初めての訪問で連泊してみました。
海沿いの立地で部屋からの景観はオーシャンビューです。かんぽの宿は来春から経営が譲渡されることが決まっていることもありスタッフはどことなく元気がありません。
建物自体は建造当初はモダンで目を引いたと思われますが経年劣化が進んでおり昭和を感じさせるような箇所もいくつか見られました。
2度いただいた夕食(九十九里定食とステーキ御前)はどちらも量があり味付けも良くて大満足でした。ただ、それと比較するとバイキングの朝食メニューはメニュー数こそひと通り揃っているものの目玉になるようなものが無く(小鉢に入った刺身はありました)いまひとつといった感じでした。
大浴場は1Fと10Fに分かれており10Fだけが宿泊者専用です。
1Fは日帰り入浴の地元民が多く8割ぐらいが地元民でした。打たせ湯は故障したまま放置されており(男女どちらも!)修繕する気は無さそうでした。
これだけ広大なスペースなのになぜサウナを設置しなかったのか?残念なところです。
10Fは宿泊者専用ですが露天風呂は2~3人で満杯になってしまうようなこじんまりしたスペースしかありません。露天に隣接した場所に休憩できるそこそこな広さのデッキがありますが寒い時期だったので誰も利用してませんでした。ここを露天風呂にすれば売りになりそうなだけにもったいないと感じました。
宿泊した和洋室は十分な広さなのですがバルコニーの床が清掃されておらず汚れてたのが気になりました(尚、wifiはストレスなく使用出来ました)。
また、暖房が効きすぎて室内の空気が乾燥するので喉が渇きます。あまりに寝苦しいので2泊目は空調をOFFにしたら丁度良くなりました。
喫煙者の当方は禁煙ルームに宿泊すると必ず喫煙コーナーを探しますが1Fの大浴場前と2Fレストラン奥の2カ所しか無く往生しました(2Fはレストランオープン時以外は使用不可)。
1Fの喫煙コーナーは薄汚れたスペースで隙間風が入り寒さとの戦いになります。
来年度から経営権が変わることもあり改善が必要と思われる箇所もお金をかけずそれまで放置してるように見えました。経営権が変わった後にどのくらい改善されるかに期待したい宿でした。