JR学研都市線四条畷駅から北東へ徒歩約10。コミュニティバス・京阪バス・近鉄バス塚脇停留所下車すぐにあります。南北朝時代の武将楠正行(くすのきまさつら)の家臣で、賢秀討ち死の地と伝えられています。賢秀は勇将として知られています。正平三年(1348年)四條畷の戦いの際、正行が討ち死した後も一人で敵将高師直(こうのもろなお)の首を討とうとしましたが果たせず、敵に首をはねられました。地元ではこの首が敵の喉に、あるいは鎧に噛みついて離れなかったと言われています。地元のでは、昔、ある人が歯痛で苦しんだ折にこの賢秀の墓所で祈願したところ治ったことから、賢秀は「歯神さん」と呼ばれて厚い信仰を受け今日に至っています。道路沿いにありますが、楠の木が印象的な墓所です。