オーストリア航空ウィーン直行便開始に乗じて、人生初のオーストリアグルメ一人旅を決行しました。 どうせ行くならどのように満喫しようか、色々と構想を練った結果、レンタカーでオーストリア1周&ウィーンも満喫したいというてんこ盛りの計画であります。 お店選びの手順 ①「Fa...lstaff」と言うオーストリア最有力グルメガイド(無料アプリを多用)を参考にして旅全体の骨組みを作成し、ネット&メールで予約。 ②ウィーン市街のカフェ巡りは「ウィーンのカフェハウス」(河出書房新社)、「ウィーン魅惑のカフェめぐり」(実業之日本社)から選出。 ③残りは一般的な旅行誌を参考にして穴埋め。 チップについて オーストリアはチップが必須の国ですので、レストランでは必ずチップを払います。通常のレストランでは約10%以上で端数切り上げが目安(85€なら100€、150€なら170€)で、カフェなどではぴったりの金額(1~4€なら5€、5~9€なら10€、10~14€なら15€)を支払う事で差額をチップとします。 高級レストランでは明らかに邪魔な荷物を持っていたとしても「荷物を預けますか?」と聞かれます。なぜかと言うと「荷物を預ける=チップを払う」事(約5€程)が前提であるからです。 チップは財布から直接出すのは格好が良くないとされていますので、5€札や10€札を何枚か4つ折りにしてポケットに入れておき、いざと言うときにサッとスマートに出せる様にしておきます。 クレジット決済の場合は、出された明細にレストランなら10%乗せて切り上げた金額、カフェならぴったりの金額を記入、ペンが用意されていない場合は口頭でウェイターに金額を伝えますと「Thank you!」と言われて終わりです。 前置きが長くなりましたが、ウィーンまで成田空港から約12時間、夕方到着後に電車で市街まで出て、ホテルチェックイン後すぐに1店舗目へ向かいます。 1447年創業で、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ブラームス、ワーグナー、ヨハンシュトラウスなどが壁にサインを残しているオーストリア最古の老舗レストラン。 そんな凄い人たちのサインって一体いくらぐらいの価値があるんでしょうか!! もはや世界的な財産と言っても良いかもしれないレベルでありましょう。 エントランス付近にはなんと16世紀のオスマントルコウィーン包囲の時の大砲の弾が飾られております。 その頃日本はどうだったかと言うと、室町時代中期で、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が生まれる100年以上前、戦国時代の幕開けとなる応仁の乱よりも前の時代という事ですから凄いですね! 入国手続→電車移動→ホテルチェックイン等を含めると時間が読めませんでしたので予約なしでの訪問ですが、一人ですのでどこかの席に滑り込めるでしょうと言う目論見であります。 門構えは赴きある4階建ての建築にツタが張り巡り、さすが老舗だけあって雰囲気がありますね~。 入店すると予約なしなのに全く違和感なく3階の奥の部屋に通されました。 ①鶉の卵・フレッシュイチゴ入りアスパラガスサラダ12.4€(≒約1490円) ②ウィナーシュニッツェルポテトサラダ付き21.9€(≒約2630円) アスパラガスサラダは思ったよりも大きいです。これは二人分ですね。あのデカいメインを全部食べられるか不安になる量であります。ホワイトアスパラ・グリーンアスパラ・黄ピーマン・赤ピーマン・ルッコラ・フェンネル・チコリ・イチゴ・赤キャベツ等かなり具沢山。ドレッシングはシンプルながら具沢山なところはちょっと美味しいですね。一方メインのウィナーシュニッツェルはウィーンに来たら一度は食べておきたい鉄板の郷土料理。仔牛のカツレツであります。思っていた以上にデカい!!厚めのレモンを回しかけていただきますと、中の肉が薄くタタキ延ばされているため見た目よりも軽いですね。これを一人で食べるのはちょっとキツイっすね。美味しいのは確かですが、胃袋的にも多すぎる事もさることながら、同じものをこれだけの量食べるという事が厳しいです。しかしなんとか何とか頑張って完食しました。まぁ想像通りの味という印象ですね。ただこのウィーン最古のレストランへ初訪問のご挨拶行事であると思っていますので、目的は達成されました。さらに表示