この時期、トロッコ列車も終わり、紅葉も終わり、冬の花火も見られない。という閑散期の中での宿泊でした。なのでお泊りのお客も少なく、寂しいかんじ。
そして、なんだか館内は薄暗く、建物は古い。受付の方も案内してくださる方も、廊下ですれ違うスタッフもみな、男性。何となく女性がいないと華やかさに欠けるような。そんな思いであんまり期待はしてなかったのですが、
お部屋はリニューアルされててきれい。良かったのはベッドがシモンズ製でぐっすり寝れたこと。部屋の照明が暖色、寒色に切り替えられるタイプげあったことも良眠の因子となりました。
ちょうど、その日は宇奈月温泉は夕方から雪。川沿いの露天で雪見風呂。このお風呂もリニューアルされててお湯加減もよく、貸切風呂も含め何度も温泉三昧。ただ言わせてもらうと簾がちときたなくて安っぽい。せっかくのお風呂なのに残念。
手で簾を持ちながら景色を見る。という感じだったので、巻き上げられるタイプの簾にしたら景色も楽しめるのに。
蟹の季節なので、蟹コースにしようか、料理長おすすめコースか予約時に迷ったのですが、当日単品で蟹料理がオーダーできると知っておすすめコースにが蟹の刺身と蒸し蟹を追加。結果的にオッケー。蟹も楽しめ、ブリしゃぶや白エビ、他の海の幸も堪能できました。料理はどれも美味しく、丁寧に心込めてつくっているのが伝わりました。お給仕の人の運んでくるタイミングも接客サービスも気持ちの良いものでした。
お客が少ないせいもあったのか、廊下とかが寒く感じました。桃源という名前のホテルなので浴衣、タオル類、歯ブラシ、色々なものがピンク色でした。ただ、歯ブラシは2本とも同じ色なので主人のと区別するのに困りました。少し色を変えたピンクにしたらいいかと。
美味しい料理と蟹と雪見風呂、そしてベッドで爆睡。
いい時間が過ごせました。