月）◆グルメ：うずみ、福山ラーメン◆おみやげ：とんど饅頭、バラグッズ、柚餅◆アクセス：福山駅（JR）

瀬戸内海を望む風光明媚な市。斜面に沿って建物が並び、中腹には寺社仏閣が点在。それを縫うように細い階段や路地が張り巡らされ、坂の町と呼ばれるにふさわしい景観を見せています。その独特の景観から多くの映画のロケ地にもなっています。尾道の全容を眺めるなら千光寺山ロープウェイで千光寺へ。眼下に広がる絶景を堪能できます。尾道は全長60kmの瀬戸内しまなみ海道の起点としても知られ、サイクリングで愛媛県の今治市を目指してもよいでしょう。◆グルメ：尾道ラーメン、オコゼ料理、 アイスモナカ◆おみやげ：尾道プリン、尾道ロール、はっさく大福◆イベント：尾道みなと祭（4月）、山王祭（5月）、祇園祭（6月）、おのみち住吉花火まつり（7月）、因島水軍まつり（8月）、瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ（10月）◆アクセス：広島空港からバス。尾道駅（JR）

日本三景のひとつに数えられる天橋立を有する市。リフトやモノレールでアクセスする天橋立ビューランドからは、飛龍観と呼ばれる美しい松並木を見下ろすことができます。伊勢神宮のふるさとと地元民に愛される元伊勢籠神社や、智恵を授かる文殊さんとして受験生に親しまれる知恩寺も人気のスポットです。◆グルメ：黒ちくぶっかけ、天橋立育成あさり、丹後とり貝◆おみやげ：宮津焼、京ひもの、智恵の餅◆イベント：文殊堂十日ゑびす（1月）、葵祭（4月）、宮津祭（5月）、天橋立文殊堂出船祭（7月）、宮津燈籠流し花火大会（8月）、城下町宮津七万石和火（10月）、日本三景天橋立ふゆ花火（10月）◆アクセス：宮津駅（京都丹後鉄道）

富士山信仰の中心である富士山本宮浅間大社の門前町。富士山南側から山頂を目指す富士宮ルートの入口となり、夏の登山シーズンには多くの人が訪れます。市内には白糸の滝はじめ富士山世界文化遺産の構成資産が6つあり、富士山のパワーを感じられるスポットが点在します。富士サファリパークや富士ミルクランドなどレジャー施設も充実しています。◆グルメ：富士宮やきそば、ニジマス料理◆おみやげ：乳製品、御くじ餅◆イベント：富士山本宮浅間大社の桜（4月）、富士山お山開き（7月）、富士宮まつり（11月）◆アクセス：富士宮駅（JR）

札幌といえば、ビールを思い浮かべる方が多いかもしれません。北海道最大の都市である札幌には、1972年の冬季オリンピック当時のはつらつとしたオープンな雰囲気が今なお残っています。雪まつりや、世界的にも有名なさっぽろラーメンを目当てに、海外からも観光客が訪れます。 日本料理の多様性を体験したい方は、 ラーメンのテーマ・パークを訪れてみてください。グルメな人もきっと満足できます。

台北では、おいしいものをお腹いっぱい、とても安く食べることができます。 おしゃれなレストランではないけれど、料理の質は最高です。 台湾の郷土料理のほかにも、中国各地の料理をはじめ、インド料理、日本料理、イタリア料理のレストランまであります。 満腹になりすぎないように、軽食を食べる余裕も残しておきましょう。台北の屋台料理は一度食べたら病みつきになります。

おいしい点心、離島、他の場所では見ることができないようなスカイライン。香港ならではの魅力です。 昴坪村で中国の伝統的な建築物を存分に楽しんだら、路面電車に乗って、ビクトリア ピークの頂上からの絶景を堪能しましょう。 南蓮園池の岩や緩やかな丘は、心の平安をもたらしてくれるでしょう。また、スタンレー カフェでお茶を飲むと、穏やかな気分になります。 心静かな仏教建築群、志蓮淨苑は、精神統一にうってつけです。

絵はがきの景色が広がるバリ島は幻想の世界へ誘うインドネシアのパラダイス。 さらさらの白砂が広がるビーチで日光浴を楽しみ、ダイビングでは珊瑚礁や、第二次大戦の名残でもあるカラフルな沈没船を見ながら、熱帯魚とたわむれることができます。 陸上では、うっそうと生い茂るジャングルに石の寺院がたたずみ、いたずら好きなサルたちの住みかとなっています。 「芸術の首都」ともいえるウブドは、文化的なダンスパフォーマンスを鑑賞したり、バティックや銀細工のワークショップに参加したり、またヨガのクラスで心と体をリフレッシュするのにもぴったりです。

スリランカの高地にあり、山林や茶畑に囲まれたエラ。比較的涼しく、ゆっくりと時間が流れていきます。野生動物が多く生息するこの地域では、洞窟や滝、人里離れた寺院のほか、高台から谷の間の絶景を楽しめるエラ・ギャップもおすすめ。