車椅子の祖母を伴っての旅行。
あまり外を観光で移動できないため、眺望を優先して、九世というお部屋に泊まりました。
部屋へ足を踏み入れてみると、正面に広がる天橋立。
こちらのお宿は
絵葉書でよく見る、あの、景色そのままの姿を楽しめる、絶好の立地に立っています。

２つ続けて大きなガラス張りの窓が設置されていて、朝に夕にと、遮るもの無く天橋立の美しさを堪能できました。

歴史あるお宿とあって、館内は全体に落ち着いた設え。
家具も昔ながらの上質なモノが現役で使われていました。
宿泊した部屋には、以前紀子様がこちらのお宿へお泊りになられた際、特別にご用意されたというソファーもあり
祖母などはとても喜んでおりました。

(余談ですが、こちらのソファーに腰掛けて写真を撮ると、とても写真写りがとても良かったです。笑)

館内は車椅子の乗り入れができませんが、
全体に小さくまとまった構造をされているので
さほど不自由を感じること無く
大浴場も含めて存分に楽しませて頂きました。

山の上の静かな夜と、
スタッフの方の細やかな心遣いに癒される、
素敵なお宿でした。
また、天橋立方面へ旅行の際は、利用させて頂きたいと思います。

2泊しました。そもそも天橋立の眺めがすばらしい。その分山の中腹にあります。しかし、町にある玄妙院カフェ（こちらは近代的なカフェです）で呼べばお迎えもしてくれますし、場所は最高です。夏の夜には天橋立がライトアップされます。
食事は京料理らしく薄味です。2泊目は1日目と違い、肉も出ました。カニは11月6日からだそうです。
談話室があり、古い本やピアノが置かれています。19時までは利き酒もできます。風呂からの眺めもいいのですが、温泉ではないです。ジャグジーあります。
部屋数も少なく、従業員の方の気配りもあります。かなりホスピタリティが高い宿で、リピートする価値はあります。
ただ、気を付けなければならないのは、天橋立自体の観光の状況です。観光協会主催のツアーに入りましたが（詳細は別機会にと思いますが）ひどいものでした。