のんびりしたいなら、オススメです。庭の雑草で歩けないとの口コミが有りましたが、自然な様に見せて一定の高さ以上にならないようにしっかりと手を入れているお庭なのでじっくり観察して欲しいと思います。薬品を使わず、ハーブを使って虫が少なくなる様に工夫しています。温泉は最高でした。衛星面の管理もしっかりされているようです。食事は素朴ですが高品質なモノを提供して頂いているのがよく分かりました。華麗な懐石料理を期待される人は別のお宿をオススメします。
最安値のお部屋に宿泊しました。おそらく玉の湯さんで一番お安いお部屋で1人/35000円程度のお部屋でした。格安でしたので正直期待はしていなかったのですが、お部屋も素晴らしく、部屋風呂も広くて気持ちが良かったです。アメニティも十分満足出来る品揃えでした。お部屋の冷蔵庫内フリードリンクで有り難かったです。お食事も美味しく大変満足出来ました。翌日亀の井別荘に宿泊したのですが、同じく亀の井別荘の最安値の1人41000円のものと比較すると圧倒的に玉の湯さんのお食事、お部屋、大浴場《大浴場からの由布岳の眺め素晴らしいです》、接客等の方が格段に素晴らしかったです。次回は一番お高いお部屋に宿泊します。有り難うございました。
お部屋のお風呂のお湯はガッツリ熱く濃く、気持ちの良い寝具でぐっすり眠って元気回復しました。そして何より、ご飯が本当に美味しかった!華美ではなく実直でシンプルな美味しさでした。夕食のサーブをしてくださった方のお話も心地よく、楽しい時間でした。行く前は「由布院は素敵な旅館がたくさんあるから他のところも行ってみたい」と思っていましたが、今は玉の湯さんに季節を変えて何度でも行きたいと思います。
初めての利用です。玉の湯の敷地に入った途端、喧騒から遮断されたような空間が待っていました。ラウンジにてお茶と茶菓子の提供を受けながら丁寧な対応でチェックインを行い部屋まで行って案内されました。部屋は桑という部屋で二階に客室、一階は玄関源泉かけ流しのお風呂が付いています。客室は広く15畳程の和室とツインベッドの寝室と小さなリビングに分かれています。ウッドデッキもあり椅子がセットされていましたが虫が苦手なため利用はしていません。年配の方や足が悪い方は一階と二階の昇降が大変かと思います。夕朝食は広い庭園が望める個室を用意して下さいました。温泉宿では懐石料理に慣れているため戸惑いますが、玉の湯さんでは前菜は2人で取り分けするように一緒に盛り合わせて提供されます。基本は山の幸を食材としているようです。メインは2人だと別々に一品選択できてフィレ肉の炭火焼と車海老のシャブシャブをお願いしました。フィレ肉は今まで食べてきたステーキの中では断トツ1番!200g以上「2枚)あり、味も最高でした!車海老シャブシャブはクレソンをたくさん入れて海老と頂きますがこれも美味い!クレソンは山の様に提供されます。接客の係の方も素晴らしく最後まで感動の夕食でした。豪華さばかりを求めるのではなく素朴な料理を丁寧に提供される喜びを体験できます。夕食の時間にスズムシの声だけが聞こえてくる贅沢な時間でした。朝食は決して豪華ではないですが、上質な食材で上質な和定食を頂けます。名物のクレソンスープは和定食でも提供されます。椎茸と餅の網焼きも付きました。朝食の係の方も素敵な笑顔と接客で最高!帰りはゆっくりし過ぎて時間に追われましたがお見送りもお土産まで頂戴して(直接宿への予約特典)有難い!本当にお世話になりました。滞在中、何一つ不満や不自由なことはなくノーストレスで非日常の贅沢な1日を過ごせる素敵な宿でした。
毎年恒例、夏の三泊四日家族旅行の最終日の宿として宿泊。初めての宿泊でしたが概ね満足のいくものでした。ただ、一見客に対しては足元を見てから接客するのか、気になる点もありました。【接客・サービス】座椅子や浴衣、スリッパなどの数について、小学生を含めた4名の宿泊にもかかわらず、3名分の準備のみ。また、部屋の鍵も最初は一つのみで、こちらの申し出により追加で持ってくるという対応。その他、アップルパイ予約可否を確認すると回答するという風に、聞けばそつなく答えてくれますが能動的な対応はありません。【客室・アメニティ】宿泊した部屋は10畳二間に通しの廊下、読書室があるゆったりした造りで寛げました。ただ、和室に敷いてもらった敷布団が一枚というのは、このクラスでは驚きです。また、アメニティは竹ふえまでとは言いませんが、もう少しランクアップを期待したいです。その他、宿泊層を考慮してとのことと思いますが、手洗いが固形石鹸だけというのは、このコロナ禍で使い回しを避けるという観点からハンドソープで対応すべきと思われました。また、女性用コスメがなかったことも対応が必要かと思われます。あと、トイレの匂いに対する対策は急務です。【施設・設備】雨で利用できませんでしたが、計算された庭園にベンチがあり、ゆったりした時間が流れるような造りになっています。敢えて部屋などに時計を置かないのも時間を忘れてゆっくり過ごすためとのことで、徹底したコンセプトが貫かれています。【食事】夕食について、メインのヒレ肉などコストもかけており美味しくいただきました。八寸や煮物の味は少し濃い気がしましたが、鴨鍋の出汁の味は絶品でした。また、朝食時の一人ひとり違う要望にもきめ細やかに対応されるのには感心させられました。【バス・お風呂】特筆すべきものはありませんが、内湯は屋根も高く、露天風呂も開放感がありました。また、部屋付きの内風呂があるため他の宿泊客と混み合うこともなくゆったりできました。【総括】常連客の方は、田舎に帰るような気持ちで利用されるのでしょう。また、我々もまた帰りたくなったらお邪魔しますので、迎えていただけますと幸いです。