過日、標茶方面で所用が有り、二食付きで温泉が有り、口コミの評価が概ね良好の宿舎ということで宿泊しました。
場所は標茶駅を背にして左折し、線路沿いを直進します。横断歩道と踏切がある所に看板がありますので、直進し、突き当たりを右折、左側にホテルがあるというイメージです。私は国道44号線から道道14号線を北上し、踏切に看板が見えたので渡りきって左折し、直進、突き当たりを右折、左手にホテルでした。
二階建ての小さなホテルで、温泉は日帰り客も入れるとなっており、時間帯によっては混み合うことと存じます。因みに、温泉の洗い場は6箇所、打たせ湯(温泉)とバブルバス(温めの温泉)、大きな湯船(熱めの温泉)、露天風呂とあり、すべてアルカリ性単純泉だそうで、茶褐色の湯には驚きました。
部屋は所謂シングルルームで、洗面所とトイレしかなく、風呂は温泉でというコンセプトでしょうか。蚊取り線香を焚いて虫除けをし、それが豚が口を開けた奴で、懐かしく思われました。
食事は口コミでは余り評価されていなかったようです。私はスタンダードプランだったので、皆さん残念というコメントが沢山有ったのですが、私は値段の割には良く思いました。内容を思いつくままに書くと、漬け物、鰹と鱒と甘エビの刺身、昆布とタコの酢味噌和え、タマネギ、ピーマン、もやし、豚肉、鶏肉の陶板焼き、味噌汁で、本州で猛暑日にやられた私には丁度良い量でした。
朝食は、生卵、納豆、鱈の塩焼き、タコの卵の塩辛、ほうれん草のおひたし、漬け物、標茶の牛乳で、これも私には満足です。
さて、何故屋号が「テレーノ気仙」というのか、フロント主任に聞いてみると、テレーノとは、イタリア語で湿原、気仙は「きせん」と読み、創業者の氏名だそうです。
季節と時間帯によっては丹頂鶴も遊びに来るそうなので、見に行ってみて下さい。