小ぶりなお堂の中に十一面観世音と2体の大仏が姿美しく並んでおられます。 まず音声解説が流れ、そのあとに解説員の方が説明されます。 解説員の方はとても詳しく説明されるので、足腰の弱い方は席が潤沢に用意さ... 続きを読む
小ぶりなお堂の中に十一面観世音と2体の大仏が姿美しく並んでおられます。 まず音声解説が流れ、そのあとに解説員の方が説明されます。 解説員の方はとても詳しく説明されるので、足腰の弱い方は席が潤沢に用意さ... 続きを読む
聖武天皇時代に彫られたと言われている国宝の十一面観音像が安置されています。作成様式を見ると9世紀という専門家の意見もありますが、どちらにしろ素晴らしいものです。境内も奇麗に整備されています。
こじんまりとしているお寺。国宝の十一面観音はやはり素晴らしいです。収蔵庫の案内の方がとても親切にご説明下さいました。地元の方が温かく祀っていらっしゃって、観音様への思いに溢れておられます。気持ちが洗われました。
琵琶湖の鬼門にあたる長浜市の高月から木之元にかけての地域は、「観音の里」として知られています。村ごとに建てられたお堂に祀られた観音像が、村人によって戦火から守られ、今に残されているのです。その中でも、渡岸寺観音堂に安置されている十一面観音像は、優美さで群を抜いており、国宝に指定されています。しなやかな肢体とくびれた腰回りは、法隆寺の百済観音を思わせるほど。観音堂ではご住職が、他の十一面観音像と比較しながら、丁寧に解説をしてくれます。
渡岸寺観音堂は、向源寺の寺院ですが、場所は、違いますので、ご注意ください。
ここの十一面観音像は、滋賀県で唯一の国宝で素晴らしいです。
なんとも言えない美しき十一面観音。表情も豊かで、立ち姿は、何周も観たくなるほどどの角度でも味わい深い。背後から見ると、美しい女性の身体のラインに見えるが、正面からは、キリッとした男性にも見える。
もう10年以上も昔になるでしょうか、国宝ばかりを集めた展覧会で、一際目を惹いた美しい十一面観音さまがいらっしゃいました。
その当時は「向源寺 十一面観音立像」と呼ばれていましたが、現在では「渡岸寺 十一面観音立像」と呼ぶようです。向源寺とはこの像を管理しているお寺さんのことのようです。
最寄り駅の高月駅を、東口に出て左手へ。街灯の柱にある案内を見ながら進んで下さい。10分弱ほど歩きますが、迷うことはないと思います。
ちなみに私は駅から直進してしまったため、迷いました。
お正月の二日、小さな駅の観光案内所はお休み。そんな日だからでしょうか、境内に訪れる人もまばらで、ゆっくりとお参りの時間を楽しむことができました。
像の周りは覆うものも無く、360度ぐるりと回って拝観することができます。
珍しい玉状の耳飾りを着け、しなやかで優美なお姿の観音さまです。
しかし後頭部には、十一面観音に特徴的ながら滅多に拝む機会のない「暴悪大笑面」(人間のどうしようもない愚かしさを凶悪な笑顔でもって笑い飛ばす、仏の一相)が、ばっちり刻まれています。
どうぞお見逃しなきように。
渡岸寺と言うのは場所(集落)の名前。向源寺の観音様(国宝)は渡岸寺観音堂と言うお堂に安置されている。とにかく美しい。宗教に縁が無くともその姿は見る者を魅了する。頭部が大きいのに全体のバランスが取れている。耳の後ろに顔が有るのを初めて見た。後頭部の顔は「暴悪大笑面」と言うそうだが、後ろに回ってまじかに見れるのはめったに無いそうだ。此処に来たら是非見落とさぬように。写真は撮れなかったがパソコンで見る事が出来る。貰ったパンフを三行読むと眠く成る。解りやすく興味がわくようなバンフを作って欲しい。でもきっと又観音様に会いに来ると思う。