外観、内装、スタッフのふるまい等々、休暇村やかんぽの宿などの様な公共の宿のような雰囲気です。決して旅情を掻き立てるような”雰囲気”はありません。実際にかつては老人ホームだったようです。村上駅からはタクシーで10分/約1,500円ほど。宿の送迎は無し。路線バスがありますが、瀬波温泉の中心からは外れの方にある為、バス停から15分くらいはあり、本数も少ないです。つまり自家用車以外の場合は、タクシーが一番の足。往復だと3,000円かかるので、そのへんの出費も念頭に。
景色は日本海が全面に広がり、右手に粟島、左手彼方に佐渡島が見えます。部屋はもちろん、大浴場からも。瀬波に来た以上、一番のメインは日本海に沈む夕陽だと思いますが、この日の日中の天気は好天だったものの、夕方の頃には雲がではじめ、やや消化不良。50点くらい。こればっかりは天気の事なので、仕方ないですが、最高のコンディションの時の絶景は想像に難くありません。
お料理は海の幸がメインです。焼き物の鮭(鮭の焼漬?)が、とっても厚目の切り身で、これはおいしかったです。他にもズワイガニ、お造り、鰈の唐揚げ、めかぶ、と並んだものの特に書くことはなし。まぁ普通です。むしろ何の変哲もない和牛の陶板焼きのお肉がおいしかったです。この地域なら村上牛あるいは、米沢牛かもとも思いましたが、お品書きには和牛とだけ書かれているだけでした。宿泊料金等も考慮すると十分だと思います。