半露天風呂付きの部屋をリザーブしたか、価格の割に残念なところが多すぎる。入口が古い鉄筋コンクリートで一般客相手の「山の宿・流辿」と同じ。それなりのイメージを期待していたがかなり裏切られた感じ。そこからいわゆる離れの観山聴月に行くのだが、流辿の大浴場へアプローチと同じ通路で、泊り客の鑑賞などの書かれたボードなどもあり、かなり庶民的雰囲気。さらに、カードキーで観山聴月のドアを開けると、いきなり上り階段。えっ、ここ登るの?という感じだった。上った先がフリードリンクのあるロビーだが、ゆったりリラックスするには椅子が安物すぎる。指定された部屋はKAWAUCHI。一見インテリアは小洒落ているが、居間スペースがビニール畳。窓にはカーテンがなく遮蔽用の板戸のみ。コンセプトはいいのだが、もろもろ残念すぎる。
料理は品数が多く盛り付けなど洒落てはいるが、味は平凡、印象に残る料理がなかった。部屋付きの半露天風呂はなかなかよかったので、これのみで星4っつにしておこう。夜涼しいのも何よりでした。