駅近くの踏切から竹林の急坂を登ると
玄妙庵の玄関にたどり着く
雨の中で車で行った事もあり
傘をさして出迎えてくれた
記帳をすると
ウエルカムティーを頂けるが、眼下に
広がる天橋立に圧倒される
落ち着いたあと
お部屋へと案内される
そうすると天橋立に向かって座椅子が置いてあり、そのまま座ってみているだけで、もう十分な感じがした
それだけで十分なのに
調度品
生け花
挿し花
絵画
蔵書
利き酒
露天風呂
歴史
そして
微に入り細に入った料理
そつのない軽やかなおもてなし
お部屋での朝食
どれをとっても日本のすべての文化が凝縮されている
表現に適しているか分からないが「おばあちゃん」を思い出した
少し値段が高いと料金を見た時に感じる方もあるかと思うかもしれないが、それ以上の価値を感じられる稀有な宿です