ツインまたはダブルということだったので、ダブルベッドをリクエスト。そのとおりにしてもらえた。
立地的には、白馬村中心部？と思われるところからちょっと離れているので、車がないと難しそうな場所だった。到着したのが17:30前くらいだったせいか、残念ながらホテル建物前の駐車場は満車で、ちょっとだけ離れた（数十メートル）場所に駐車することとなった。
建物は英国チューダー様式の建物で3階建て。エレベーターはなし。階段はちょっと急なので小さいお子さんとか高齢者の方はちょっと大変かもしれない。
室内は、ベッドの置いてあるエリアと、テーブル＋椅子エリアに分かれている感じで、結構広々としていて清潔。3階（最上階）の部屋で、屋根裏部屋でもあったためいちぶ天井が斜めになっていて頭上注意だった。備品としては、寝間着、電気ポット、カップ2個、インスタントエスプレッソオレ（スティック2本）、歯ブラシ、スリッパ等。浴室にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープのボトルはあって、ハンドソープ類はなかったので、洗面所でもボディーソープを使うことなのかな？と推測。バスタブとシャワーもヨーロッパ式で非常におしゃれだったのだが、残念ながら私には使いにくく、普通のユニットバスのほうが気楽かなと感じてしまった（所詮は庶民ということでしょうか・・・）。テレビの置いてある棚のところにコンセントが二つあったので、各種充電（スマホ等）には困らなかった。
朝食は7:30-9:00で、トースト、マフィン、オレンジジュース、ヨーグルト、目玉焼き、ベーコン、サラダ、そば粉のガレット（チーズ入り）、コーヒーor紅茶。おいしくいただきました。
（目玉焼きではなくスクランブルエッグのほうが好きなので、事前にリクエストしておけばよかったとちょっと後悔）。

毎年スキーシーズンに来ています。
エントランスにあるロビースペースは、ヨーロッパのスキーリゾートホテルと同じような雰囲気があり、一日中暖炉の前で世界各国から集まって来た常連客やスキーヤー達がのんびりとお茶を飲んだり語り合ったりしています。
そこで培われた繋がりは毎回私達の宝物。
(ロビースペースには飲み物やケーキなど一日中自由に飲食出来ます)
毎晩頂けるお夕食も、朝の朝食も最高の食材で楽しませてくれます。(連泊だと和風にしてもらえたりとわがままも聞いて下さいます)
オーナーの行き届いた心遣いが隅々まで行き届いていて、毎回最高の気分で旅を締めくくれるので、わざわざ遠いヨーロッパまで出かけなくても十分満足します。それに日本を代表するスキーリゾート(八方、栂池、五竜、岩岳など)に至便な白馬ラネージュ東館は、多少お値段は張りますが、人生のリセットや記念日などに来られると、新しい英気と発想が湧くのではないでしょうか？
ここは日本の数少ない本格的なオーベルジュとして世界中に自慢できます。
特にウィンターシーズンはロビーの窓から見える雪が降る様子が世界中のどんな景色よりもロマンチックで、都会の喧騒から逃れられる至福の安らぎを感じさせてくれますよ。

八方にスキーに行くときはもう30年前からよく利用しています。
和田野の森にあるのでリフトを乗り継いで黒菱で滑るには最高の立地にあります。
このホテルか大型ペンションかわからない素敵なホテルは外観そして内装もとてもおしゃれです。
そして食事がいいのが魅力です。
フランス料理のフルコースといった感じで価格に見合ったすばらしさです。
ところが料理にとても工夫を凝らしているからでしょう。
宿泊する日で当たり外れがあると感じます。
とても美味しかったとかフランス料理らしいと感じる時と今回は失敗作だなと感じる時があります。
鴨のオレンジソースがけが時々あります。これは本当に当たりです。少し癖がある鴨にオレンジソースがかかって本当のフランス料理ではないのですが楽しめます。
おしゃれな大型ペンション風ホテルですから、やはり建物の外観のおしゃれさに見合った素材を生かした料理を提供してほしいですね。
一度、ここで宿泊してとても面白いことがありました。
バスルームが清掃途中で雑巾が洗面台の上にあったのですぐにフロントに「清掃がまだ終わっていないようですね」と言ったら一番豪華な部屋に換えていただきました。部屋にホテルのシンボルになっている塔があり少し広くて眺望も良く素敵なお部屋でした。
何年も営業しているとこんなミスもあるのですね。ホテル側の配慮もすばらしくとても得した気分でした。
価格的には普通のペンションよりも高いですが本当に安心して利用できるホテルです。
八方でスキーをする方にはおすすめです。