まずは小いわしの刺身から。これが美味かった。青魚の臭みはまったくなし、甘いくらいの身が口の中で踊る。量的に、一人でいただくには多いくらいに見えるが、なんのことはない。美味しいのであっという間に食べきってしまう。豆腐の煮付けも酒の肴にいいな。濃いめ醤油味が進ませる。豆腐は...二段になっているのか。知らないで箸を入れると最初は戸惑う。甘辛な味付けは、割りと万人に好まれるだろうね。ポン酢でいただく魚の皮、鶏もつは普通だろう。鶏もつは金柑...ちょうちんが入ってはいるが、かっちり火が入ってしまって普通に玉子の黄身。ちょっと残念だ。面白いのは穴子の湯引き。季節でもないので、鱧の湯引きが穴子で提供されていた。湯引きで穴子は初めてだったが、まぁ...似たようなもの。鱧よりもやや味が濃いかな。とは言え、あまり変わらない気もする。少し辛めだと言う酢味噌がよく合う印象だ。生ビールから熱燗に移行しけっこう飲んだ。最後の肴として、魚皮に乗っていたあん肝だけいただけるか聞いてみたらOKだった。けど、ちょっと量が多いかな。質的には普通だった。ごちそうさまでした。
お店は早い時間の方が混むのかも知れない。お邪魔したのは18時頃で、その頃がピークか。相席もままならず断られてしまうお客様もそれなりに多数。しかし、20時頃には空席がかなりあった。土曜日なのにね。一度お邪魔したくらいでは分からないか。またお邪魔しよう。さらに表示
