地域のグループで毎年、慰労会で旅行に行っているのですが、今年は１泊２日のカニ旅行を目的にこの宿を見つけ利用しました。　今回は電車を利用したため、宮津駅まで迎えに来ていただきました。　宿は海沿いの静かな場所にあり、それだけで癒しでした。　建物は和風でロビーにフロントというようなものはなく、奥に海を望める７～８人座れるソファーがあります。　玄関入るといきなり女将さんの元気な声の出迎えを受けました。　２階の部屋に案内され、窓からは波穏やかな海が見えます。　窓は２重サッシになっており全く音は入ってきません。　もともと静かなところですが、早朝とかは漁船の音がするのかも知れません。　窓を開けると海面にはカモ？が数羽泳いでいてのどかな景色です。　右手向こうには日本三景・天橋立の景色が見えます。　まずはピント湯と呼ばれる温泉へ浸かることに。　浴槽は多くても１０人浸かれたらいいかなと思われる広さ。　洗い場もよく覚えていませんが５～６人だったと思います。　湯の色は黄色っぽく薬草風呂な感じでしたが、肌は浸かるとヌルヌル、上がるとすべすべという感じでした。　さて、楽しみのカニの夕食です。　予算の関係で主に冷凍ものを使ったコースにしましたが、量は多く、味も十分に満足できるものでした。　朝食もまた美味しくいいただきました。　宿には売店はありませんが、早い目に申し出れば土産用のカニを用意していただけます。　帰ってから開けてみましたら金額以上に立派なカニが入っており、家族で美味しくいただきました。　
また機会があれば利用したいと思います。　
【補足】行く前に悪い口コミも拝見し、期待半分でしたが、私たちは皆大変満足しました。　庶民的な宿ですので、高級感を期待される方には向かないかもしれません。

【結論】
この宿が旅館ではなく、民宿と掲げていて、値段も半分ならばよし、とするが、旅館としてあの価格を取るのであるならば、さまざまな点で不満が残り、気持ちのいい滞在にならなかった。がっかり。再訪なし。
【気になったところ】
①　家族経営とみられる。夕食は部屋食だが、料理を運ぶ高校生らしき男の子はジャージにＴシャツ。布団の上げ下げならともかく、料理の配膳、です。
②　隣は小さい子ども２人連れた家族連れ。夕方から深夜まで部屋中を走り回り、ぎゃあぎゃあ大騒ぎ。朝も７時前から大騒ぎ。声は聞こえる、走り回ってバスドラ並みにずんずん響く。その家族も家族だが、空き室もある中、薄い壁しかない隣の部屋に配置して、何も思わない、という気遣いのなさにがっかり。ちなみに私はひたすら我慢…。
③　温泉、だが、お風呂はお湯が流し続けられているわけでもなく、浴槽に張りっぱなしのお湯があるだけ。家のお風呂のよう。温泉気分は全くなし。
④　お料理は美味しい。これだけは間違いなくいえる。ただ家庭料理の延長なので、凝った料理は出てこない。
⑤　夕食時に「冷たいお茶はあるか？」と聞くと「あります」と言って、持ってきたのはウーロン茶のビン。「まさか」と思ったので、あらためて「これがお茶ですか」と聞くと、それも「はい」。翌日会計をみると、しっかり「ウーロン茶３００円」と計上さていたので、「有料の説明、一切なし」とクレーム。女将は「うちは冷たいお茶は全部有料」といいつつ、不満顔で会計から引く。有料かどうかを確認しなかった私も悪いのかもしれないが、飲み物のメニューを示すわけでも、説明するわけでもなく、課金されるのは納得いかず
⑥　クレジットが使えない。
⑦　二人連れだったので部屋は小さめ。上記のように壁が薄い。洗面台の近くの壁が剥がれていた。
⑧　夏なので、ポットに氷を入れたお水をもらったが食事が終わると「置いておけない」と。お風呂に入って、寝覚めに、と、冷たいお水、飲みたくないですか？
⑨　ウーロン茶のいきさつがあったせいか、宿を出るとき、見送りなど一切なし。旦那さんの声で奥から「ありがとうございました」とは聞こえたけれど、女将の声も姿も全くなし。もう来るな、ってことでしょうか。

天橋立へ旅行へ行った際に宿泊しました。到着が遅くなる時には連絡をいれたほうがよさそうでした。建物内は木のぬくもりがあって、またとても清潔でよかったです。また、朝ごはんは和食で種類が多くてどれもおいしいかったです。