今はやりの部屋に露天風呂を設営して、部屋からほとんど出ないで過ごせる温泉宿。メゾネットタイプにして、寝室を二階に、一回にはリビングとお風呂を。お風呂も内風呂と露天を並べている。
一見、豪華な今流。しかし、よくよく見ると、そこにはいくつかの問題点が存在。
1/二階の寝室の横に、存在が不在の個室が存在している。使い道なし。
2/一階のリビング、二脚のイスと机、そして、畳敷きには、テーブルと二脚の座椅子。配置が悪く、使い勝手が最悪。
3/お風呂も、内風呂と露天が並列。一見豪華。しかし、使い道を考えると、内風呂は不要。シャワーがあれば十分。なぜこうしたかの理由が不明。
部屋のレイアウトは、どう考えても素人の付け焼刃の設計。部屋付き露天風呂があれば、それなりの料金が取れるとばかりに、盛り込んだ仕様に思えてならない。
温泉旅館には、長年の伝統に裏打ちされた佇まいが必要なことを痛感。残念