正直、これだけの規模のホテルを維持されていくのは大変な事と想像します。ましてや、コロナか禍の中、温泉街もほとんど人通りがなくひっそりとして寂しい限りでした。この様な中で申し上げるのは大変気の毒な事ですが、泊まってみてかなり残念な思いをしました。温泉に泊まっての一番の楽しみは食事です。しかし・・本当に板前さんが作ったのかと思ってしまうレベルの食事でした。鮎の塩焼きはいつ焼いたのか?焼いたのを後から温めたのか?メインはすき焼きでしたが、栃木フェアーとかで餃子が出たと思えば出来合えののドミグラスソースどっぷりのビーフシチュー。鮎、餃子、すき焼き、ビーフシチュー・・びっくり仰天の組み合わせでした。次の朝も、忘れたころにお代わりを聞きに来られ、お味噌汁が欲しいと孫が頼みましたがもう終わってしまったとの事。このご時世でスタッフも減らしてやりくりされているのでしょうが、休日でもそんなに多くないお客さん。こんな時ですから、来られた客を大切にされたらアフターコロナ、次にきちんと続くんではないでしょうか・・若いスタッフの方には笑顔がありましたが、フロントを切り回していた女性にまるで笑顔がなく・・せっかくの旅がつまらないものになりました。どうか、このコロナ禍を乗り切るためにもう一度温泉を訪ねる客の気持ちを思い出していただきたいものです。