歴史好きなら絶対きてみるべき。じゃっかんひやっと寒い空気が流れてきますが、過去があるから現在があり、現在があるから未来がある。
歴史好きなら絶対きてみるべき。じゃっかんひやっと寒い空気が流れてきますが、過去があるから現在があり、現在があるから未来がある。
秀吉軍と家康軍の小牧・長久手の戦いの古戦場の一部が公園となっている。リニモを使うと便利。今は市街地だが、戦国時代の雰囲気を想像しながら歩きたい。
歴史上では「小牧・長久手の戦い」として知られる1584年の戦場跡地の公園です。
公園自体は資料館等のリニューアルも行っている最中で、私が行った時には公園の駐車場も入れなかった為、通りを挟んだ長久手古戦場駅のコインパーキングに車を停め公園内を散歩しました。
この長久手古戦場駅は愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の駅で高架線となっている近代的な駅で隣にはイオンモールもあり賑やかで「古戦場」の雰囲気とは大分離れています。。。
ここで行われた戦さは、織田信長が明智光秀に討たれ、明智光秀を羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が討ったことで一気に秀吉が台頭し、元々の有力家臣だった柴田勝家と争い勝利したことで一気に覇権に近づいたことで、そこに信長の次男(三男と云う説もある)の織田信雄が徳川家康と同盟を組んで秀吉と対立した・・・という背景があります。
ここ長久手での戦さだけで云えば織田・徳川軍の勝利となっています。
ただ、全体的には互いに消耗戦となって、それぞれが同盟に引き込んだ各地の大名も含め全国的に戦乱が広がり、互いに危機感(兵力が薄い自領を他の大名に狙われる)を持ち、秀吉が持ち掛けた織田の領土を一部、秀吉に割譲する形で休戦という形で終わります。
この早いタイミングで戦さを終わらせたことが後に秀吉が覇権を握るキーポイントになったと思われます。
もしここで長々と戦さが長引けば最終的に勝ったとしても、次に他の大名に仕掛けられたら余力は無かったと思われるし、余力を残して優位に終わらせた事で織田から奪った領土を秀吉方の大名に与え、更に敵方に付いた紀州や四国を制圧して勢力を拡大しています。
ここで気の毒なのは織田・徳川に付いた紀州・四国の勢力で「なんか秀吉が調子ノッてない?一緒にシメようぜ」と云われて協力したのに「いや、秀吉なかなか強いね・・・休戦するわ。。。」と突然ハシゴを外され『秀吉が怒ってコッチを攻めて来てんだけど・・・』となっても「いや、休戦の約束しちゃったから動けないんだよね、頑張ってね。」と云う展開になってヤラれてしまう。。。
公園と道路を挟んで直ぐの場所にあるイオンモールと古戦場の雰囲気のギャップも含めて色々と考えさせられる場所でした。。。
長久手古戦場公園は秀吉と家康が激烈な戦いを繰り広げた主戦場跡地です。
公園内には郷土資料館があり歴史的な展示物があります。
歴史好きなら絶対きてみるべき。じゃっかんひやっと寒い空気が流れてきますが、過去があるから現在があり、現在があるから未来がある。
秀吉軍と家康軍の小牧・長久手の戦いの古戦場の一部が公園となっている。リニモを使うと便利。今は市街地だが、戦国時代の雰囲気を想像しながら歩きたい。
静かな緑豊かな公園となっております。イチョウがこれから紅葉が始まり、秋が楽しみです。天下をかけた戦の後とは思えない静けさです。
名古屋から豊田方面へ抜ける県道、リニモ沿いにある公園です。ショッピングセンター、トヨタ博物館も近く便利な場所です。敷地内に資料館がありますが残念ながら6月1日に閉館となりました、新たな資料館は令和4年に開館予定です。